2014.
08.
31

「日本の精神文化を知ってコアから生きるセミナー」
10月19日(日)に開催します。
http://japanese-culture.peatix.com/
今回は、フィリピンに滞在し、韓国、台湾、中国、ベトナム、フィリピン、アメリカ、アフリカ系アメリカ人、カナダの方々と接し、対話した体験談なども盛り込んだ内容となります。
また、これまで参加した方からリクエストのあった、対話したり、体験談を話したりする時間を、セミナー終了後に別途設けます。
面白く、興味深く、そして自信がつきます。
私も知ることで視界が開けました。
一緒に共有して、対話してみませんか?
海外の人と接して「どうして日本では・・?」「日本人はなぜ・・・?」という質問を受けた方には、
「なるほど!」
という体験が毎回起こるようです。
これから海外の方と接する機会のある方にも、おすすめです。
http://japanese-culture.peatix.com/
スポンサーサイト
2014.
08.
31

こちらの英語学校には、14人のネイティブスピーカーの先生がいます。そのうちの一人、アメリカ人のマーク先生のクラスでの出来事です。
「宗教は世界をよりよくするか、悪くすると思うか?」というディスカッションをある日行っていました。
そこで私は
「『日本人には宗教がないけど、何を軸にして生きているの?』という質問を受けることがある。」
と言いましたところ、ティーチャー・マークは
「いや、日本には宗教があるじゃないか。SHINTO。
食事が終わった時、あなたたちは何に祈っているの?」
と質問されました。
神道を宗教とするか、宗教とは呼ばないか?は人によって異なりますが
一つの生きる指針として、われわれ日本人の中に、意識レベルべはなく、文化として無意識レベルに浸透しているものが「神道」だとわたしは感じています。
意識的に祈ったり、神社に行ったりするというよりも、
無意識に食事の前後には手を合わせて、食べ物や、それを運んでくれた人や命をささげてくれているものに(無意識に)感謝をしていますし
おじぎをして、互いへの尊重を「無意識に」表していますし
無意識にものを大切にしています。
いちいち、神さまのためだから、などとリマインドせずとも、
基本的にこうしたことを自然と行っているのが日本です。
現に、世界中の人から、「日本人が一番丁寧で礼儀正しい」
という意見を言われる機会があると思いませんか?
こちらの学校でも私はChip先生から言われました。
Chip先生は私と同業のNLPトレーナーをしている方なのですが、
テストで対話したときの質問で
「世界で一番礼儀正しいのはどの国の人だと思うか?」
という質問を受けて
ちょっと謙遜して(本当な日本人かな?と思いつつ^^)
イギリスの男性はとても女性を大切にしてくれる
といいましたところ、すぐさま先生は否定し
「いや、日本人が一番礼儀正しいよ!」
とおっしゃいました。
先生は日本に来られたことはありませんので、おそらくここフィリピンや海外で出会った日本の方々からそのような印象を受けているんだと思います。
私がイギリスでホームステイしたときにも、
「今度の団体観光客は日本人だ」
と聴いたホストマザーとそのお友達の方々が
「あーよかった。日本人なら大丈夫。日本人って一番マナーをわきまえていて、ごみも捨てなくて、大騒ぎもしなくて、本当にいいわよね。」
とおっしゃっていました。
東日本大震災の後、世界中の人々が日本人の規律の正しさや誠実さ、礼儀正しさに驚きを持ったという情報がたくさん流れていましたね。
ティーチャー・マークもそのことに言及して、
「日本は神道があるから、こんなに礼儀正しいんでしょう?」
とおっしゃいました。
神道は「言挙げせず」といって、ほかの宗教のような教典もなければ教祖様もいないし、ルールもないし開祖もいません。
言葉にしてしまうと、一人ひとり受け取り方が違うため、違った解釈を生むためだと聞きました。
だからこそ、私たち日本人にも説明しがたく、言語化しがたいのです。
意識的に教育されておらず、無意識に浸透しています。
けれど私は思います。
他の国の人には、この文化背景を共有していないので(幼いころから日本で育った人には何となく伝わって浸透しているものも、この国に育っていない限り分からないものがあるのであれば)
ある程度言葉にして行動や考えの背景を伝えて差し上げることが、
親切であるし、より理解し合えるだろうと。
この学校では、こうした興味深いディスカッションがありますから、そうした機会をとらえては、普段私がセミナーでご紹介している日本の精神文化について、お話しするように努力しています。
(英語の勉強になります!)
そういうわけで、2012年から開始し、今年も4月と8月に開催して大変好評をいただきました
「日本の精神文化を知ってコアから生きるセミナー」を、10月19日に開催します。
今回は、セミナー終了後に、これまでセミナ―を受けた方々とともに自分の体験談や思うところを対話したいという要望を受けて、対話の時間も設けます。
自分の国のこと、もっと知ってみませんか?
あるいは、日頃無意識で行っていることを、意識に上げてみることで
自信を深めてみませんか?
詳細はこちらです。
http://japanese-culture.peatix.com/
2014.
08.
30

