2011.
12.
31
バンクーバーに来て4日が経ちました。年末年始にバンクーバーに訪れるのは2回目。前回訪問から3年目です。
前回は大雪が降り積もるという寒波の時期でしたが、今年は暖かく冬を過ごしています(とはいえ、東京より2度くらい寒いように思います)。
喧騒の東京を離れ、こちらバンクーバーにいると、物理的に距離があることと、こちらの暮らしが自然と人の営み、文明とが融合、融和していることとが相まって、とてもゆったりとした気持ちで時間を捉え、振り返ることができています。
毎日、妹家族の暮らしに合わせて、食事をつくり、散歩にでかけ、子どもたちの世話をして過ごします。
おとといは近所のクイーンエリザベス・パークへ、今日はビーチへ散歩へでかけました。
広々とした公園、芝生。野生のうさぎ、渡り鳥、りす、アライグマ。
大きな木々が生い茂り、人々は気軽に散歩に出かけたり、ジョギングしたり。
子供たちは広々とした公園でのびのびと走り回っています。
大人たちの心にもゆとりがあり、ビーチ脇にある広々とした公園では子供たちが人種を超えていろいろな色の子がその子のペースも尊重しながら一つの遊具を共有しています。
自然が身近にある暮らしは、こんなに心にゆとりを生むんだなあ。などと、つい人間の多い東京を思い出しながら考えてしまいます。
2011年、あまりにも忙しすぎた一年を思います。
それだけに出会いも気づきも計り知れないほどのものがありました。
今年は、「産」の年でした。たくさんのものを産みましたが、中でも「コアから生きるNLPプラクティショナーコース」2回の開催は、子供を産んだこともない身で申し上げますが、まるで自分の子供を出産するかのような大仕事でした。
それはそれは、人生において大事な、それでいてものすごく大変な出来事でした。
そして、「トランジション・人生の転機」ワークショップと大学での講座。
「リーダーシップ世界大会」これも産みの苦しみは相当なものでしたが、出産はおめでたいものです。痛みなどすっかり忘れてしまうほどのお祝い事でもある。それほどのものでした。生まれてきた目的を果たした、と思えるような、大仕事でした。
「ファーストピース・サークル」を開催するにあたりネイティブアメリカンとケルトの血を引く長老夫婦から学んだ「シードプランタートレーニング」と「神聖なる20カウント」。宇宙の深遠さに触れました。
3月の震災の後に体験したこと、気づいたこと。
年末28日にバンクーバーで開催したワークショップ。
今年もたくさんの方と出会いました。
縁あって出会った皆様、本当にありがとうございました。
そして、ここバンクーバーは、今31日の午前0時を回ったところです。
もう一日、ゆったりとこちらのペースで過ごしながら、2011年を振り返り、来年2012ねんを展望して過ごしたいと思います。
どうぞ皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
心からお幸せをお祈りしております。

石巻12月の夕日 Akiko Ohe
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