2006.
01.
31
エンヤの曲で、とても心に残っているものがありました。
ある研修でファシリテーターをしていて、その研修を終えたときに、CDプレイヤーのスタートを押したら流れてきた曲です。
自分で用意したCDではありませんでしたが、そのときの気持ちにぴったりだったのです。
研修が終わって、受講された方の感想を聴き、再受講の方から、受講後の毎日がどのように変化したのかをシェアしてもらっていました。
受講された方は皆一様に、瞳をきらきらさせて、こんな未来を実現している、と、語ってくれました。落ち着いて、ゆったりとしていて、未来への希望を感じました。
そして私は、その受講生さんたちの姿を見て、ただただ、感動していました。
人が自分の可能性を信じて希望にあふれていきいきしている場をつくりたいと思っていました。その場が今、目の前に展開している。。
これは、私がつくった場ではないと思いました。受講生さんが作った場で、私はそのきっかけをつくっただけなのです。でも、確かに目の前で、私が欲しいと思っていた世界が展開されています。。。
みなさん、受けてくれてありがとう。
と、心から言いたくなりました。
ただその「場」に感動して、泣きそうになりながら受講生さんの話を聴きました。
そのときに流れていた曲。
「WILD CHILD」と言う名の曲でした。
今日、そのタイトルが分かりました。そして今日、やっとその曲に再会できました。
野育ちのこども。。。何か、見かけに寄らずワイルドでぶっとんでいる(尊敬する方にこう言われてしまいました)私にぴったりのタイトルでした。
初めてその曲が私の中でアンカーとなってから2年近くが経ちますが、最近になって、なぜかとても聴きたい気持ちが強くなっていました。
アンカーとは、感情の発火材のようなものです。
音楽のほかにも、土地や体の感覚などなどがあります。その地へ行くと、切なくなったり懐かしくなったりするとか、手首を触ると、あのときの嬉しかった気持ちがよみがえるとか、ある決まった感情を呼び覚ますもののことを指します。
なかでも音楽は、聴いた人を当時の気持ちに戻す、強力なアンカーですね。
あなたが一瞬にしてポジティブになれるアンカーは、何ですか?
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