2011.
08.
29
傑出した人は二つの教育を受けている。
一つは学校の先生から受けた教育であり、
もう一つはより個人的で重要なのだが、
自分自身から受けた教育である。
──エドワード・ギボン(英国の歴史家)
自分から受けた教育。
言い換えると、自分で自ら気づいて、経験を学びにする
そういうことを言っているのだろうと思います。
まさに、誰かから教えてもらったことだけが教育、学びであるのではなく、
いかに能動的に目の前に起こっている事象や体験を自分の学びとしていくのか?
このことが人の成長に大きく影響を与えているのではないでしょうか。
今、私たちの社会に起こっている出来事から、学び、それを未来の社会に活かしていくこと
真摯に、個人的にも、社会と言う観点でも取り組んでいきたいものです。

Photo:Akiko Ohe
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2011.
08.
23
今年はコア・クリエーションズができて5周年です。お盆の時期に東京・名古屋で、コア・クリエーションズの講座を受けてくださった方、コーチングを受けてくださった方々とささやかな宴をし、旧交を温めました。
温かい心の交流があること、初めての出会いの中にもくつろぎと安心感と遊び心があること、そんな場を見ることで、こうした人と人との心のあたたかいつながりの機会が拡がっていくことを願いました。
人が生きるのに必要なものは、”つながり”の感覚なのだと思います。
社会が高度化されるにつれ、担う役割は細分化されていきました。
しかし、本当に生きているなと思える感覚というのは、誰かの心と交流があるときや、自然の中に生かされていると感じるときや、連綿とした先祖からのつながりに感謝するときや、大地に育まれた食物を食べているときなどなのではないでしょうか。
水や食べ物や、太陽の光とともに、つながりの感覚というものは、人を生かしていく大切な要素であると、震災後の現地の方々の様子を知るにつけ、深く感じさせられます。
引き続き、私自身がコアから生きることに精進しつつ、周囲の環境や誰かの言葉や、社会の風潮ではなく、自分の中心につながって、その声に従って生きることの提案を続けて行きたいと思います。

2011.
08.
22
先日、救急病院の医師をされている方とお話をしていたときに教えてくださったこと。
「常に突然の死に向き合うことをしていると、人はまさかこのタイミングで死ぬとは思ってもいないのだと気づかされる。
ちょっと前の時代には、死はもっと身近なもので、人はだいたい家で死んでいたが、現代は9割以上が病院で亡くなる。
そうなることによって、死が日常から離れてしまった。そして、常に生と背中合わせに死があるということを感じられなくなってきたのではないか。
こうした、常に死は起こりうるものだという認識があるかないかで、人生の充実度は異なってくるように思う。
その観点に立つと、限りある命をどのように生きるか?を真剣に考えるようになる。
今、死生観についての教育が必要なのではないかと、私の立場だからこそそう思う。」
ああ、ほんとうに。藤原新也さんの『メメント・モリ』(死を思え)ではありませんが、死を前提にして、生はあるのだなあ。。と、その方の実感のこもった語りを伺いながら、感じたのでした。
他界より眺めてあらば静かなる的となるべきゆふぐれの水 葛原妙子
Photo:Akiko Ohe
「常に突然の死に向き合うことをしていると、人はまさかこのタイミングで死ぬとは思ってもいないのだと気づかされる。
ちょっと前の時代には、死はもっと身近なもので、人はだいたい家で死んでいたが、現代は9割以上が病院で亡くなる。
そうなることによって、死が日常から離れてしまった。そして、常に生と背中合わせに死があるということを感じられなくなってきたのではないか。
こうした、常に死は起こりうるものだという認識があるかないかで、人生の充実度は異なってくるように思う。
その観点に立つと、限りある命をどのように生きるか?を真剣に考えるようになる。
今、死生観についての教育が必要なのではないかと、私の立場だからこそそう思う。」
ああ、ほんとうに。藤原新也さんの『メメント・モリ』(死を思え)ではありませんが、死を前提にして、生はあるのだなあ。。と、その方の実感のこもった語りを伺いながら、感じたのでした。
他界より眺めてあらば静かなる的となるべきゆふぐれの水 葛原妙子