木曜日のフィリピンのテレビニュースで、「実は、ハローキティは猫ではなかった!!」という話題が出ていたそうです。
金曜日は顔を合わせるなり、先生からこの質問が来ました。
「あなたは日本人だから、このこと知ってたの?」
と。
ニュースによると、ハローキティは「Human」なんだそうです。
これは世界的に発表されたことなのか?
マーケティングなのか?
フィリピンだけのローカルな話題なんでしょうか?
「日本に住んでいる人に聞いておきます」
と伝えて起きました。どなたかこの類の話題に詳しい方教えてください。
写真はフィリピン1大きなショッピングモール・チェーンにて。
リカちゃん人形かバービー人形か、名前はわかりませんが、こちらの人形はこちらの方に合わせて、ブラウンが勝った肌の色になっています。
次の写真はケーキです。色使いが凄いですね。
外では、子供のこんなアクティビティがありました。



2014.
08.
28

フィリピンの8月第4月曜日は、「英雄の日」です。フィリピン独立に寄与した人をたたえる日として、祭日になります。
学校が3連休だったため、昨年から気になっていたカオハガン島へ行きました。
この島は、20年前に日本人の崎山克彦さんが買われた島です。
http://www.caohagan.com/
崎山さんのが書かれた『何もなくて豊かな島』という本に詳しくあります。
その後、崎山さんは島民の方々と話し合いをしながら、彼らに仕事の機会を作りながら、より暮らしやすい毎日を実現するべくやってこられたそうです。
何もすることがない、という環境にあえて身を置くのは、全てが止まったようでそれでいて流れに乗っているようで、心地がいいです。
頭の中で言葉が回らない。
つまり、しーんとした状態が心の中で起こっていて
なーんにも考えない、
そんなまったり静かな時間でした。
風がとても心地よく、
内海なので波が全くない時間もあり
島の方々との交流もまた、興味深いものでした。
ひとまず、写真を共有します。
島の人々との交流や島の様子はまた後日ご紹介します。





