2006.
10.
26
サンプルセッションをご希望された方に、お会いしました(通常サンプルセッションは、電話で行います)。
30歳代前半の女性です。
職場で要求されることは、必ず成し遂げなければいけない、それができない私は、我慢が足りなかったり、だめだったり、弱かったりするように感じる。
自分が思うやり方と全く反対のことを仕事でやり続けなければならず、辛い。
出勤は朝早く、帰りも終バスになることがしばしば。
将来をイメージしようにも、絡まった毛糸のようで、どこからどうほぐしたらいいのか分からない。
お話を伺っていて、数年前のわたし自身と対話しているかのように感じました。
できないことはできないと言ってもいい。
嫌だと感じることは嫌だと言ってもいい。
私たちには、悪いと思わずに断る権利があります。
アサーショントレーニングを受けたときに、こうしたことを学びました。
この、当たり前のことができない人が、女性には多いと聴いたことがあります。
女性は、自分さえ我慢すれば。
という思いを持ちやすいのだと。
コーチングというよりも、こうしたことをその方にお伝えしました。
その方は、自分自身がある思いにとらわれていただけなんだ、ということに気付かれて、
はじめお会いしたときとは全く違う明るい満面の笑顔で帰っていかれました。
知るだけで、楽になれることがあるのです。
知識を得るだけなんてナンセンス、という考えはナンセンスだと思います。
知識+味方。
私は一人じゃないんだ、と思える安心感があったら、もっと力がわくかもしれません。
形にとらわれずに、人がいきいきと自分の人生を生きられるサポートをしていきたいと、改めて思いました。
言いにくいことを伝えるとき、あなたはどうしていますか?
スポンサーサイト
NEXT Entry
NEW Topics