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2011. 07. 29  

「ことば」   長田弘


草をみれば、
草というだけだ。

ことばは、
表現ではない。

この世の本のなかには
空白のページがある。

何も書かれていない
無名のページ。

春の水辺。
夏の道。
秋の雲。
冬の木立。

言葉が静かにそこにひろがっている。

日差しが静かに
そこにひろがっている。

何もない。
何も隠されていない。




詩人の感性に触れるとき、ああ本質は論理の中には宿らないんだな。

とつくづく感じさせられます。

宇宙は論理から成り立っているんだろうか。

自然の営みは論理からできているだろうか。




そうではないのですから、論理思考をお休みして、言葉で説明しようとすることも止めて


ただ


自然のなかにいて

あるいは芸術に触れて

それを感じる

そんな時間をたくさん


持っていたいものです。


イスキア2Photo:Akiko Ohe 4月・青森


イスキア3
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2011. 07. 29  
めまぐるしく変化が訪れる日々。急速にシフトが起こりつつあるこ?とを感じ、さらに覚醒していくことが求められているように思いま?す。

自分とは誰で、この世でどんな役割を担っているのか?

そのことに気づいて迷いなく動けたら、そしてそんな人たちが増えて、心と心が深くつながりあう社会が広がっていったら、わたしたちの住む世界はどれほど生きやすくなることでしょうか。

大人として社会で仕事をして生きていくことは、何かをあきらめることでも、長いものに巻かれることでも、自分を消すことでもない。

夢を描いて、どんなことに直面しようとも、生きることの味わいと意味を感じ、自分らしさを発揮しながら社会や周りの人々、自然と調和して生き、次の世代へとより良いものをバトンタッチしていく。


そんな大人であり続けられたらと願っています。
この世界の美しさや豊かさや生かされている感謝を、ともに分かち合いながら。

イスキアPhoto:Akiko Ohe

2011. 07. 19  

宇宙の8つの原則を知る~ファーストピース・サークル。


今回は8つの原則のうち、1~3の原則をご紹介します。



シンプルでありながら、生きるために本当に必要な学びがここにあります。




「わたしたちが心から求めている世界を創り出すためには、新しいやり方を早急に
見つけることが求められています。これまでと違ったやり方で、ともに手をとり、
より深く耳を傾け、解決策をみつけ、考え、理解することが、今正に必要なのです。

地球という惑星、そして進化しつつある意識体は、全人類の意識をシフトさせ、全ての人に
警鐘をならしています。このサークルの目的は、人々の意識が地球の平和に向けて進化して
いくことをサポートすることにあります。」

             ─ファーストピースサークル・ハンドブックより



だれもが持っている自然・宇宙とのつながりの感覚。
この感覚を、写真、言葉、方角などを活用して思い出し、自分の言葉で語り合います。


自分の言葉で対話を始めたとき、台地にしっかりとつながった感覚や、
しずかな、穏やかな状態になれます。


古代マヤの人々は、宇宙に対する膨大な知識を持っていたといわれています。
それを知識としてではなく、叡智として活用していた人々。


その智慧ネイティブアメリカンが受け取り、彼らの文化や自然とともに生きる智慧を
融合させ、代々口伝で伝えてきたといわれています。


そしてこの古来からの智慧に現代文明に生きるわたしたちが触れたときに

なぜか新しいものではなく、なつかしいような、
もう既に知っている感覚を遠い記憶の中から思い出すような感覚になります。


世界、社会に対する見え方が変わるとき、
あるいはうすうす気づいていたことを改めて認識するとき
日常の一つ一つの出来事や行動、ものごとが違って見え、
より本質的な目覚めた状態で
毎日を過ごすことができるようになることでしょう。


どんな環境や状況にあろうとも、自分の軸を保ち、
ゆるぎなく静かな心でいることは可能であり
そのことさえ手に入るなら、それだけでほとんどのものが
得られたことになる、そのことに気づくこともあるでしょう。



心穏やかになりたい方にも、夢を実現したい方にも、
大いなる智慧、叡智に触れたい方にも、
ネイティブアメリカンやマヤに興味のある方にも、
そして人々の意識をシフトさせていくことに興味のある方にも
幅広い方にお越しいただきたいと思っています。

ご要望にお答えして、初の東京週末開催となります。

7月31日日曜日10:00~18:30、目黒駅近隣にて。

お申込みはコア・クリエーションズサイト
からお願いいたします。


なお、毎月定期的に、日本に40名ほどいるシードプランターが持ち回りで開催している、マンスリーのサークルもあります。

詳細はファーストピースサークルのサイトをご覧ください。
2011. 07. 18  

 最近は様々な機会で研修をさせていただくことによって

 たくさんの方々とお目にかかる機会が多いです。


 それぞれに、2時間、3時間から2日間、そして9ヶ月にわたるものまで

 様々な場で、この2週間ほどの間にも多くの方とお会いしました。


 そして、その都度、素敵な時間の共有をさせていただいていることを実感しています。


 ご縁あって出会った方々。一生涯出会うことのない人のほうが多い世の中で、

わずかな時間でも出あって、会話を交わし、ともに過ごすということが出来た方々のことを思うと、いつもお別れするときにはお別れしがたく、お一人お一人のことを好きになってしまっている私に気がつきます。


