2012.
09.
18

これまでに数多くの方々の相談を伺ったり、コーチングをさせていただいてきましたが、
どなたの心の中にも、自信がない、という側面があり、そのことが問題を起こしているということが
多く見受けられました。
自信とは、自己尊重感。
自分を信頼、肯定する気持ち。自己肯定感とも言います。
この感覚さえしっかりと持つことができたら、実は細かいノウハウは本当は全くいらなくなると思います。
なぜなら、自分を信頼していて、自分の中で答えを導き出せると思えているからです。
まだ見えない未来に対しても、まだやってみたことのないことに対しても、自分に対する根拠のない自信が支えとなり、できると思って行動することができます。
この感覚を育むことが、近年の日本の教育課程で大変に機会が少なかったこと
そのことが今の閉塞感や未来への見通しのなさや諸外国との問題解決に毅然とした態度が取れないことへの原因だとしたら
実は起こった出来事に一つ一つ対処していくことよりも、自己尊重感を高めることは、ずっと普遍的で大切なことだと私は捉えています。
それは、ある側面に関してはそうだけれど、別のことに関しては自信がない。といった形で出てくることもあれば、
常に自分に自信がない、という状態の時もあり、
誰かが自分を認めてくれたり、必要としているということによって、自分への自信にすり替えていることもある。
自己尊重感が低いと、だれかの足を引っ張ろうとしたり、誰かを踏みにじってやりこめることで、自分より劣った存在だと思う人をつくることによって、自分を安心させようとする傾向が出ます。
逆に自分を信頼していたり、愛している人は、声高に何かを主張したり、人からの評価を気にしたり、媚びるような言動はしません。
私は、自分自身が自己尊重感が低いということに気づいた2009年から、一貫して自分の自己尊重感を高めることに努めました。次に、自分の人生を生きる。ということに専念しました。
だれかの期待する人生を生きるのでも、社会の規範となる人になるのでもなく、自分の価値観に沿って生きる。
ですので、私の活動は、自己尊重感を高めること、自分の人生を生きることを目的としています。
自己尊重感を高めることは、難しいことではありません。繰り返し、続けることです。
まず、こんなことをおすすめします。
ゲームのように楽しんでやってみてください。
5人以上の人に、一人5個以上、自分のいいところを聞きます。
それを手帳にメモしていきます。
1日1回以上、そのメモに目を通します。
まずは、やってみてください。何に気づくでしょうか?
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