2006.
01.
19
ショック療法って、出来れば避けたい気がしますね。
でも、私はこれで人生変わりました。
日経新聞の1月4日に掲載されていた松下幸之助さんの言葉を抜粋します。
「ある町が水害で、すべてを流失した。隣町は何の被害もなかった。十年後、被害を受けた町は例外なくすべて発展している。火事で全部燃えてしまった町も同様である。これも全部発展している。
災害をうけなかった町は、発展しない。恵まれたと思ったところは、実は恵まれていない。悲惨な状態につきおとされた町が、十年後には数倍の発展をする。
これは何が原因であるか。私は心の問題であると思う。これは復興しなければならないという、人々の心のはたらきによって変わってくる。悲惨な被害が、その後の発展の起因となる。・・・」
神戸。震災から11年経ちます。私は、震災を経験した20歳代、30歳代の人と交流した時に、頼もしいものを感じました。社会問題、世界情勢に敏感で、問題意識を持って自ら解決しようと行動しているなど、骨があって、逞しいのです。平和ぼけしている私を含む多数の日本人とは、感覚が違うと感じました。そして、今後の社会に頼もしい活動をしてくれるように思いました。
個人に焦点をあてても、同じことが言えるように思います。
親御さんを亡くしたスポーツ選手が金メダルを取っていたり、さきほど紹介した松下幸之助さんをはじめ、人生に大きな挫折を持っている人が大成していたりしますね。
実は、人生の危機を振り返って見ると、そのことに関連したことを今取り組んでいたりするものです。そして、直面した危機に関連することで人は大成することが多いようです。
振り返れば誰しも辛い経験があるとしたら、その経験をどう今後の人生に活かすか、なのですね。
と言うわけで、私もそれなりにショック療法をがつんがつんと受けていたりしています。
結婚の挫折と、もうひとつの出来事(もうひとつについては、またいずれご紹介できればと思います)。
そのときは慌てたり落ち込んだりしましたが、何となく心のどこかで「そうきたかあー、よーし。」と思って正面から波を被りました。
ありがたき人生。
お陰で今は、自分の人生を生きている実感を持てています。自分らしく、自分の道を進むことが出来ていると思います。
あれから10年経つ頃には、数倍の発展をしていることでしょう。。。
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