2006.
01.
12

好きなものを朗読する、という機会を得ました。
迷いましたが、サン・テグジュペリの『星の王子さま』を読みました。
「星があんなに美しいのも、目に見えない花がひとつあるからなんだよ」
(中略)
「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ・・・」
(中略)
「そうだよ、家でも星でも砂漠でも、その美しいところは目に見えないのさ」
(中略)
王子さまが眠りかけたので、ぼくは両腕でかかえて歩きだしました。ぼくは心をゆすぶられていました。まるで、こわれやすい宝を、手に持っているようでした。地球の上に、これよりこわれやすいものは、ないようにさえ感じられるのでした。ぼくは、月の光で、王子さまの青白い光を見ていました。ふさふさした髪の毛が、風にふるえているのを見ていました。そして、いま、こうして目の前に見ているのは、人間の外側だけだ。一ばんたいせつなものは、目に見えないのだ・・・と思っていました。
感情を込めると涙のたがが外れてしまうので、控えめに読んでしまいました。
いちばんたいせつなもの。。。
あなたにとって、一番大切なものは、何ですか?
一番大切なものを大切にできるような生き方をいつもしていたいものです。
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