2005.
10.
01

そのとき、私は列車でした。
車輪が軋んで、左右が同じ速度で回って居なくて、街の中をこまごまと走って、窮屈で、混みあっていて、人に気を使ってばかりいました。
「じゃ、どうやって、この状態から抜け出るの?」
と聞かれ、「一旦止める。そして、油をさす」
と答えていました。
それが終わって、のびのびとしたあなたらしい世界をイメージすると、どうなるのか?といった質問に、
「最後の駅で、必要なものを積み込んで、そして、地平線の見える一本のレールだけのある広大な土地をまっすぐに走っていく。」
と、いいました。
今日の絵は、その、最後の駅の絵です。
誰かが駅のプラットホームで見送ってくれています。
必要なものを全て積み込んで、いよいよ、一人の道をひた走るために、駅を出て行きます。
今の気持ちは、ゆったりとして希望にあふれていて、ちょっとわくわくしています。100分の1くらい、どきどきした不安もあります。
意外にも不安は少ないです。
一泊の旅に出て、多くの方々に会ってきます。
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