2010.
03.
13
「人は仰いで鳥を見るとき、その背景の空を見落とさないであろうか」三好達治
好きな言葉は時折ふっと頭の中に現れます。
2007年の日記にも書いてありました。
NLPや人間を理解する際に有効であるためNLPラーニング山崎啓支によって創られた原則に則るなら、「焦点化の原則」ということになります。
疑問系で終わると、ふと立ち止まって考えたくなりますね。
しかし、こんな風にNLPで理解するのはやめて、この言葉の奥に広がる余情をもっと楽しみたいと思います。
青く広がる空。
翼を広げて、自由の象徴のように飛ぶ鳥。
鳥を目で追いながら沸いたふとした疑問。
このさりげない一文に込められた哲学。
目標を一つに絞ったときに見落とす無数のチャンスや
豊かな無限の広がり、泰然とある自然や宇宙の美しさ、
行動することではなく、ただ、あること。
短い言葉でたくさんのことを含ませて伝えてくれる。
そんな楽しみを、詩はもたらしてくれますね。
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