 一人ひとりの方に、お礼を申し上げたいのですが、


 まとめてしまってすみませんが、


 出会ってくださってありがとうございます。


 ご縁あってお話をさせていただく立場となり、耳を傾けていただいてありがとうございます。


 ほんとうに、ありがとうございます。


 奄美大島1
2011. 07. 10  
 そら  Photo:AkikoOhe


 9日(土)10日(日)は、「コーチングに活かすNLP」2日間セミナーを開催していました。

 コーチングに出会って10年目。NLPに出会って7年目。初めてNLPに出会ったときに、「わあーーー!!」

と、嬉しくてたまらない気持ちになったことを思い出します。

 悩んでいる人、壁にぶつかっている人、自分を知りたい人、迷っている人、そんな人たちを励まし、その人が自ら気付くきっかけをさらにパワフルに提供できたらな。。

 そんな風に願っていたときにNLPに出会ったからです。

 そして、すぐにコーチングの中にNLPを取り入れ始めました。


 「コーチングの中にどんな風にNLPを取り入れるのですか?」

 「電話によるコーチングで、NLPって使えるんですか?」

 「体を動かしたり、歩いたりすることも電話のコーチングで出来るものなのですか?」


 たくさんの質問をこれまでに頂いてきました。

 また、コーチングを受けていただいたクライアントさんからは

 「電話でNLPって出来るんですね。」

 「姿が見えないのにどうしてこんなに深い変化が起こるワークができるんですか?」

 
 そんな風に感想を頂いてきました。


 その度に、分かりやすくまとめたものをご提供しなければ。と思っていました。


 こんなに効果的ですばらしいものは、是非多くのコーチや、NLPを学んだ方々に活用していただいて、多くの方々の変容をサポートしていただきたいと思ってきたからです。


 
 その「コーチングに活かすNLP」。

 
 10日でも20日でもお伝えしたいですが、その中でもダイジェストの内容を2日間にまとめ、開催することができました。



 なんだか少しほっとして嬉しい気持ちです。


 参加された方々の感想です。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 コーチングの視点からのNLP。日々実践されている先生のまとめだけあって、非常に分かりやすく、人が変化していく過程とそのメカニズムがいろいろな視?点から理解できました。NLPがコーチングにおいてとても効果的なことが実感でき、どう使っていけばいいのかもヒントを多くいただきました。
セミナーの組み立てが絶妙でとてもよかったです
。ありがとうございました。

  NORIさま 男性 40歳代 医師


 心に残った言葉
・「思い込みとすら思っていない思い込みがある」
・「どうしたら相手は安心か?」と考えてコミュニケーションする
・自分の可能性の制限となりそうなものについては「私は」の主語の後につけない。
 今後ともよろしくお願いいたします。

  Y.Hさま 男性 30歳代 フリーランス


 自分自身では意識していなかった事が認識できて本当に驚いています
 将来、どのような方向に向かうべきかと悩んでいましたが、こうなりたいという明確な目標や強い意志を持つことが出来ました。目標に向かって着実に一歩ずつ進んでいきたいと思います。
 初めてNLPに触れましたが、非常に入りやすく、楽しく受講することが出来ました。ありがとうございました。

 増田直子さま 女性 40歳代 主婦、起業準備中

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ご受講、ありがとうございました。


 7年間の実践経験の詰まったこのセミナー。次回は11月19日(土)、20日(日)に開催します。

 
 どうぞお楽しみに!




