2008.
01.
15
自分の人生を生きる人が増えたら、世の中の空気が変わると思っています。
そしてそれは、自分の目的だけを追うという人が増えるということではありません。
マズローの自己実現理論。欲求段階説、五段階欲求説などとも言われます。
人の欲求には段階があり、ある欲求を満たされて始めて、次の段階の欲求が出てくる、というものです。
人間の基本的欲求を低次から
1.生理的欲求
2.安全の欲求
3.親和(所属愛)の欲求
4.自我(自尊)の欲求
5.自己実現の欲求
の5段階に分類し、その最上段に「自己実現の欲求」があります。
「自分の能力・可能性を発揮し、創造的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求」
ということなのですが、さらにそれを超えて、「自己超越」の域に達する人は少ない、とされています。
本当に少数しかいないのでしょうか?
自分を超えて、誰かのために。
決して、誰かに認められたくてするのではなく、
誰かに愛されたくてするのではなく、
優越感を得たくてするのではなく、
私がそれをしたいから、するというのではなく、
真に、今この時代が求めていることを、黙々と行う人たち。もしかしたら、目立たない存在かもしれません。もしかしたら、貧しい人かもしれません。
そういう人は、あなたの周りに何人くらいいるでしょうか。
そして、
自分が何をしたいのか知りたい、
私は私の人生を生きたい。
と思っている人や、既に自分らしく生きている人は
その姿勢だけで、周りの人たちに、知らず知らずのうちに、生きる意味を問う刺激を与えているようにも思います。
あなたは、なんのために、だれのために、生きているのでしょうか?
あなたの命を最大限に生かして生き切るとは、どういうことなのでしょうか?
わたし自身に問いかけている問いでもあります。
そして、マズローの五段階欲求説の、更に先にある、自己超越の域を生きている人たちは、現在たくさんいるように思います。
そうした人たちに習って生きたいものです。
スポンサーサイト
NEXT Entry
NEW Topics