2006.
10.
21
派遣会社の社員さん向けの研修を行ってきました。
NLPの観点から「身につくコミュニケーション術」についてです。
常に新しい環境、初めて出会う方との仕事となることが多い派遣社員さんへ、短時間で信頼関係を築くには?
ということや、言いにくいことを伝えるには?
という点について、短時間で絞って行いました。
人数も120名と多かったのですが、皆さんとても真摯にまじめに受講されていました。コミュニケーションという課題に切実に向き合っていらっしゃるのかもしれません。
人は、人と違うことをあまり好みません。一緒だと感じると、安心します。これは島国の日本だからそうなっているというわけではなく、脳の成り立ち上の構造であるといわれます。
反対意見を言いたいとき、あるいは、完全に相手の意見に同意するのではなくて、自分はこういう一工夫があるとよりよくなるな、と感じるときなど、ちょっと言いづらいシーンがあるとします。
そんなとき、あなたはどうしているでしょうか?
黙ってしまう?
心では違うことを感じながらも、同意するのでしょうか?
それとも、正面から反対であると言ってみる?
実は、正面から反対であるといいながらも、相手に快く受け取ってもらえる方法があるのです。
実際に、どなたかと練習をしてみてください。
その1.相手の方と、姿勢やテンポ、しぐさをあわせないようにして、同意する。
「そうですね。私もそうだと思います」
・・・本心ではないかも知れませんが、同意してみます。
その2.相手の方と、姿勢やテンポ、しぐさを合わせて、反対する。
「わたしは、○○だと思います」
・・・あえてやってみてください。
さて、どうだったでしょうか?
相手の方の感想を聞いてみましょう。
自分の気持ちを快く受け取ってもらうには、こんなコツがあったのですね。
やってみた感想や質問がありましたら、コメント欄か「メールを送る」フォームをご活用くださいませ。
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