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2006. 05. 17  

 友人に連れられて、上智大学文学部教授のアルフォンス・デーケン神父の講座に行きました。
講座内容は「人生におけるユーモアと笑いの効用」。

中でも印象的だったのは、ジョークとの違いです。

ジョークは頭のレベルの技術。言葉遣いなどを活用し、自分のフラストレーションを表すのに使われるのだそうです。

それに対してユーモアは、心と心のふれあい。相手に対する思いやり。愛と思いやりのあらわれなのだそうです。


このように分けて定義されると、なんだかよく分かります。
聴いておかしくて笑いながら、ふわっとあたたかい気持ちになる。
そんなユーモアを身につけたいと思いました。


ユーモアとは「にもかかわらず」笑うことである。(ドイツの有名な定義)


失敗したにもかかわらず、壁にぶつかっているにもかかわらず、死に直面しているにもかかわらず

などなど。

そういうときにこそ、笑うことこそが、成熟した深いユーモアのあかしなのだそうです。


11人の子どもを育てたお母さんが臨終の床についていました。
子どもたちにできるだけのことをして育ててきました。
子どもたちも既に皆成人していました。
医師が、後15分ほどの命であると告げると、そのお母さんは
「タバコが吸いたいわ」と言ったそうです。
え?あと15分しか生きられないのに、お別れの言葉ではなくてタバコを吸うの??と子どもたちは思ったのですが、(お母さんは普段いちどもタバコをすった事がない人です)
最後のお母さんの願いを聞き届けたいと、子どもの一人がタバコを買ってきて、お母さんに渡しました。
そして一服吸ったところで
「ワインが飲みたいわ」と言ったそうです。
のこり10分しか余命がありません。子どもたちは驚きましたが、お母さんのためにワインを買いに行きました。
そして、ワインを飲み、
子どもたちに手を振り、
「じゃあね、またあの世で会いましょう。お先に。」
と言って、お母さんは亡くなりました。

子どもたちは、いつもいつも子どもの事を思って育ててくれたお母さんのことを思いました。

わずか15分しか余命がないと知ったお母さんは、子どもたちに何をしてあげられるだろうか、何を残せるだろうかと考え、ユーモアを残したのです。
最後まで、子どもたちの事を思い続けていたのです。

「おかあさんったら、亡くなるときにも私たちを笑わせてくれたよね」と
、一見わがままで突拍子もない行為のようでしたが、それは、自分が亡くなった後も子どもたちの心があたたかく包まれているように

というお母さんの思いやりと愛のあらわれだったのです。



あたたかくておかしくて、笑いながら涙ぐむ、そんな学びのひとときでした。




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プロフィール

株式会社ひらり 大江亞紀香

Author:株式会社ひらり 大江亞紀香
その方のコアからの人生の創造を支援するため、コーチング、NLPを軸に活動しています。

1.自分(存在)を掘り下げ
2.そこから未来を描き、目標を定め
3.人生をクリエイト(創造)する

この道程を通ることで、周囲に振り回されることなく、充実した、幸せな人生を手にすることができると信じ、この課程を支援しています。

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