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2011. 05. 03  
 
 ゴールデンウィークは、たいてい自然の中で宿泊型のワークショップを
開催していまして、今年もそうしようという気持ちもありましたが、


なにか自分の感じる感覚が違うことを求めたので従うことにしました。


一人で自然と対話をする旅をすることにしました。



3月頃から繰り返し「高野山」が目の前に出てきたので、高野山と飛鳥と、奥伊
勢滝原宮をめぐることにしました。


今年の新緑はことのほか美しく、なんど「きれい」とつぶやいても、その美しさに呼応できていないと思うほどでした。


車窓から見る山々は、それ自体が大きな生き物として息づくように感じられ、そ
れをそのまま感じていると、ああ、あの山も私なんだなと思われてきて、境界線
がなくなって自分が拡大していくような感覚になりました。


細胞一つ一つで呼吸するように一つ一つの木々と感応しあうようでした。


気になる場所で立ち止まり、じっとそこにチューニングしました。


あまりの光や緑の美しさに、鳥の奏でる声たちのうつくしさに、なんとお返しし
たらいいのだろうと、くらくらするような深い喜びを静かに味わいました。


すると私にとって、お返しすることとして出てきたのは、「声に出す」というこ
とでした。


「般若心経」や短い祝詞をその場に応じて声に出してみました。


するとまた自然が返してくれているようで、光が差してきたり、雨がやんだりし
ました。


 もうひとつの方法は、やっぱり歌を詠むことでした。

 自然のくれる美しさを「調べ」にして返す。。

 日本語のもつ音の響き、独特の流れるようなリズム。

 そういったものにして返したいと思え、それをしているときに心の至福感のどうしようもない”幸せな苦しみ”が出口を見つけるように感じるのです。


 自然の偉大さ美しさに、お返ししきれないほどのものを頂いて、紀伊半島の深いみどりたちに抱かれながら、瞑想的な旅でした。


 飛鳥にある岡寺に早朝に出かけたときにはつつじやしょうぶや石楠花が咲き乱れ、木々や緑と共に深く呼吸し、朝の光が新しく透明で、色々な鳥がさえずり、自然の中に満ちている氣という生き物か神様と共に過ごし、それはそれは幸せで天国にひとり迷い込んだようなひとときもありました。


 なんて美しい世界にわたしたちは住まわせてもらっているのだろうかと思いまし
た。


 飛鳥は里を保護するための法律があるそうで、今もその時代にタイムスリップしたかのような空気感が残っていました。


 良いお天気のもと、たくさんの遠足の小学生たちに混じりながら歩き、自転車で
回りました。


 20年前に訪れたときと変わらぬこんもりとした小さな山(古墳)たち。曲がりくねった坂道。
道端に咲く野の花々。
脇を流れる小川のせせらぎ。
人気のない小道。

 こんなに静かに、こんなに生命の息吹を、こんなにうつくしくいつもいつもわたしたちにくれているこの国にある自然に感謝しました。


 飛鳥には本当に天国のような緑の広がりがありました。


 ぽかぽかとした良いお天気の曲がりくねった坂道を風を受けながら自転車で下ると、体の中も緑の風が通り抜けていくようでした。


そこでは、古事記を編纂したとされる天武天皇とその妻である持統天皇が一緒に
祀られている稜に参りました。

 なぜかBGMのようにどこかで開催されている運動会の音楽が聞こえ、なにか楽しげな平和なぽかぽかとした午後でした。


旅の最後に奥伊勢滝原宮に行きました。


 電車の接続の関係もあったのでレンタカーを借りたのですが、行く道で「天啓入口」という交差点を渡りました。


2回目の瀧原宮でしたが、その鳥居の前に立つと、鳥居の向こう側はまるで水の
中であるかのように感じられるくらい、質感が違うのが前回同様伝わってきまし
た。


 美しい杉のまっすぐに立つ大木の間を許されるように歩みを進めていくと、御
手洗場の川にいきました。


 旅で撮影した写真でお気に入りの川の写真があり、NLPコースの案内にも使いましたが、それはここの写真でした。


ああ、この風景だったのだ。とかつて自分が撮った写真ではありましたが、思い
出していました。


川面に映る陽の光、静かに流れる川、輝きを返す水の面、うつろう木漏れ陽


時折鳴く鳥たちの声、

だれもいない、


でもたくさんのものたちと共有する。



静謐な時間



天照大神様の祀られている前に立つと、涙が出るほど思いのエネルギーを感じま
した。「それをもう、すると決めているんだね。始まるんだね。」といわれてい
るようでした。覚悟している何かがあることを気づかされるような、そんな体験
でした。そこに向かって進むことへの覚悟や恐ろしさ、でももう分かってしまっ
た、行かざるを得ない道、そんなことを思いました。



続いて荒御霊さまの前に立つと、一羽の烏がその建物の屋根の中心に止まってこ
ちらを向いていました。


不思議と荒御霊様の前に立つと、あんなにアマテラス様の前でこみ上げてきてい
た感情がすーっと引いて心が落ち着くのでした。


 そのまますぐに帰ることもできず、参道のベンチに座り、木々のエネルギーとともにいました。


 旅から戻って3週間後に、この記録を書いていますが、未だにあのときの体験の幸せな感覚や、感謝の気持ちや、気付きがつづいています。


 奥伊勢
Photo:Akiko Ohe

 こうして新しいNLPコースを始めるにあたり、自然と親しみ、自分を整えて当日を迎えることができることを、心から嬉しく思います。


 何をするかではなく、どんな状態で自分がそれをするか、そのことにかかっていると思いますので。


 ありがとうございます。

 
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プロフィール

株式会社ひらり 大江亞紀香

Author:株式会社ひらり 大江亞紀香
その方のコアからの人生の創造を支援するため、コーチング、NLPを軸に活動しています。

1.自分(存在)を掘り下げ
2.そこから未来を描き、目標を定め
3.人生をクリエイト(創造)する

この道程を通ることで、周囲に振り回されることなく、充実した、幸せな人生を手にすることができると信じ、この課程を支援しています。

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