2012.
03.
16
昨日は透明なあり方セミナーでした。
都内の緑豊かな公園をネイチャーコーチングをしながら、問いを持って過ごしていただいたり、父・母から受け継いだ系統を発展させていくワークなどを、春の日差しの温かい、風の吹く空の下、行いました。
ご参加になった方から感想を頂いていますのでご紹介します。
~~~~~~~~~~~~
前回、1月に受講させていただき、本日は2回目のセミナーでした。
内容やワークは少し異なりましたが、
『透明な在り方』というものを又違った側面からご講義いただき、
実践のワークも体験して、もう少し理解(心身&感覚でも)が深まったように思います。
自然の力にサポートしていただくネイチャー・コーチングには、
とても助けられました。
また、『問いをもつ』というテーマのご説明で、
ネイティブ・アメリカンの長老がおっしゃたという、
「問いを求め続けた部族は永続し、こたえを求めた部族は滅びた。」
という言葉は心に残りました。
素晴らしいお二人の先生方にサポートいただきながら、
受講すること自体が『在り方』を透明に近づけていただけるような、
天からのプレゼントのようなセミナーだと思いました。
受講後は、心身ともに軽やかに心地よくなりました。
心より感謝申し上げます!
関口絵里子さま セラピスト&建築家
~~~~~~~~~
関口さん、ありがとうございました。
都内の緑豊かな公園をネイチャーコーチングをしながら、問いを持って過ごしていただいたり、父・母から受け継いだ系統を発展させていくワークなどを、春の日差しの温かい、風の吹く空の下、行いました。
ご参加になった方から感想を頂いていますのでご紹介します。
~~~~~~~~~~~~
前回、1月に受講させていただき、本日は2回目のセミナーでした。
内容やワークは少し異なりましたが、
『透明な在り方』というものを又違った側面からご講義いただき、
実践のワークも体験して、もう少し理解(心身&感覚でも)が深まったように思います。
自然の力にサポートしていただくネイチャー・コーチングには、
とても助けられました。
また、『問いをもつ』というテーマのご説明で、
ネイティブ・アメリカンの長老がおっしゃたという、
「問いを求め続けた部族は永続し、こたえを求めた部族は滅びた。」
という言葉は心に残りました。
素晴らしいお二人の先生方にサポートいただきながら、
受講すること自体が『在り方』を透明に近づけていただけるような、
天からのプレゼントのようなセミナーだと思いました。
受講後は、心身ともに軽やかに心地よくなりました。
心より感謝申し上げます!
関口絵里子さま セラピスト&建築家
~~~~~~~~~
関口さん、ありがとうございました。
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2012.
03.
14
2012.
03.
14
「お金がないから」「これは儲からないから」「経済の軌道に乗らないから」という理由で、あきらめたことはありませんか?