2011.
08.
20
来週末、27日土曜日、28日日曜日に「豪傑と学ぶ2日間」と称しまして、NPOビーグッドカフェ主催のVISIONSというイベントがあります。
そこで、ワールドシフトネットワーク・ジャパンでは、「農的ワールドシフト」に関する対話と大交流会を行います。
ワールドシフトとは何かを知りたい方、
世界が移行しつつある今、何をしたら良いんだろう?と思っておられる方、
生活や働き方を変えていく必要性を感じておられる方
意識や生活をシフトさせつつあるが、異分野の人たちとネットワークを創りたい方、
様々なジャンルで手を取り合っていきたい方
ともに集って、対話をしましょう。
他の分科会も、生き方をシフトした方々の実体験を聞けて大変興味深いものばかりです。
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WorldShift Network JapanがVISIONSフォーラムを応援します!
VISIONSフォーラム開催 8月27~28日@東京ウィメンズプラザ、他
2つのプログラムでコラボします!
【VISIONSとは】
日本全体の復興のために、持続可能で豊かなコミュニティを創るチャレ
ンジャー応援プロジェクトです。
地域の特性を活かした事業を始める若者や、農林業や畜産業でチャレン
ジする若者、社会に貢献する事業を始める若者達を応援します。
出演者:谷崎テトラ、西村ユタカ、大江亞紀香、熊野英介、北川フラム、大和田順子、紫牟田伸子、
山崎亮、本村拓人 、曽根原久司 他多数
【ワールドシフトのプログラム】
8月27日(土)17:30~【B1-1】「農的ワールドシフトを始めよう!」
出演:谷崎テトラ(一般社団法人ワールドシフト・ネットワーク・ジャパン代表理事)、
西村ユタカ(都市生活者の農力向上委員会事務局)
大江亞紀香(トランジション・ファシリテーター)
8月28日(日)15:00~【B2-3】「ワールドシフター大交流会!」
出演:谷崎テトラ、他
プログラム詳細はこちらへ
【イベント概要】
タイトル :VISIONS 2011 ~豪傑と学ぶ2日間~
開催日 :2011年 8月27日(土)・28日(日) 2日間
※8月26日(金)にはプレイベントと前夜祭を開催
会場 :東京ウィメンズプラザ ホール
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67
東京メトロ表参道駅下車B2出口徒歩7分
主催 :NPO法人ビーグッドカフェ
特別協力 :博報堂、greenz.jp、WorldShift Network Japan、
エコビレッジ・ジャパン・ネットワーク、他
協力 :日本農業新聞、ファームエイド銀座、ローカルサミッ
ト、他
参加費 :前売りチケット1日券 3,000円、他
詳しくはこちらへ
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次世代に、人が暮らせる未来を残すために。
あるいは、地球上に人類がこれからも暮らしていけるために。
または、わたしたちがこれからも快適に地球で他の生き物たちと同居できるために。
一緒に対話し、実践していきましょう!
ご参加をお待ちしております!

Photo:Akiko Ohe
2011.
08.
19
昨日の夜、大学の社会人向け講座で開催した「トランジション・人生の転機」。
転機の際に訪れる虚無感や空虚感の存在をただ認めて、その感覚とともにじっといる、そんなニュートラル・ゾーンを過ごす大事さについて扱いました。「もし今この世を去るとしたら、何が心残りか?」「人生で本当にしたいこととは、何か?」そんなところから深い気付きへと入っていきました。
いつも何かに駆り立てられるようにして動き、動いていなければ社会に取り残されたような気がする、そんな思いを現代社会では抱いてしまいがちかもしれませんが、それを一旦脇においてただじい~っとして、自分を見つめることは、実は長い目で見ると継続した発展につながるものですね。
そして、目の前にいる人が、自分自身の深い動機に気づいていく、そんな場にいられることの喜びを感じ、ああわたしはこのことのために、もっと自分の身体と時間を使って行きたいものだな、とつくづく思いました。
自分自身も、受講生さんと同じ問いを自分に投げかけて、その問いを味わっているところです。

