2005.
10.
14

私が憧れる学校が、既に日本に存在し、多くの子供たちが学んでいる、と分かってからとても嬉しかったです。
今日は更に直にその空気の中にいて、活発でのびのびとした空気を体感でき、この上もなく嬉しかったです。
子供たちはいきいきして、自分のペースを保ちつつ、他者を尊重し、自分を大切にして、自分そのものとして在るようでした。
自分のペースなのに、集団に和ができています。自分勝手ではありません。
廊下を全力で走っても、森の中を走り回って少々危険な事をしても、始業の時間が始まっても、命令、禁止の言葉はかけられません。
自然にその時間になったら教室に帰ってきていました。
トムソーヤがいっぱい。と思うクラスもありました。
「電池をつくろう」という高学年のクラスがありました。
子供たちの創造性、知恵、考える力の大きさを感じました。
好奇心のエネルギー、考えるエネルギー、遊ぶエネルギー、自分を信じている安定感や、他者を思いやるあたたかさ。
無限大の成長を宿している、すごく大切な存在。何だか敬虔な思いを抱くほどでした。
学校のベランダからはるか下の方に見える神戸の街並みと、海と空、手前にある学校を取り囲む森。
空想好きな私は、見学しながら、自分がこうした学校をつくった気持ちに浸り、一人達成感と感動を味わってしまいました。
「私はこんな学校をつくって、こんな気持ちになっている。」・・・と、達成をアファメーションしました。
炭谷さんご夫妻はじめ、ナビゲーターの方々も素敵でした。子供たちをスクールに通わせている保護者の方々も素敵だと思いました。
見学に来られていた他の方々との交流もいいものでした。
ひとりひとりが、すこしずつの思いを持ち寄ったら、きっと何か動かせる。そう思いました。
最近の私のテーマになっているものを描きました。森と海です。
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