~
それは、これまでの経済システムを前提に、考えているからかもしれません。
今の経済システムから外の枠組みに出ることが可能なのだとしたら、と、創造してみたとき、それはどんな風に変わるのでしょうか。
そして、それは可能なことです。
世界の各地で、少しずつ、それは実現されつつあります。
そうした事例を伺いながら、そして未来への新しい経済の仕組みを構想するアイデアがあれば、わたしたちの暮らしがどんな風に変わるのか。。
毎回大好評をいただいております、テトラゼミ。3月5日第2回
は、おかげさまで満席、キャンセル待ちでの開催となりました。
次回、第3回は4月9日月曜日です。
テーマは「経済」。
未来の経済、ポスト資本主義、グリーンエコノミー、地域通貨、マーケティング3.0
などをご紹介いただきます。
現代の経済システムを前提として未来を構想するのではなく、経済の流れ自体を新たな発想で捉えたとき、わたしたちの生きる基盤や前提が覆され、豊かに発想が広がります。
そして、既に社会で実現されている事例を知り、未来へのアイデアと希望を得ていきます。
早くも残席10名になっています。
ご興味のある方はお早めにお席を確保される方が良いかもしれません。
テトラゼミは、未来へのアイデアと希望の宝庫です。
これまでにない、未曾有の、1,000年に一度の、という形容詞の付く出来事の起こる中に日々暮らしている現代の我々。
だからといって、閉塞感や不透明感ばかりが社会にあるというわけではなく、実は、既に新しい希望に満ちた潮流は始まっているのです。
「お金がないから」「これは儲からないから」「経済の軌道に乗らないから」という理由で、あきらめたり、実行されてこなかった社会に本当に必要とされる取り組みを、これからは実行に移せる機会でもある、そう言えるのではないでしょうか。
日時:4月9日月曜日19:30~22:00
*今回のみ時間が異なりますのでご注意ください。
18:30~19:30は、「エンデの遺言」上映会です。
この時間にお越しになれない方は、あらかじめユーチューブ等で「エンデの遺言」をご覧になっておいてください。
場所: 株式会社コミット会議室東京都中央区銀座6-2-1 Daiwa銀座ビル 2階
講師:谷崎テトラ氏
参加費:6回分まとめてお申込みの場合、1回4,000円×6=24,000円
1回ごとのお申込み 4,500円
学生 6回まとめての場合 1回1,500円×6=9,000円
1回ごとの場合 2,000円
お申込み:パソコン用(SSL対応)
携帯電話用(SSL対応)
●今後の開催スケジュール(途中回からの参加も可能です)
第3回 4月9日(月) 19:30~22:00
4 5月7日(月) 19:00~21:30(22:00まで延長の可能性あり)
5 6月4日(月) 〃
6 7月2日(月) 〃
7 8月6日(月) 〃
8 9月3日(月) 〃
・・・ この後も毎月一回開催する予定です。
●テーマ
4月 経済
5月 ダンス・ダンス・ダンス(実際に皆でダンスするかもしれません)
6月 エネルギー 地球サミット
7月 惑星意識 悟り グローバルブレイン
8月 平和
9月 エコビレッジとコミュニティ
・・・各回のテーマは予定です。10月以降も継続します。
~
それは、これまでの経済システムを前提に、考えているからかもしれません。
今の経済システムから外の枠組みに出ることが可能なのだとしたら、と、創造してみたとき、それはどんな風に変わるのでしょうか。
そして、それは可能なことです。
世界の各地で、少しずつ、それは実現されつつあります。
そうした事例を伺いながら、そして未来への新しい経済の仕組みを構想するアイデアがあれば、わたしたちの暮らしがどんな風に変わるのか。。
毎回大好評をいただいております、テトラゼミ。3月5日第2回
は、おかげさまで満席、キャンセル待ちでの開催となりました。
次回、第3回は4月9日月曜日です。
テーマは「経済」。
未来の経済、ポスト資本主義、グリーンエコノミー、地域通貨、マーケティング3.0
などをご紹介いただきます。
現代の経済システムを前提として未来を構想するのではなく、経済の流れ自体を新たな発想で捉えたとき、わたしたちの生きる基盤や前提が覆され、豊かに発想が広がります。
そして、既に社会で実現されている事例を知り、未来へのアイデアと希望を得ていきます。
