2008.
12.
31
「眉しろき老人(おいびと)をりて歩きけりひとよのことを終(をは)るがごとく」
斎藤 茂吉
あと一時間で、バンクーバーも新年となります。
妹の旦那様がインターネット回線を使って録画してくれていた紅白歌合戦を、こちらの時間の7時から上映して、気分は日本の年末です。
2009年、さらに価値感が急速に変化していく年になるかもしれないな、と感じています。
「お金」という概念が変わっていくといいなと、密かに思っています。
生きるうえで必要不可欠なもの(と思われていて)、人の欲の対象ともなる「お金」。
日本の、そして世界の「お金」「経済」の信用や流通を保持する職場に15年ほど勤めていました。人々の幸せに直接繋がっていることなのかな、と、疑問を持ちながら、しかし世の中の役に立っている、と思いながらの勤務でした。
高度にシステム化した社会においては、物々交換よりも便利なのかもしれない、けれど、金融システムが高度化することによってもたらされたものは、けっして便利というだけのものではなかったですね。
今年秋から始まった世界金融危機。
こうなることはあらかじめ、うすうす分かっていながら止められなかった、そんな出来事なのかもしれない。
そう思うと、これは始まりに過ぎないと思うのです。
ピークオイル。
地球温暖化。
分かっているけど止められない、今の便利な生活。
ある日から突然、歯車が違う回転を始めるまで、分かっているけど止められない、のかもしれません。
多くの方々が、このままではいけないと動き始めている、
「お金」を持っていても、何の役にも立たないというような、価値感の変化が起こるかもしれない。
そんな、リスクもきちんと見ながら、
だからこそ、今一番大切なことは何か?を、ひとりひとりが、自分で見出し、自らの感覚を信頼して行動するときなのだろうと思います。
どんな未来を見たいのか、どんな未来を体験したいのか。
その夢を描き
自分の内側から沸いてくる直感、感覚、それに耳を傾ける。それに従って動く。
リスクを踏まえ、そして
人と人、国と国、人と自然、人と地球、人と宇宙とともに
未来を創造するために
未来を描いて、自分を信じて進みたいなと思います。
わたしが大切にしている価値感の一つに「楽しむ」という言葉があります。
そして、常に「今が一番幸せ!」という気持ちで生きています。
楽しみながら、幸せと感謝を感じながら、自分のうちから湧く感覚や、ふと思う直感に従いながら、2009年も進みたいと思います。
実は、しばらくあまり活用してこなかったわたしの一面、表現者である、という部分(短歌、写真など)を復活させたいな、とも思っています。
あなたが大切にしたいものは何ですか?
あなたの夢は何ですか?
今この時代に、生きていく上で、「これだけは譲れない」と思うもの、それは何ですか?
冒頭の歌にあるような、あなたが眉のしろい老人になったときに、この世(代)のことを終えるときに、満足しているとしたら、何に対して満足しているのでしょうか?
写真は、カナダ大陸横断鉄道の終点であり、始発である、セントラルステーションです。
2008年の終点であり、2009年の始発である、このときに。
斎藤 茂吉
あと一時間で、バンクーバーも新年となります。
妹の旦那様がインターネット回線を使って録画してくれていた紅白歌合戦を、こちらの時間の7時から上映して、気分は日本の年末です。
2009年、さらに価値感が急速に変化していく年になるかもしれないな、と感じています。
「お金」という概念が変わっていくといいなと、密かに思っています。
生きるうえで必要不可欠なもの(と思われていて)、人の欲の対象ともなる「お金」。
日本の、そして世界の「お金」「経済」の信用や流通を保持する職場に15年ほど勤めていました。人々の幸せに直接繋がっていることなのかな、と、疑問を持ちながら、しかし世の中の役に立っている、と思いながらの勤務でした。
高度にシステム化した社会においては、物々交換よりも便利なのかもしれない、けれど、金融システムが高度化することによってもたらされたものは、けっして便利というだけのものではなかったですね。
今年秋から始まった世界金融危機。
こうなることはあらかじめ、うすうす分かっていながら止められなかった、そんな出来事なのかもしれない。
そう思うと、これは始まりに過ぎないと思うのです。
ピークオイル。
地球温暖化。
分かっているけど止められない、今の便利な生活。
ある日から突然、歯車が違う回転を始めるまで、分かっているけど止められない、のかもしれません。
多くの方々が、このままではいけないと動き始めている、
「お金」を持っていても、何の役にも立たないというような、価値感の変化が起こるかもしれない。
そんな、リスクもきちんと見ながら、
だからこそ、今一番大切なことは何か?を、ひとりひとりが、自分で見出し、自らの感覚を信頼して行動するときなのだろうと思います。
どんな未来を見たいのか、どんな未来を体験したいのか。
その夢を描き
自分の内側から沸いてくる直感、感覚、それに耳を傾ける。それに従って動く。
リスクを踏まえ、そして
人と人、国と国、人と自然、人と地球、人と宇宙とともに
未来を創造するために
未来を描いて、自分を信じて進みたいなと思います。
わたしが大切にしている価値感の一つに「楽しむ」という言葉があります。
そして、常に「今が一番幸せ!」という気持ちで生きています。
楽しみながら、幸せと感謝を感じながら、自分のうちから湧く感覚や、ふと思う直感に従いながら、2009年も進みたいと思います。
実は、しばらくあまり活用してこなかったわたしの一面、表現者である、という部分(短歌、写真など)を復活させたいな、とも思っています。
あなたが大切にしたいものは何ですか?
あなたの夢は何ですか?
今この時代に、生きていく上で、「これだけは譲れない」と思うもの、それは何ですか?
冒頭の歌にあるような、あなたが眉のしろい老人になったときに、この世(代)のことを終えるときに、満足しているとしたら、何に対して満足しているのでしょうか?

写真は、カナダ大陸横断鉄道の終点であり、始発である、セントラルステーションです。
2008年の終点であり、2009年の始発である、このときに。
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