  
2011. 07. 01  
岡寺
Photo:Akiko Ohe

 ある方と対話していると、前提としている価値観や世界観がわかることがあります。

 ブログを書いていない日が続くと、

「大江さん、どうしたのかな?体調でも悪いのかな?」と思う方

「忙しくてブログも書けない状態なのかな?」と思う方

「ついにブログ書くのに飽きたのかな?」と思う方

「落ち込んでるんだろうか?」と思う方

様々です。


人は、過去に体験した経験に基づいて物事や出来事を認識する、という傾向があります。

これはNLPを初めにご紹介するときにお話をさせていただくことです。



つまり、自分自身に経験があったり心当たりがあることを当てはめて理解しようとするのです。


 そして、そこに更に追い討ちを掛けて、一つ前の記事で書いた「良い」「悪い」の判断をつけて、そのフィルターで相手の人を見たりします。


 その状態でコミュニケーションをとろうとするのです。


するとどうなるか

 「ブログをサボっている」=よくない

 こうした前提のもとに会話をし始めるということになります。


 「何か最近ブログを書いていないじゃないですか」


 私の場合、日々気づくことはたくさんあるので、ブログは毎日でも書きたいのですが、他の仕事に追われて書けない日があることもあります。

 また、書きたいときに書く、ということを何よりも大事にしていますので、記事を待っている方には悪いなと思いつつも、自分のペースを持っています。


 これは一つの例なのですが、

 どなたの中にもあるのではないでしょうか。


 そんなつもりで言っていないのに、そんなつもりで行動したわけではないのに、と思うようなコミュニケーションが。



 忙しい現代に生きていると、一つ一つ丁寧に相手の状態を慮(おもんぱかっ)てするゆとりがないがゆえに、こうしたすれ違いが起こることもあるでしょう。


 慮(おもんぱかっ)ていたとしても、自分は相手の方と同じ体験経験を積んできたわけではないのですから、決して相手の気持ちを100%汲んだり、相手の方の言動の前提を理解しているわけではないということが、通常なのだといえるでしょう。


 一つの行動をとっても、ひとつの発言をとっても、その背景にはその人にしか説明の出来ない理由があるのだと思います。


 だからこそ、相手の方の言動に、レッテルを貼らずに、誰かの評判をうのみにするのではなく、色眼鏡を持たずに、先入観なく、相手の人と接したいものだと日々思うのです。


 

2011. 07. 01  
奄美大島

コーチングやセミナーをしていると、あるいは日常生活を送っていると、「良い、悪い」の判断の確認をされる機会があります。


「これでいいんでしょうか?」「これって悪いことだと思いますか?」



わたしたちは育つ課程で、良い、悪いの判断を幾度となく聴いてきています。


それは、しつけという観点や道徳的な観点からのものもあったことでしょう。

そのこと自体、悪いことでも良いことでもないのですが、

そうした良い、悪いの判断をされる経験を繰り返ししてきたからこそ、
私たちの中で無意識に「良いのか悪いのか?」という判断をする思考パターンが出来てしまっている、といえます。


もちろん、良い悪いの判断をしないようにしている、という方もあるでしょう。


日本は元来、こうした二元論を持たない発想形態だったそうです。

一元論的な発想で、例えば自分と人、自分と他のものを区別することなく全体として感じ取っていたといわれます。


その一つの表れが、主語がない文章。複数形がない表現、に現れているとも言われます。

文化は言葉にも影響を与えます。無意識の中で受け取っていることが言語表現にも体系として現れる。


無意識で行っていることですから、分かりづらいかもしれませんが、
主語のある言語を用いる方々とは、世界の認識の仕方が異なるのだろうと思います。

根本的に、「これかあれか」の発想がなかった、その発想に立ち戻るとすると、

ある出来事や選択に対して、良い悪い、という判断をしないでいる、
ということも難しいことではないかもしれません。


実際のところ、物事や出来事にも、わたしにもあなたにも「良い」か「悪い」かの価値は、もともとは存在していないのです。


電車に乗り遅れて、「ああ家を出るのが遅い私が悪かった」と思う。

その後電車が事故で駅と駅の間で止まってしまったと知る。
すると、別の交通機関で移動することが出来て、「遅れてよかった」と思う。


意味をつけているのは自分であり、人間の側の個別の判断に過ぎないのです。

ただ、その時間の電車らなかった、電車が事故で止まった。
それだけの事実なのです。


その時間の電車に乗らなかったことには、良いも悪いもありません。


物事や出来事には、もともと価値や意味づけはありません。

無色透明なのですよね。


「これでいいんでしょうか?」「これって悪いことだとおもいますか?」



こんな風に聞かれたとき、その方や場合によって違いますが、このようにして、お答えすることがあります。


だれもジャッジしていませんから、あるいは、人や文化、お国柄に
よって良い悪いの判断基準は違うのですから


できればいい悪いの評価判断をしないでいたいものですし、

もしもしてしまうとしても

「今は悪いと思っているけれど、良いという視点を持つには、どんな風に捉えなおしたら良いのかな?」

といった問いを持つようようにするのも一案かもしれません。

プロフィール

株式会社ひらり 大江亞紀香

Author:株式会社ひらり 大江亞紀香
その方のコアからの人生の創造を支援するため、コーチング、NLPを軸に活動しています。

1.自分(存在)を掘り下げ
2.そこから未来を描き、目標を定め
3.人生をクリエイト(創造)する

この道程を通ることで、周囲に振り回されることなく、充実した、幸せな人生を手にすることができると信じ、この課程を支援しています。

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