早くも残席10名になっています。
ご興味のある方はお早めにお席を確保される方が良いかもしれません。
テトラゼミは、未来へのアイデアと希望の宝庫です。
これまでにない、未曾有の、1,000年に一度の、という形容詞の付く出来事の起こる中に日々暮らしている現代の我々。
だからといって、閉塞感や不透明感ばかりが社会にあるというわけではなく、実は、既に新しい希望に満ちた潮流は始まっているのです。
「お金がないから」「これは儲からないから」「経済の軌道に乗らないから」という理由で、あきらめたり、実行されてこなかった社会に本当に必要とされる取り組みを、これからは実行に移せる機会でもある、そう言えるのではないでしょうか。
日時:4月9日月曜日19:30~22:00
*今回のみ時間が異なりますのでご注意ください。
18:30~19:30は、「エンデの遺言」上映会です。
この時間にお越しになれない方は、あらかじめユーチューブ等で「エンデの遺言」をご覧になっておいてください。
場所: 株式会社コミット会議室東京都中央区銀座6-2-1 Daiwa銀座ビル 2階
講師:谷崎テトラ氏
参加費:6回分まとめてお申込みの場合、1回4,000円×6=24,000円
1回ごとのお申込み 4,500円
学生 6回まとめての場合 1回1,500円×6=9,000円
1回ごとの場合 2,000円
お申込み:パソコン用(SSL対応)
携帯電話用(SSL対応)
●今後の開催スケジュール(途中回からの参加も可能です)
第3回 4月9日(月) 19:30~22:00
4 5月7日(月) 19:00~21:30(22:00まで延長の可能性あり)
5 6月4日(月) 〃
6 7月2日(月) 〃
7 8月6日(月) 〃
8 9月3日(月) 〃
・・・ この後も毎月一回開催する予定です。
●テーマ
4月 経済
5月 ダンス・ダンス・ダンス(実際に皆でダンスするかもしれません)
6月 エネルギー 地球サミット
7月 惑星意識 悟り グローバルブレイン
8月 平和
9月 エコビレッジとコミュニティ
・・・各回のテーマは予定です。10月以降も継続します。
2012.
03.
05
昨日までの週末は、NLPマスタープラクティショナーコース第4講プレゼンテーションでした。
NLPを活用してプレゼンテーションをすると、とても効果的に伝わるのです。
それらを楽しみながらワークを重ねて積み上げた上で、一人一人が自分をありのままに語る時間になりました。
ただ、自分を小さく見せず、ただ、真実の自分としてありのままにそこにいて、自分の物語を語る。。
当初の予想を超えて、参加されている方々で作り出す、素晴らしい浄化の場になりました。
一人一人が本当に生(なま)に生きている。
自分の物語が語られる時、語り手が真実の自分でいる時、聞き手が癒される。。
そして、ありのままを聞いている人から受け入れられ、自らも受け入れることができる時、ほっとしたような、呼吸が深くなるような、深い深い変容がその場にいる人たち全員に起こり始める。。。
一人一人の方の、お互いを、自分を信頼した勇気あるあり方に、ありがとうの気持ちで一杯になります。
終了後は、皆さんすっきりとした達成感や、仲間や自分を認める気持ちが広がっている、そんな場になりました。
ありがとうございます。
NLPを活用してプレゼンテーションをすると、とても効果的に伝わるのです。
それらを楽しみながらワークを重ねて積み上げた上で、一人一人が自分をありのままに語る時間になりました。
ただ、自分を小さく見せず、ただ、真実の自分としてありのままにそこにいて、自分の物語を語る。。
当初の予想を超えて、参加されている方々で作り出す、素晴らしい浄化の場になりました。
一人一人が本当に生(なま)に生きている。
自分の物語が語られる時、語り手が真実の自分でいる時、聞き手が癒される。。
そして、ありのままを聞いている人から受け入れられ、自らも受け入れることができる時、ほっとしたような、呼吸が深くなるような、深い深い変容がその場にいる人たち全員に起こり始める。。。
一人一人の方の、お互いを、自分を信頼した勇気あるあり方に、ありがとうの気持ちで一杯になります。
終了後は、皆さんすっきりとした達成感や、仲間や自分を認める気持ちが広がっている、そんな場になりました。
ありがとうございます。
2012.
03.
