2005.
10.
25

本日は、絵本の紹介です。
ガブリエル・バンサン。知る人ぞ知る、繊細な感情をデッサンに描き出してしまう絵本作家です。
その中でも特におすすめなのが「パプーリとフェデリコ」。
森でひとり暮らしている老人のもとに、世間からはじき出された少年がやってきて、ともに暮らし始めます。僅かな物しか持たず、それでいて生きている実感にあふれている、次第に豊かな広がりを見せる二人の関係。
「生きたいところで、生きる
いっしょにいたい人と、生きる
したいことを、する」
このくだりで、いてもたってもいられず、また案の定、泣いてしまいました。
純粋な心は美しすぎて、たましいが揺さぶられます。
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