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2005. 11. 18  

旅は人生に似ている。人生は旅に例えられるが、逆もまた然り。

出会う人、別れる人。出会いと別れが短期間に訪れる。その期間の長さが違うだけなのだ。ホストファミリーとも、もうお別れ。明日朝5時にここを発つ。

切なくなる。
フンさんに、「次はいつ来るの?」と尋ねられる。予定は何もない。「5年後かな?」と言うと「えーーーっっ!5年後?!」と驚かれる。「3年後くらいかな?」と言っても不服そうだ。
リンさんは、丁寧に「ありがとう」と言いにきた。(この滞在は)短すぎるよ、とぽつんと言った。

今日出会った市内観光のガイドさん。会うなり人の年齢を聞いてきたので、ちょっと失礼な気がしたが、こちらの挨拶のようなものらしいと後で分かる。日本文学を学んだと言うことで、すっかり意気投合していた。俳句や川端康成を学んだのだと言う。芭蕉の俳句を一生懸命に思いだして、披露してくれた。

観光時間を過ぎてしまったため、車の運転手を帰して、ガイドさんのバイクでステイ先まで送ってもらう。さすがにホーチミン市内をバイクの後ろに乗って走るのにも慣れて来た。

時間があったら、私のともだちで日本文学を大学で教えている人を紹介したいと言っていた。こんな出会いにも心から感謝したいが、別れはすぐに訪れる。

あたたかかったステイ先の両親。言葉は通じないが、何かと気遣いしてくれた。ベトナムの女性は気が強いと言われるが、確かにお母さんは気が強そうだった。しかし私には親切だった。
ライチのようなフルーツを食後に持ってきてくれたお父さん。皮が硬くて剥けなかったのだが、それを見ていて、丁寧にひとつひとつ皮をむいて手渡してくれた。
16歳と言われても、どうしても12歳にしかみえないお手伝いさんも、心打ち解けて、皆で自然に食卓を囲んで過ごしていた。
9歳のロンくんも、「私もどらえもんが好きだ」、ということから打ち解けることができた。ロンくんはたくさんのドラえもんのマンガ本を持っていた。この家は豊かだ。

仲良くなってきたところで、もうお別れなのだ。

私の前にいつかこの家に滞在した人が残して行ったものだろう。
滞在している部屋の外に「一期一会」と書かれた書が貼ってある。

ハード面ではない。スケジュールではない。
ソフトの面、人間、ハート、たましい。

それらに照準を合わせていくと、この旅はどのように展開していくのだろうか。
明日、中部の町フエへ行く航空券が予約してある。
スケジュールに縛られている私がいるのを知りつつ、あらかじめ自分で決めたスケジュールに従って、明日はこの家を去る。

夜、リンさん、フンさんと、リンさんの友達たちと行ったカラオケボックス。赤ちゃん連れの夫婦もいた。中国語と英語の歌ばかりだったが、楽しくひとときの交流を楽しんだ。

旅での出会いも必然なのだとしたら、多くのベトナムの方との出会い、思いがけないたくさんの好意に恵まれたことに心から感謝。

多くの人に支えられて生きていることに、改めて、ありがとうございます。

本当にありがとうございます、皆さま。

カラオケボックスの4階の廊下の窓から見る月は、満たされたようなまんまるでした。


テレサ・テンと荻野目洋子の歌が、歌えました。
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プロフィール

株式会社ひらり 大江亞紀香

Author:株式会社ひらり 大江亞紀香
その方のコアからの人生の創造を支援するため、コーチング、NLPを軸に活動しています。

1.自分(存在)を掘り下げ
2.そこから未来を描き、目標を定め
3.人生をクリエイト(創造)する

この道程を通ることで、周囲に振り回されることなく、充実した、幸せな人生を手にすることができると信じ、この課程を支援しています。

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