02
一昨日、昨日とPO法人パルシックさんの運営されている、石巻市のおちゃっこ(コミュニティカフェ)行ってきました。
昨年12月から毎月1回のペースで訪れ、その都度、2箇所のおちゃっこ「大街道」と「鹿妻」でパステル画を描くワークショップをさせていただいています。
パステルという画財は、ふわっとした明るいパステル調の色が出るもので、その色とりどりの画財を観ているだけでも心が和みます。
そのパステルを粉末状にして、指につけて描きます。
東京でも時々ワークショップをしますが、自然と大人が子供の気持ちに帰り、そして一心に集中して無心になって描くことができます。
同時に、自分の中に溜まっていた感情や澱のようなものも、色を通して外に出すことができるのです。
描く前から、「わあーきれいだねえ」「できるかな?」「わたし絵が苦手だから。。」といった声があがり
描き出すと「きれいな色がでるね」「あなたのきれいね」「・・・集中。沈黙。没入。。。」
終わる頃には、弾むような会話になったり、頬が紅くなっていたり、いきいきとしたエネルギーが部屋中にひろがったり、達成感や、自分らしい工夫をした満足感や、いろいろな感情の広がりを感じます。
今回は、先月パステルを描いた方のお孫さんが通われている小学校でもパステル画を描きました。
東京の友人が、震災から10日後くらいから石巻へ訪れ、支援のための仕組みを創り、石巻に滞在して関わり続けているのですが、そのご縁で伺うようになりました。
伺うとまず初めに、ハブになっている場所、大街道のおちゃっこへ行きます。
全国から訪れるボランティアの大学生や30歳前後の世代の男性、女性が、つねにそこにいます。
彼ら、彼女らは、2~3日から1週間、1ヶ月、長い人は数ヶ月という単位でそこに滞在していました。1週間程度の滞在を3~4回繰り返しているという人もいました。
おちゃっこでは、地域の方々がこられたら、無償でランチや飲み物を提供しています。ランチを作る担当の地元のパートの方もいらっしゃいます。
そして、地域の方々。
これらの方々全員が民家を改装したお茶の間に集い、それぞれに会話したり、和んだりしています。
カフェ終了後は、ボランティアとパルシック職員の友人とで毎日ミーティングをします。
前回から感じていることなのですが、
19歳~30歳前後の方々ひとりひとりの感想をうかがうたびに、そして、この場で色々な立場の方と接するたびに、「ここでは、何かすごいことが起きている」、と感じずにはいられなくなります。
何がそう思わせるのか?というと、
このカフェにある空気感は、ほんとうに貴重なもので、人と人との心のつながり、安心感、居場所を、ここにいる誰もが実感していることが手に取るように伝わってくるのです。
たった1泊2日の滞在を2回、3回しているだけの私でさえ、とても居心地よく心通わせられる空間なのです。
恐らく、人として生きている人誰もが求めていると思われる、心と心のつながりがここにはあり、ここを訪れた人はそれを実感していくのです。
まるで、親戚一同が集まったような、そんな温かく和んだつながりがあります。
地元の方の中には、大変な体験をされて、初めふさぎ込んでいた方や、独りになると涙が止まらなくなって気がおかしくなりそうだったとおっしゃる方も、ここに来て、地元の人たち同士で、そしてボランティアの学生さんに対して、なんでもない会話をしながらだんだんと元気になってこられたのだとおっしゃいました。
実はこのコミュニティ・カフェは、3月10日をもって、終了となるのです。
民家を無償で提供してくださっていた大家さんも、いよいよこの民家を貸しに出されるそうです。
ちょうど私が訪れた2月29日の夜は、地元の方々からの感謝の夕食会の日でした。
その会の席で、地元の方がおっしゃいました。「パルシックさんのお陰で、われわれはどれほど助けられたか。お陰で元気になれた。」と。
それを伺う私達は、NPO職員の1名を除き、滞在3回目の私、3日目、通算20日ほどの滞在の学生さん、1週間目の学生さん、3ヶ月滞在しているボランティアの方。と、短い期間の滞在の者ばかり。