Photo:Akiko Ohe
転機の際に訪れる虚無感や空虚感の存在をただ認めて、その感覚とともにじっといる、そんなニュートラル・ゾーンを過ごす大事さについて扱いました。「もし今この世を去るとしたら、何が心残りか?」「人生で本当にしたいこととは、何か?」そんなところから深い気付きへと入っていきました。
いつも何かに駆り立てられるようにして動き、動いていなければ社会に取り残されたような気がする、そんな思いを現代社会では抱いてしまいがちかもしれませんが、それを一旦脇においてただじい~っとして、自分を見つめることは、実は長い目で見ると継続した発展につながるものですね。
そして、目の前にいる人が、自分自身の深い動機に気づいていく、そんな場にいられることの喜びを感じ、ああわたしはこのことのために、もっと自分の身体と時間を使って行きたいものだな、とつくづく思いました。
自分自身も、受講生さんと同じ問いを自分に投げかけて、その問いを味わっているところです。

Photo:Akiko Ohe
2011.
08.
17
15年半勤めた銀行の後輩とランチしていました。
お世話になった職場の方々のことを思い出し、当時職場に勤めていたときに、どうしても社会に起こしたい変化への思いを熱くひそかに燃やし続けていたことを思い出しました。
モノではない、システムでも、お金でもない、ほんとうにほんとうに大事に守って行くべき宝は、一人ひとりの存在であり、心だということ。。
12年前に熱い思いとともに職場へ提言した時のことがよみがえりました。
そして、今ここに私がこうして活動しているのも、そのときの職場での体験があったからこそです。ありがたい経験でした。

お世話になった職場の方々のことを思い出し、当時職場に勤めていたときに、どうしても社会に起こしたい変化への思いを熱くひそかに燃やし続けていたことを思い出しました。
モノではない、システムでも、お金でもない、ほんとうにほんとうに大事に守って行くべき宝は、一人ひとりの存在であり、心だということ。。
12年前に熱い思いとともに職場へ提言した時のことがよみがえりました。
そして、今ここに私がこうして活動しているのも、そのときの職場での体験があったからこそです。ありがたい経験でした。

2011.
08.
16

去る7月1日に、コア・クリエーションズは5周年を迎えました。
これまで多くの方々に支えられ、応援していただいてここまで参りました。
これまでのご支援に心から感謝を申し上げます。
思えば銀行員時代、とても大事な業務の一端を担いながらも、「もっと大事なことがあるはずなのに、私はこの仕事に時間を使っていて良いのだろうか?」という疑問をもちつづけていました。
人を大事にすることに時間を費やしたい、
一人ひとりの心を尊重する風潮が社会に広がってほしい、
生きるということはもっと楽で、喜びに満ちたものであるはずだ、
と、私自身どん底に苦しんだ末にカウンセリングを学び、コーチングを学び、NLPを学んで思うようになっていきました。
元の職場で通貨価値の安定や、信用制度の保持をすることが生きる動機につながる方もいらっしゃるわけですが、
私の場合、私のコア(中心)から発せられる活動は、人間一人ひとりの存在を尊重しながら、全てとの調和やつながりを思い出していく、NLPやコーチングなど現在取り組んでいることがらなのです。
退職し、独立してから半年後に生まれてからずっと暮らしていた名古屋を離れ、上京し、それから3ヵ月後に、コア・クリエーションズを設立しました。
退職後の人生の時間の使い方は、本当に自分で全て選択できる時間になり、
それから出会った方々にも、それまでに出会った方々にも、今の私を作ってくださっている全ての出会った方々に心から感謝の気持ちでいっぱいです。
これまでの5年間は、思いだけで突っ走りまして、身体を休ませることもしないできましたが、
これからの5年間は、もうすこし周りの風景も見ながらの旅になるといいなと思っています。
活動の柱となっている「コア(中心)からの人生の創造(クリエイト)」の支援をこれからも続けてまいりたいと思います。
今活動の柱としているコアから生きるNLPコースへの思いも併せてお読みいただけましたら幸いです。
これまで直接、間接問わずお世話になりました皆様方に心よりお礼申し上げます。

