2011.
12.
03
「感性論哲学」提唱者の芳村思風先生から学ぶ、思風塾に参加していました。
5~6年前にある方から学ぶといいよとご紹介をうけていましたが、以前参加して以来3年ぶりの参加をしました。
そして先生の熱い講義を初めて伺い、共感し、パラダイムシフトが起こりました。
「イエス、ブッダ、老荘思想などから学んだり、それらを信仰したりするのではなく、彼らを超えるものを我々は生み出さなければならない。子供たちに伝えることは、イエスやブッダを超えろということだ。」
それは、思いもしなかった視点でした!
「次なるブッダはコミュニティの形をとって現れる」そんな風には思っていましたが、超えるとは。
そして、夢を持つことの大切さ、問題はあって当たり前。道をゆくとき問題があったら、正しい道なのだと思うこと。問題を避けようとするのは逃げだ。
などなど、なんとも刺激的な角度からの学びでした。
哲学と聞くと、難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、哲学を持って生きることは、背骨を持って生きることと同じくらい不可欠なことだと私は思っています。
そして、哲学に関する定義もかわりました。
哲学とは、過去の哲学者の言ったことを追う文献学ではない。
哲学とは、自ら創り出すもの。
本当に、そうだと思います。
コーチングを学んだとき、自分のコーチング哲学を持とう、と教えられましたが、自分なりに思考を深め、語る。
ジャン・ポール・サルトルが死んで、1980年代に世界から大哲学者が消えたそうです。
方法論ばかりの哲学になって、自ら提唱する人がいなくなってしまったから。
なるほど。。哲学とは、ひとりひとりが持つものである。そうですよね。
自分なりの言葉で、人生とは、コーチングとは、NLPとは、働くとは、を語れるようになることは本当に大事だと思います。
ぜひ、機会ありましたら思風先生の本や講演に触れれてみられてください。
先生のなんとも自然体なあり方にも人間の幅を感じさせられました。
素晴らしい方々との出会いにも感謝です。コーディネイトしてくださっている松前さんにも心から感謝を申し上げます。

思風先生との1枚です。
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