2014.
08.
27

アメリカの国旗の成り立ちや歴史について書かれているテキストを
読みながらクラスを受けていましたところ、先生から、
「日本の国旗は、前はどうだったの?世界中で一番シンプルだけど、
どうしてこのデザインなの?」
と質問を受けました。
日本が国旗を持ったのは、ペリー来航以降のことです。
当時世界では、船は必ず国旗を掲げることと決められていたそうです。
それがない場合には、不審船、海賊とみなされたそうです。
そこで、ペリーは開国した日本に、今後すべての日本の船は国旗を掲げるように
と指示したそうです。
そこで初めてナショナル・フラッグを創る検討が始まったそうです。
薩摩藩藩主の島津斉彬が、毎朝海から昇る太陽を国旗にしてはどうか?と
日の丸の提案をしました。当時の民衆の大多数は、こちらの案に賛成した
そうです。
それに対して、当時の幕府の高官からは、黒一文字がいいと提案があったそうです。
長らくこの議論は紛糾しましたが、いよいよペリーの決めた期限が迫ってきた
ため、当時海運参与をされていた徳川慶喜の父、徳川斉昭が、
「日の丸に決定しよう!」
と、この議論に結論をつけたのだそうです。
(参考文献:『日本のこころの教育』致知出版社)
(国旗になる以前にも日の丸は使われていて、江戸時代には意匠のひとつとされていたそうです。
源平合戦の時に源氏が白地に赤丸の旗を、平家が赤地に金色の丸の旗を使ったという説があります。)
このあたりのことを説明しましたら、次に先生から
「どうして太陽が赤なの?」
と問われました。
「夕日が沈む時と同じように、水平線から朝日が昇るときに光の屈折で
赤くみえるんです。」
と言いましたが、先生は
「いや、太陽はオレンジ色でしょう。」
と言います。
よく言われますよね。絵を描いたときに赤で太陽を描く人あるいは国民は少なく
世界全般的には黄色、オレンジ色で描いている傾向にあると。
(日本でも古くは、太陽を赤で描く習慣はなかったようです。
高松塚・キトラ古墳の壁画には金色で描かれた太陽の絵があるそうです)
フィリピンの国旗にも太陽が描かれています。
それは黄色です。そして、太陽光線が描かれています。
先生に
「どうして太陽光線が描かれていないの?」
と聞かれました。
う~ん。それは、デザインした人のセンスかなあ。。(推測)
それは、思いつきませんでした。
後で調べたところ、仏教伝来とほぼ同時期に太陽を赤で描くというデザインが日本に
もたらされたようです。
太陽光線を描く習慣は、調べてみた限りでは特にないようです。
フィリピンの国旗では、黄色の太陽に、黄色で8本の光線が描かれていて、
その数にも意味があるそうです。
スペインの侵略に際して一番初めに反旗を翻した
8つの部族のことを示しているそうです。
3つの黄色の星は、フィリピンを代表する3つの島を指しています。
先生は丁寧にフィリピンの国旗のひとつひとつの色、柄、デザインの説明をしてくれました。
小学校でこうしたことを習ったそうですが、フィリピンの学校では毎週
月曜日に国旗を掲揚するとともに、国歌を歌うそうです。
(国旗は学校に毎日掲揚されているそうです)
写真は、こちらの英会話学校の廊下に飾ってある各国の国旗です。
それにしても、国旗をこうして額にいれて学内に飾ってくれているのは、
それぞれの国が尊重されている気持がして、うれしいものです。
国旗とアイデンティティは密接に結びついていますね。
(NLP心理学の用語でいうと、アンカーになっています)
同時に、日の丸の旗の写真だけをアップすると偏った思想の人と思われてしまう
という考え、捉え方が日本にあるのは、残念なことですね。
日本の学校では日本の国旗を掲げたり、国歌を歌ったりすることに反対する先生
たちがいるということをお伝えしたら、
フィリピン人の先生は、非常に頭の切れる方ですが、まったく理解できないらしく
「Why?」の連続でした。


2014.
08.
23

学校のジムで、運動(もどき)中です。意識しないでいると敷地内を歩くだけですので、身体がなまりますから、運動するスペースがあるのはいいです。
こちらフィリピンではバスケットボールが盛んで、学校が終わった後、夜に台湾、日本、韓国の生徒と、フィリピン人のドライバーやガーデナーが一緒に楽しんだりしています。
色々な国籍の人が集まって一つのことをしたり、交流しているのを見ると、何故だか感動します。
この学校の多国籍な感じはとても好きです。
2014.
08.
22

クラスで、アメリカの国旗について書かれている英文をフィリピンの先生と読んでいました。アメリカのインディペンデンス・デイ(独立記念日)はよく知られた7月4日ですが、フィリピンにもアメリカからの独立記念日があり、それは6月12日なのだそうです。
「日本のインディペンデンス・デイはいつ?」
と聞かれて
「日本にはないんですよ」
と答えましたら、先生はびっくりされていました。
「えええ~~?インディペンデンス・ディがないの?」
と。
沖縄返還記念日はあります。と先生に伝えました。
先生にとって、国が生まれるというのは、基本的に他国の支配からの独立、という認識なのかもしれません。
日本は歴史的に一度も他国の支配がなかったという説と
第二次世界大戦後に一時的に支配されたという視点とがあるのも事実。
どんな視点から物事を見るか。ということを、いろいろな側面から感じさせられています。
国旗のデザインに関する対話も非常に興味深かったので、また明日にでも書かせていただきます。
2014.
08.
22