そうです。この事柄に関して、実は感謝されるべき一人の対象者がいないんです。学生さんやボランティアの人は、皆、入れ替わり立ち代り訪れています。誰か特定のひとりふたりがそこにいる地元の人たちを助けたり支えたりしたのではないのです。
この仕組み、組織に対して、地元の人たちは感謝しておられるのでしょう。
実際には地元の方々は、私達にこころから感謝されていましたが、その感謝は、私たちを通して、これまでここに訪れた全ての人々や、その行動や、それを提供している組織体、チーム、人と人とが協力し合う有機体に対して、感謝をされているのです。
たまたまその日そこにいた私を含むボランティア9名とNPOパルシックの職員の友人1名が感謝を伝えられたに過ぎないのですね。
ここには100名ほどのボランティアが入れ替わり立ち代り訪れたと聴きました。
「「ここの地域には高い建物がない。条例で2階建てまでと決められているんだ。
もし、ここに高い建物があったら、もっと多くの人たちの命が助かったのにな。」
って、言われた言葉が忘れられない。」
学生のボランティアの方々が、こみ上げる涙を抑えながら、地元の方々のお話を伺った感想を話されていたのを聞きました。
特に意図されたわけでもないこのパルシックの仕組みによって、この甚大なる災害がもたらした一人ひとりの人の心や人生に与えた影響が、こうした若いボランティアの方々の心の中に引き継がれ、これから10年先、20年先、50年先の未来に、とてつもなく影響を与える出来事が、ここで静かに起こっている、そう思わずにはいられませんでした。
被災地といわれる地域の中でこそ、これからわたしたちが進んでいくべき未来が既に生まれている、
そんな風に感じる出来事でもありました。
この大きな痛みの出来事を、ともに分かち合い乗り越えていくのに、たくさんの学びや気付きや、融合がさらに起こっていくのだろうと感じた訪問でした。

小学校でパステル画を描いた後の写真です。
昨年12月から毎月1回のペースで訪れ、その都度、2箇所のおちゃっこ「大街道」と「鹿妻」でパステル画を描くワークショップをさせていただいています。
パステルという画財は、ふわっとした明るいパステル調の色が出るもので、その色とりどりの画財を観ているだけでも心が和みます。
そのパステルを粉末状にして、指につけて描きます。
東京でも時々ワークショップをしますが、自然と大人が子供の気持ちに帰り、そして一心に集中して無心になって描くことができます。
同時に、自分の中に溜まっていた感情や澱のようなものも、色を通して外に出すことができるのです。
描く前から、「わあーきれいだねえ」「できるかな?」「わたし絵が苦手だから。。」といった声があがり
描き出すと「きれいな色がでるね」「あなたのきれいね」「・・・集中。沈黙。没入。。。」
終わる頃には、弾むような会話になったり、頬が紅くなっていたり、いきいきとしたエネルギーが部屋中にひろがったり、達成感や、自分らしい工夫をした満足感や、いろいろな感情の広がりを感じます。
今回は、先月パステルを描いた方のお孫さんが通われている小学校でもパステル画を描きました。
東京の友人が、震災から10日後くらいから石巻へ訪れ、支援のための仕組みを創り、石巻に滞在して関わり続けているのですが、そのご縁で伺うようになりました。
伺うとまず初めに、ハブになっている場所、大街道のおちゃっこへ行きます。
全国から訪れるボランティアの大学生や30歳前後の世代の男性、女性が、つねにそこにいます。
彼ら、彼女らは、2~3日から1週間、1ヶ月、長い人は数ヶ月という単位でそこに滞在していました。1週間程度の滞在を3~4回繰り返しているという人もいました。
おちゃっこでは、地域の方々がこられたら、無償でランチや飲み物を提供しています。ランチを作る担当の地元のパートの方もいらっしゃいます。
そして、地域の方々。
