2008.
01.
25
2006年から、ある企業内にある相談窓口業務に携わっています。
2005年、銀行を退職する前の頃に、その企業の方と飲みながら夢や世の中に必要だと思う事について語っていました。
その方も、私も、「職場内に、カウンセリングではなく、仕事上のちょっとした判断やコミュニケーションのことを話して整理できる、ガス抜きにもなる場があったらいい」ということで意見が一致しました。
私は、そんな案を当時務めていた組織の本店に提案したことがありましたが、なかなか地方の職員の一発言から組織が動くことも短期間では難しく、職場の外から、専門家として何かできないかなと思っていました。
そして、退職してコーチとして活動し始めた頃、
その方は、なんとご自身の勤務されている職場に、実際に窓口を設立されたのです。
本当に感激しました。
既にその方は部長と言う地位でもいらっしゃったこともあったのでしょうか。
その思いを形にする実行力。思いを思いで終わらせず、絶対に悩んでいる人に有効だから、という熱い思い。
それを形にされたのです。
図らずも、飲みながら語り合った翌年には、私自身も望んでいた、職場内に第三者がいて、仕事上の相談ができる窓口に、コーチとして関わらせていただけることとなったのでした。
その活動も、ことしで3年目に入ります。
これまで、多くの管理職を初めとした職員の方々の面談をさせていただきました。
更に、全社的にニーズが高まってきているということです。
ほんとうに、嬉しい事です。
ちょっと誰かに話して、すっきりして、そして頭を整理でき、そして、新たな行動を起こしていけるとしたら、どれほどその後の気持ちが、パフォーマンスが変わることでしょうか。
日本中の組織に、この施策が広まるといいなと願っています。
スポンサーサイト
NEXT Entry
NEW Topics