【日本人としての強みや日本人だからこそ与えられる影響力にもっと自信と誇りをもって、生きる力を高めて行ける】
8月9日に開催しました「日本の精神文化を知ってコアから生きるセミナー」の感想をいただきました。
1. 心に残った学び、この講座を受けた感想や、新たな気づき
日常的に私たちが何気なくしていること、考えていることには実は
日本人の原点である自然崇拝や、八百万の神の思想、産霊の信仰が影響していることを改めて知るとてもよい機会になりました。
日本人としての強みや日本人だからこそ与えられる影響力にもっと自信と誇りをもって生きる力を高めて行くためのヒントをたくさん
得ることができ、もう少し整理をして仕事に役立てていきたいと思います。
ありがとうございました。
2. 主催者へのメッセージ、今後に期待する点など
今回はありがとうございました。
短い時間でたくさんのことを知ることができるよい時間でした。
また、受講者同士でいろいろな視点でテーマについて話すのも学びが深まったり違う気づきがあったりとても興味深かったです。
テーマをしぼって対話できる機会もあったらおもしろいと思いました。
また機会があったらぜひ参加します!
Mさん、プロコーチ、研修講師 40歳代 女性
Mさん、ありがとうございます!
次回の同セミナーの開催は、10月19日土曜日です。
2014.
08.
19

フィリピン人の新しい女性スタップの方(20歳代前半だと思います)が来られました。早速、住環境りや、生徒のための現地の人との通訳や案内などでお世話になりました。
新しいスタッフは、掲示板に写真付きで張り出されるのですが、ある日ちょうどその写真の前で彼女に出会いました。
そこで、ふと感じたことをそのまま伝えました。
「あなた、かわいいですよね!」
と。
すると、とたんに彼女は恥ずかしがって顔を伏せて、片手で軽く私をたたく動きをしながら
「あなたこそ」
と言いながら去っていきました。
何が言いたいかというと、恥じらう気持ち、照れる気持ちは、こちらの国の人も同じように持っているんだなあということです。
そして、照れた時に返す言葉も一緒なんだなあ。と。
もう一つありました。
かれこれ4週間、マンツーマンで教えていただいているフィリピン人のグラマーの先生(女性)に、バディーティーチャー(担任の先生)経由で「ライティングも教えてほしい」、と伝えてもらいました。
単に、より英語力を高めるためにバディティーチャーと対話した中から自分の中に湧いてきた欲求だったのですが
それを直接私からではなく、人経由で聞いたことで
グラマーの先生は自分が悪く言われたのだと感違いしてしまったようです。
クラスが始まる前に、友達の先生とひそひそ、落ち込んでいる顔で相談されていました。
その後はさすがプロの先生で、何事もなかったように、授業内容を急にライティングに変えて、ユーモアを交えながら堂々と教えてくれました。
すぐに怒っていないことを伝えて誤解は解けましたが
ここでも、日本のオフィスでよく見かける風景と同じだなあ、と思ってしまいました。
人情のこまやかな部分も、少し長く付き合うと感じられて
同じような点が見つかっても、違いが見つかっても、それぞれに興味深いです。
欧米人の先生とはちょっと違って、より日本人と似ている
そんな側面を見つけると、なぜか、「一緒なんだ。」とはっとするのです。
写真は、学校のラウンジです。自由にインターネットが使えるモバイルが8個くらいとコピー機があって、左側には学校の生徒向けのサービスをしてくれる旅行会社(車の手配、ビザ取得サービスや両替もここでできます)のカウンターがあります。
2014.
08.
19

アンヘレス・シティ近郊には、大きなショッピング・モールがいくつかあります。その中の一つ、「SMモール」には、メリーゴーランドがあります。
ところ変われば、メリーゴーランドの動物も違うのですね。
日本のものとは雰囲気が違います。
トラ、ヒョウ、ラクダ、ゾウ。。?
いくら過去にはユーラシア大陸と陸続きだったとはいえ
フィリピンは島国ですから、ちょっとマッチしないですね。
この国の長者番付(みたいなもの)トップ10になる人は、華僑の方々なのだそうです。
SMモールはフィリピン国内最大のショッピングモールで、華僑のオーナーはその長者番付(みたいなもの)の1位になっています。
このメリーゴーランドは、中国製なのかな、と想像しております。
2014.
08.
17