これらの方々全員が民家を改装したお茶の間に集い、それぞれに会話したり、和んだりしています。
カフェ終了後は、ボランティアとパルシック職員の友人とで毎日ミーティングをします。
前回から感じていることなのですが、
19歳~30歳前後の方々ひとりひとりの感想をうかがうたびに、そして、この場で色々な立場の方と接するたびに、「ここでは、何かすごいことが起きている」、と感じずにはいられなくなります。
何がそう思わせるのか?というと、
このカフェにある空気感は、ほんとうに貴重なもので、人と人との心のつながり、安心感、居場所を、ここにいる誰もが実感していることが手に取るように伝わってくるのです。
たった1泊2日の滞在を2回、3回しているだけの私でさえ、とても居心地よく心通わせられる空間なのです。
恐らく、人として生きている人誰もが求めていると思われる、心と心のつながりがここにはあり、ここを訪れた人はそれを実感していくのです。
まるで、親戚一同が集まったような、そんな温かく和んだつながりがあります。
地元の方の中には、大変な体験をされて、初めふさぎ込んでいた方や、独りになると涙が止まらなくなって気がおかしくなりそうだったとおっしゃる方も、ここに来て、地元の人たち同士で、そしてボランティアの学生さんに対して、なんでもない会話をしながらだんだんと元気になってこられたのだとおっしゃいました。
実はこのコミュニティ・カフェは、3月10日をもって、終了となるのです。
民家を無償で提供してくださっていた大家さんも、いよいよこの民家を貸しに出されるそうです。
ちょうど私が訪れた2月29日の夜は、地元の方々からの感謝の夕食会の日でした。
その会の席で、地元の方がおっしゃいました。「パルシックさんのお陰で、われわれはどれほど助けられたか。お陰で元気になれた。」と。
それを伺う私達は、NPO職員の1名を除き、滞在3回目の私、3日目、通算20日ほどの滞在の学生さん、1週間目の学生さん、3ヶ月滞在しているボランティアの方。と、短い期間の滞在の者ばかり。
そうです。この事柄に関して、実は感謝されるべき一人の対象者がいないんです。学生さんやボランティアの人は、皆、入れ替わり立ち代り訪れています。誰か特定のひとりふたりがそこにいる地元の人たちを助けたり支えたりしたのではないのです。
この仕組み、組織に対して、地元の人たちは感謝しておられるのでしょう。
実際には地元の方々は、私達にこころから感謝されていましたが、その感謝は、私たちを通して、これまでここに訪れた全ての人々や、その行動や、それを提供している組織体、チーム、人と人とが協力し合う有機体に対して、感謝をされているのです。
たまたまその日そこにいた私を含むボランティア9名とNPOパルシックの職員の友人1名が感謝を伝えられたに過ぎないのですね。
ここには100名ほどのボランティアが入れ替わり立ち代り訪れたと聴きました。
「「ここの地域には高い建物がない。条例で2階建てまでと決められているんだ。
もし、ここに高い建物があったら、もっと多くの人たちの命が助かったのにな。」
って、言われた言葉が忘れられない。」
学生のボランティアの方々が、こみ上げる涙を抑えながら、地元の方々のお話を伺った感想を話されていたのを聞きました。
特に意図されたわけでもないこのパルシックの仕組みによって、この甚大なる災害がもたらした一人ひとりの人の心や人生に与えた影響が、こうした若いボランティアの方々の心の中に引き継がれ、これから10年先、20年先、50年先の未来に、とてつもなく影響を与える出来事が、ここで静かに起こっている、そう思わずにはいられませんでした。
被災地といわれる地域の中でこそ、これからわたしたちが進んでいくべき未来が既に生まれている、
そんな風に感じる出来事でもありました。
この大きな痛みの出来事を、ともに分かち合い乗り越えていくのに、たくさんの学びや気付きや、融合がさらに起こっていくのだろうと感じた訪問でした。

小学校でパステル画を描いた後の写真です。