2009.
04.
13
今年は、何人かの仲間たちと、自然農でお米を作る、ということをしようということになっています。
もっとも熱心に動いてくれている方を中心に、山梨県都留というところにいる、知人が今年借りた田んぼでともに作業させてもらえることになりました。
いけるときにいける人が行き、作業を進めていきます。
ここまでに、休耕田だった田んぼの草刈りをして、地ならしをして、畝を作って、モグラ穴をふさぎ、田んぼに水を入れることを、すでに仲間がしてくれていました。
今日は、いのししや、さるの対策として何をしようかとなり、電機柵を取り付けることになりました。
それにしても、初めて都留の田んぼにいきましたが、しっくりくる、いい場所でした。
民家もそばにあるのですが、なんだか落ち着く違和感のないところです。
空気は澄んでいて、虫もたくさんいて、そして熊も出るそうです。
さまざまな植生があり、木々が美しいのです。
それにしても、穴をふさいだはずなのに、また田んぼに入れた水がなくなってしまって、干上がってしまいました。
お隣の田んぼのおじさんにたずねてみると、休耕田だったところは1~2年は仕方がないよ、水を入れっぱなしにして使うしかないよ。というようなことを教えてくれました。
棚田なので、斜面の下の田んぼに流れ出る水を見ていたのですが、実は上の田んぼとの境目に在る土が水を吸ってしまうらしいのでした。
・・・それは盲点でした。土は本来水を吸い、そこで長年蓄えてくれているから、日本には水という潤いが常にあるのですね。
ひとまず今日は、田んぼの周りに電気柵を張り巡らして、終わりました。
自然の中に出かけること、土や大地を感じ、触れていること、それは根源的な安心感や、おちつきにつながったり、生きている実感にもつながることだなあなどと、思いました。
毎年、一年の自分を漢字一文字で決めているのですが、今年は「地」なのです。
今年の自分にもぴったり合うそんな一年だなあとも思ったりしました。
一緒に作業した皆さん、ありがとうございました。
田んぼに、豊富に流れてくれる川の水に、暖かい太陽の日差しに、隣の農夫のおじさんに、周りの豊かな自然たちにも、
ありがとうございました。
スポンサーサイト
NEXT Entry
NEW Topics