体調を崩し入院した友人がいたので、お見舞いに行きました。
学校から10~15分ほどで行ける、アンヘレス市の中心地に位置する大学病院です。
このあたりは大学が多くあり、この地域で最も優秀な大学も近くにあります。
頑張って大学まで出た人は、一家の稼ぎ頭になり、家族じゅうを支える人もいるようです。
わたしの英会話学校の先生は、彼と一緒に一生懸命お金をためて、いい家を買う予定にしているそうです。
(自分たちのためだけにお金を使えるというのは、フィリピンの中でも富裕層に入ると思います)
このあたり一帯で一番高い、8階建ての8階にその人は入院していました。
昨年増築されたそうで、とても広くて綺麗です。
その方が先生に診察してもらう時のエピソードです。
この病院には、日本の海外旅行保険デスクがあり、日本の人が一人駐在してくれています。
その方が案内してくれてとても心強かったそうですが
現地の方々が長蛇の列をなして診察を待っているところを、一番に通されて先生に診てもらえたそうです。
すごいですね。
日本の海外旅行保険が非常に手厚く、現地に住んでいる人を診るより、しっかり確実に支払ってくれるからのようなのですが
それも便利でありつつ、複雑な気持ちです。
こちらの方と接するたびに思います。
以前にも書きましたが
単に日本に生まれたというだけで、どれほどの幸運を意識せずに受け取っているのかを。
日本人だというだけで、もっともよい部屋に通してもらえます。
アメリカ人の英会話の先生がお見舞いに行って、こう言っていました。
「マニラでは、一部屋に15人くらいがベッドを並べて入院していた。この病院はすごい!!」
おそらく、誰が入院するかによって、違うんだろうなと思いました。
たまたま、お見舞い中にその方の部屋へ先生の往診がありました。
いや~~それもまたびっくりしました!!
先生が、、、!
にこにこして、得意そうな顔で、ふんぞり返りながら部屋に入ってくるではありませんか!
まるで漫画か映画のようです。この威圧感。
フィリピンは格差が激しい社会だと聞いていました。
官僚、公務員、弁護士、医者は特権階級だとは話には聞いていましたが
ここまで如実な態度で日々を過ごしていらっしゃるとは!!
この先生、日本人の患者さんを診るのは珍しくないらしく、片言の日本語を話しながら
往診されていました。
診察はフレンドリーでもあります。
悪人ではないんだと思います。。。
また後日書きますが、それにしても公務員の方々の汚職はすごいらしいのです。
それも、植民地政策をされる過程で故意に作られてしまった慣習のようです。
もともとこの国の人たちが狡猾であったというわけでもないと思いたいです。
アジアの中でもフィリピンは経済発展がさほどではないわけですが、
その理由がこのあたりにあるのだなということを今感じています。
写真は、病院からのAngels Cityの眺めです。
2014.
08.
15


こちらの英会話学校で仲良くなった台湾の黄登月さんが今日帰国しました。
図らずも同い年、偶然にもお互い滞在中に誕生日を迎えた私たちです。
姉御肌ではっきりした性格の彼女は、幼稚園の先生。2人のお嬢さんがいます。フリーディスカッションのクラスでは思いやりに溢れつつも、ストレートにものを言っていました。
毎週新しい生徒が入り、誰かが卒業して行きます。今回は、特に淋しい気がします。
見送りに来た台湾の男性も写真に飛び込んで来ました。^_^
台湾の人たちは
「私たち家族/友達だもんね!」
と言いながら、誰もがにこやかに心をオープンにして近づいて来てくれます。
(台湾の人たちの中でも、シャイな人にも出会いました)
こちらは雨季が終わったようで、今週はずっと日差しが強く、暑い日々です。
2014.
08.
14

お誕生日のメッセージをくださいました皆様、ありがとうございます。
お盆の生まれなので、たいてい誕生日は生まれ育った場所ではなく、祖父母の家や別の土地で誕生日を迎えることが多いです。
これからの一年も、のびやかに、枠組みを超えて行けたらいいなと思います。
例年に増して、日本人に生まれたのだという認識を深めつつ、国や言語を超えて、思いついたアイデアを実行していく、そんな一年になりそうです。
もっと、フィリピンの文化を知っていきたいと思いますし、一緒に学んでいる学生さんたちの出身国、台湾や韓国、タイ、ベトナムの文化も知りたいなと思います。
それにしても、こちらでは、際立って台湾の方の明るくフレンドリーな姿に元気をもらっていますよ。
写真は、2週間前に訪れたボラカイ島です。
2014.
08.
13

