2008.
08.
16
京都の大文字送り火の日でした。
子どもの頃は毎年、祖父母の家に行き、そこで誕生日を祝ってもらい、大文字焼きを見るまで滞在していたものです。
北大路通りにかかる鴨川の橋のたもとで、祖父に手を繋がれながら見た送り火を思い出します。
夜の空に幻想的に浮かび上がる大文字、左大文字、妙法、鳥居、舟形。
人々の頭の隙間から、人ごみの中を祖父に手を引かれながら、浴衣の人たちもたくさんいました。
ご先祖様の魂を送るためのものですから、静かな、幽玄さのある行事ではありましたが、何か嬉しい華やいだものを感じていました。
大人になり、見に行かなくなって久しくなりました。
今日は、意味のある一日でした。
きっと理解するまでに、少し時間がかかると思います。
それほど深い何かが届けられたように思いました。
大事なメッセージを少しずつ理解したいと思います。
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