2008.
07.
31
そこにいた全員が、割ってしまいました。
リチャード・ボルスタッド博士のNLPワークショップ「マインド・ユア・ランゲージ」4日間コース最終日。
最後に、空手を習う人が2~3年掛けてできるようになる、という、「板割り」を全員が体験しました。
板の表に「目指すゴール」を描き、その裏に「そのためにチャレンジする事」を書きます。
そして、二本のコンクリートブロックの間に載せた厚さ2センチの板を、手のひらで叩き割ります。。。!

始める前に、ステート(状態)をつくります。手のひらが板を割って、下のほうまで行っていることを想像して、その体の形もつくります。
あたまのてっぺんから、エネルギーが入ってきていることをイメージし、そのエネルギーが手のひらから勢いよく出ていることをイメージして。。
一撃で、ほとんど全員が割れました。
写真は、私が割った板です。
1人ずつ、前に出て行いました。
わたしは、板を割る、ということはしたことがなかったのですが、
似たような経験があるので、できる事を確信していたので、皆が割り終わるのを見届けてから最後に列に並んで、前に出て割りました。
どのような似た経験があったのかというと、
人がある特定の状況になったとき、それは「火事場の馬鹿力」という言い方をされるときもありますが、通常は意識で「ここまでしかできないだろう」と考えている状態があって、自らの力をセーブしている状況に対して、驚くほどの力を発揮して、誰かを持ち上げたりすることができる、というのを見たことがあるし、私も体験した事があります。
その時には、ほんとうに人は、自らの持つ力を、意識で制限してしまっている、と感じ、裏を返せば、その制限さえ外せば、ものすごい力を発揮できる、ということを実感しました。
実際に板を割るときには、望むゴール(アウトカム)を、絶対実現する。
という一念で、板を貫いたという感覚を持ちました。
それにしても、出来ないと思っていたのにできた。と言って涙する方もいらっしゃったし、私自身、板を割るか細い女性が、無限の力とつながり、とてつもない力を発揮している姿には、心を打たれました。
そして、こんな気付きもありました。
人が、自分を超えたところに繋がって力を発揮しているときに、訳もなく涙が出るほど感動する、ということです。
8月はオリンピック、そして高校野球。
また、自らの力を超えて、驚くほどの力を発揮する人、シーンをたくさん見られる機会でもありますね。
リチャードボルスタット博士のトレーニングは、一日空けて、この後も続きます。
この後もどんなにエレガントで実り在る学びがつづくのか。楽しみです。
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