戻ってみたら、いいお天気が続き、暑いフィリピンです。
2週間前は雨季特有のスコール、台風、曇りそして晴れ間が一日のうちに繰り返されて、以外と日本の梅雨のように肌寒い時もありました。
おかげで、こんな綺麗な夕焼けも見ることができます。
皆様お誕生日のメッセージ、ありがとうございます。^ - ^
2014.
08.
12

昨夜、大きな満月(エクストラ・スーパームーン)を眺めながら、フィリピン、アンヘレス市に戻りました。
日本に来る時も、フィリピン、アンヘレス市の時も、「戻る」と言いたくなるのが不思議です。
そしてまた、今日から英語学習の再開です。
人の意識は本当に主観的ですね。まるでブランクがなかったかにように、昨日までそうしていたかのようにクラスに参加しています。
しかし、同時に入学した16歳の高校生の男の子の会話力が上がっていて、ここで2週間の差を感じたのでした。(後は、記憶力の違いかな?)
日本に来た台風がこちらの雲を持ち去って、雨季にしては珍しく
終日いいお天気です。
2014.
08.
10

【日本人でよかった!日常がすとんと腹に落ちました。すごく楽しかったです!】
昨日は、日本精神文化を知ってコアから生きるセミナーを開催していました。ちょうど定員の方に集まっていただき、それぞれの日本について感じた体験、側面、疑問点なども出していただきながらの時間となりました。
お伝えしたい内容が多いために、皆さんでの対話の時間を思うように取れないのがもどかしいのですが、次回10月19日に開催する際までに、更に内容をブラッシュアップしていきたいと思います。
そして、続編もいずれ開催してみたいと思います。
戦後に抜け落ちてしまった教育があるとしたら、
自国や自国の文化に誇りを持つということへの教育です。
このことは、自分を信頼する気持ちをはぐくみます。
決して、自分たちが一番よくて、他はだめだという教育ではありません。
先祖が代々引き継いでくれている良いものを継承するものです。
そして、国際社会において、何を信じて生きる日本人であるのか?世界のどの位置に立ってものを考え、行動しているのか?われわれは何者か?という
アイデンティティを形成するものです。
この教育が戦後、抜け落ちてしまったのではないかと思います。
参加された方の感想を一部紹介します
・日本人でよかった!おおらかで、のびやかで、全部とつながることができる民族なんですね。
・みんなが仲良く暮らす平和な社会をつくるのは、政治家ではなく民間で、その中で日本のふつうの人の普通の感覚が大きな役割を果たせるのではないかと思いました。
・自分の中にあるぼんやりとふんわりとした情報や日常がすとんと腹に落ちた感じでした。
・すごく楽しかったです!ありがとうございます!(^O^)/
参加くださいました皆様、ありがとうございました。
2014.
08.
10

お勧めの本『新釈古事記伝』。雑誌『致知』にて対談が連載されました。
8月になると、終戦や原爆投下の経験を思い出し、風化させないような動きがありますね。
この本は、戦前までの日本に存在した人としての在り方、生き方が示されています。それは、偏った考え方、生き方というのではなく、311後に世界中から称賛された、一人一人の中に浸透しているモラルの高さ、相手を思いやる心などについての原点とでもいうような内容のものです。
戦後絶版になっていたものが、この夏、復刊されました。3,000部の限定版がたちまち売り切れとなり、再版されたそうです。
こちらのサイトでもご案内が掲載されています。(私の対談も一部掲載されています)
http://www.chichi.co.jp/special/yamatonokokoro/
2014.
08.
09

