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2007. 02. 14  
 東京都小平市にある小平第四小学校。4年生の2クラスに、3時間目と4時間目の音楽の時間に、それぞれ1クラス40人ずつ、ドラムサークルを体験してもらう場に同行しました。

 ファシリテーターはコーチの中村航さん。わたしはアシスタントです。
 人生に希望を持っていきいきと生きる人を増やすために、小中学生に直接関わることがひとつのテーマの私としては、誘っていただいて、二つ返事で飛んで行きました。

 素晴らしい場でした。サークル(円)になって座り、ひとりひとつずつの楽器を持つと、自然に音が鳴り始め、あっという間にひとつの「場」ができていました。

 何の説明もされないうちにひとつのペースになって、めいめいが打楽器を鳴らしています。その一体感。何の指示もないのに、もうこんなに呼吸が合っててしまっていいの?と、子どもたちの潜在力に驚きます。

 生き生きした瞳。体中で喜んでいる子どもたち。真っ先に目立つおおきな太鼓のところへ行って、嬉しそうにしている子。黙々と静かにウッドベルを鳴らす子ども。目立たない小さな音の鈴やタンバリンの子。他の楽器が気になって取替えに行く子。恥ずかしがりながらも皆とあわせてマラカスを鳴らす子。

 どの子もそのままの姿でそこにいて、誰にも指示されずに、けれど全員と音を合わせて鳴らし続けています。

 私もサークルに加わって、タンバリンやマラカスを鳴らしていました。円の中心に向かって、集団で音を鳴らし続けていると、心地の良いトランスに入っていくのでした。


 古代の人々や、現代でもある民族の人々が、円になって音を鳴らしたり、歌ったり、踊ったりしている、そのソウルのようなものを感じるのでした。

 しかも子どもたちです。大人と違って意識での解釈などがあまり邪魔をしないので、ほんとうに気持ちよく感覚、右脳、ただ体験する、ということだけに開いた状態なのです。それはそれは心地のいい、わくわくする、いきいきした喜びの場でした。

 ただ一心にはじめての体験をアタマで解釈しないですんなり楽しむ。

 子どもの時期特有のすばらしいリソース。そして全員が共有している。全員がひとつの場を、誰にも指示されないのに、いきいきと作り出している。


 途中で中村航さんが、ボディランゲージで音を大きくしたり小さくしたり、そして全員の音を止めたりしました。


 言葉では何も言っていないのに、全部伝わっていて、ぴたっと音が止みました。

 そして「今のはひとつの曲です。この曲になんとタイトルをつけますか?」

 というアプローチがありました。


 途中で席替えがありました。「では、楽器を変えましょう!」という声がかかると、ささーっと一目散に珍しい楽器のところに移動したり、席を替えたりしていました。誰もストレスを感じることがなく、「楽しむ」空気でいっぱいです。

 45分の授業が終わっても、子どもたちは音楽室から帰ろうとしません。「えー?もっとやりたい!」「アンコール!」「もういっかいやろう!」

 となって、最後には中村航さんは子どもたちに取り囲まれて人気者でした。

 
 ファシリテーターは全員の子どもとアイコンタクトをとり、ラポールをとります。
 全員が指示されずありたい姿でそこにいることによって尊重されている場です。
 
 子ども本来の輝きが、自然に、個別に、すばらしく引き出される。
 柔軟性、自由さ、意欲、遊び心、楽しさ、理屈ではない感覚。一体感。



 ドラムサークルでは、ファシリテーターは「教えずして教える」ということを大切に実行するそうです。

 子どもたちが本来の力をのびのびと発揮して、制限されない子どもらしいままでいられる体験をたくさんしてもらいたいと思い、どんなことからやっていけるだろうかとアンテナをめぐらせている私としては、こんな素晴らしいアプローチがあったんだ!と、私の中で大ヒットの体験をさせていただきました。

 
 4時間目を終えて、子どもたちと一緒に給食をいただきました。おいしかったです。こどもたちは無邪気で人懐っこく、たくさんお話できました。

 
 帰り際に、子どもたちからの一言感想の手紙をいただきました。

 「世界でいちばんたのしかったです

 という感想が、今回のドラムサークル体験を物語っています。


 極端なことを言うようですが、このドラムサークル、全国の小学校に入ったら素敵だなあ!と思ってしまいました。

 中村航さんのファシリテーションは、とても素晴らしかったです。

 小平市立小平第四学校のみなさま、ありがとうございました。
  
 掲載の絵は、帰ってから、ドラムサークルの楽しかった場を思い出しながら、パステルで描いたものです。

 同行されたなべちゃんさんのブログ中村航さんのブログに写真があります。
 
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プロフィール

株式会社ひらり 大江亞紀香

Author:株式会社ひらり 大江亞紀香
その方のコアからの人生の創造を支援するため、コーチング、NLPを軸に活動しています。

1.自分(存在)を掘り下げ
2.そこから未来を描き、目標を定め
3.人生をクリエイト(創造)する

この道程を通ることで、周囲に振り回されることなく、充実した、幸せな人生を手にすることができると信じ、この課程を支援しています。

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