Photo:akiko Ohe
2011.
08.
08
週末は、コアから生きるNLPプラクティショナーコース第5講でした。だんだん学びが佳境に入ってきました。
受講生さん同士のつながりの深さに心を打たれ、リソースパーソン(アシスタント)の方々のサポートと心遣いに感謝しました。
部分と全体をつなげる?。細分化と全体性。私は誰なのか?を問い続けること。。
本当は私がしなければいけないことなのに、お誕生日祝いのお花をいただきました。
結局技術やスキルなどよりも、人の思いやりや慈しみの気持ちや自他への信頼感が、社会を動かし、歴史を動かしていくんだろうと、その場にいる人たちの温かい心の交流に触れながらつくづく思わされるのでした。
トレーナーが一番学びを頂いているように思います。


ありがとうございます。
受講生さん同士のつながりの深さに心を打たれ、リソースパーソン(アシスタント)の方々のサポートと心遣いに感謝しました。
部分と全体をつなげる?。細分化と全体性。私は誰なのか?を問い続けること。。
本当は私がしなければいけないことなのに、お誕生日祝いのお花をいただきました。
結局技術やスキルなどよりも、人の思いやりや慈しみの気持ちや自他への信頼感が、社会を動かし、歴史を動かしていくんだろうと、その場にいる人たちの温かい心の交流に触れながらつくづく思わされるのでした。
トレーナーが一番学びを頂いているように思います。


ありがとうございます。
2011.
08.
05

Photo:Akiko Ohe
2週間前、コアから生きるNLPプラクティショナーコースの合宿の日でした。
美しい緑に囲まれて、普段使わなくなっている五感も充分に開いて、土の上をはだしで歩いて、畑の中で、木立のしたで、ビジョンタイムラインを歩きました。
美しい自然、合宿の場であった水輪に働く人々の美しい気、心配り、その場で取れた愛情のこもった無農薬野菜をふんだんに使ったおいしいお料理。

受講されている方々のコアの部分が輝いて、自然体でオープンな、そんな姿が印象的でした。

Photo:Akiko Ohe
最後はクレヨンで絵を描きました。
わたしたちは、
推定137億年前にできた宇宙に、推定46億年前に生まれた地球という星の上で、400万年前に生まれたといわれる人類の一人。
大自然に育まれて進化をしてきました。
そもそも、自分が誰であるのか?を問うときに
そのことなしに自分自身を思い出すことは難しいことでしょう。
自然の中に行くことで、本来の自分が誰であるのか?
何のためにこの時代にこの国に生まれてきたのか?
そんな大きな問いに対する答えが、
あるときふっと姿を現してくれる
そんなことがあるのではないでしょうか。
本当に大事なものは何であるのか。
自然の中に身を置くときに、シンプルに、そのことを思い出すのではないでしょうか。
言葉ではなく、言葉にすら出来ないある感覚が
先に訪れることもあるのかもしれません。

Photo:Akiko Ohe
畑の真ん中にじっとたたずんでいた木が、
わたしたちの泣き笑いを、子供のような無邪気さを、深い深い自己への探求を
ただ淡々と見守ってくれているようでした。
2011.
08.
02

Photo:Akiko Ohe
しばし夏休みをいただいております。
自分自身の精神と肉体を休ませ、自分を整えることは、社?会人としての大事な責任ですね。整った自分でいることか?ら何事も発信していきたいものです。
たくさんの鳥と虫の鳴き声で目覚めました。
多くの生き物たちと地球をシェアし合って生きているんだ?なあと改めて感じています。