うつくしい日本語、うつくしい人としての佇まい
戦後に途絶えてしまっていた、形にならない人としての在り方が、この本には残されています。
戦前に編纂され、一度絶版となっていた『新釈古事記伝』。
この本に2011年に出会い、本当に良書だなと思っていましたところ、嬉しいことに最近、致知出版社から再販されました。
ご縁あって雑誌『致知』にてこの本をめぐる対談をさせていただきましたが、記事が掲載された7月に入ってから、急速な勢いで注文が増え、3000セットがたちまち完売したのだそうです。
そして、お求めになれなかった方から多数のご要望があったそうで、また、編者である栗山要先生より、「広く日本国民に流布したい」という願いを受けて、増刷されることになったそうです。
嬉しいことです。
ぜひ手に取っていただき、この国に脈々と受け継がれてきた人としての佇まいの美しさを、感じ取っていただければと思います。
読むだけで心が洗われる。
読むだけで、美しい空気に触れられる。
そんな本だと思います。
http://www.chichi.co.jp/special/yamatonokokoro/
こちらのページに、詳しく掲載されています。
また、2012年から継続して開催しています
「日本の精神文化を知ってコアから生きるセミナー」を
明日10:00~13:00神保町にて開催します。
https://www.facebook.com/events/259268334268723/
『新釈古事記伝』の『受け日』の巻も引用し、日本人と太陽との関係についてもご紹介させていただきます。
戦後、私たちの文化は、自国や自分の民族を肯定することをしなくなりました。逆に否定するということが一般的な風潮となり、そのために、国全体を挙げて、自己肯定感が低い、という現象が起こっています。
自己肯定感が低いというのは、自分の未来に対して、「できる」と信じる範囲が狭かったり、今現在置かれている状況で自分に力が不足していると思ったり、自信がないという傾向にあるということです。
日本人が等身大に自分の文化や民族や国を受け止めることができたとき、自然と自信が高まり、国際的な面でも、世界に対して発言ができるようになったり、自然と力を発揮できるようになると思います。
長々と書きましたが、自信を持ちたい方
外国の方に自国の文化を紹介したい方
などにもご紹介したいと思っています。
明日の次は、10月19日(日)に開催の予定です。
2014.
08.
06

日曜日は、ワールドシフト・ネットワーク・ジャパン主催「ワールドシフト・コミュニケーター養成講座」第2期を開催していました。
意欲のある方、個性豊かな参加者の方々とともに充実の1日でした。
1期でコミュニケーターになられた方のうち2名の方が再受講され「医療とワールドシフト」「教育とワールドシフト」とそれぞれのプレゼンテーションをされていて、非常に興味深いものでした。
ワールドシフトとは、生態系、経済、社会の3つの世界の危機と呼ばれるものに対し、個別の対処だけではなく、文明そのものを転換させる必要がある、とする世界的なムーブメントです。
文明の転換、シフトを起こしていくには、まず自分から。
自覚的に動いていたいものです。
2014.
08.
04

土曜日は、今野華都子先生の講演会に伺いました。
先生の経営者としてのご経験やそれを裏付ける体験や物事の捉え方に学び満載でした。
人を信じる力。ぶつかりながら、困惑を感じながらも踏みとどまる力。そこから開けてくる運命について感じる時間でした。ありがとうございます。
2014.
08.
04

先週木曜日は、初の平日開催のNLPプラクティショナー(コンシャスリリース・メソッド基礎)コース12日間の最終日でした。
3月から始まり、ほぼ隔週木曜日に進めてきました。
途中5月に自然豊かな地で合宿をしたことも大きなインパクトとなりました。
参加された方々同志の作り上げる、楽しく、深い洞察があり、そしてお互いの成長や取組に刺激を受け合う、コクのあるコースでした。
こうしたペースで進めるコースの意義や効果も、たくさん教えていただいたように思います。
参加された皆様、ありがとうございます。
平日マスターコースは、来年2月からスタートです。
2014.
08.
02
昨日は、大小田さくら子先生をお招きして「やまとかたり」体験ワークショップを都内で開催していました。
「やまとかたり」ワークショップでは、母音を身体のチャクラを活性化したり清めたりしている感覚で発し
古事記冒頭文を声に出して素読したり、自分を清める祝詞や水や宇宙を清める祝詞を挙げたりします。
日本語のオトによって引き起こされる波動の効果を体感し、
場、自分を浄化し、祈る
空間は本当にきれいなエネルギーになったようで、参加された方々が口々に「気持ちよかった~。」「すっきりした。」「この部屋すごいいいエネルギー」「楽しかった」。
などと感想を教えてくれました。
古事記に限らず、声に出して読むことは、黙読とは違う大いなる効果を発すると思います。
素読。
かつて寺子屋でされていた教育のひとつでもありますね。
ぜひ、「古事記」冒頭文を声に出して読んで見られてください。
繰り返しているうちに、一人ひとり違う、ご自身なりの変化を実感されるのではないかな、と思います。
