2010.
07.
19
一昨日のつづきです。
CTI10周年記念イベントに出て、改めて思いました。コーチングが少し前の時代に出現したことの社会に与える意味について。
人は、創造する生き物だと思います。それはこれまでの歴史を振り返っても明らかです。
しかし、産業革命以後、日本では明治維新や第二次世界大戦後、産業が発達するにつれて、便利な生活を享受することと、高度な経済発展によって、自ら思考し、発想するという力を発揮する場面が少なくなったのではないでしょうか。
わたしは、自ら考えて創造することや、自らの意見を言うことを、学校教育ではほとんど学んできませんでした。
20歳のときに短歌の会(歌会)参加したとき「あなたはどう思いますか?」と問われたとき、本当に困ったことを覚えています。
どれが正しいのか分からないから、その歌を鑑賞した意見を言うことができなかったのです。
どこにも正解はないのだから、自分の考えを言えばいい場だったのですが、思っていることを口に出していいとはつゆも思わずに生きてきたことに、そのとき愕然としたのでした。
便利さ快適さ、巧妙なる教育のもとに、外に答えや指針があり、従うことが生きることだと思い込んでしまってきていた
そのことに気付き、目覚めていく課程をもたらしたことが、コーチングが生まれ、発展してきた功績だと思っています。
自分で考えて創造する、人間そのものの持つ資質を、ふたたび呼び起こしてくれたのがコーチングだと、私には思えています。
そして、人と本当の意味でつながることや、何のために生きているのかに目覚めていくということを促してくれました。
ここでNLP実践者として思うのは、NLPが一度80年代に日本に入ってきて、それから一旦廃れ、ふたたび90年代後半から学ばれ始めてきたのは、相手の中にある答えや可能性を引き出していくコミュニケーションのあり方の浸透とともにあったのではないか、と思えてなりません。
NLPにも基本前提というものがあり、たくさんの、人生を豊かにする示唆に富んだ、人や人生に向かうときの信条のようなものがあります。それが、時代背景との結びつきで受け入れられ始めたのが、コーチングの広がりと符合したのではないかと。
そして、コーチングが10数年前にこの世に生まれたとき、それは、哲学的思考や対話を日常的に誰もが行えるそんな仕組みとしても歓迎され、また、毎日の多忙で複雑な業務や、生きるたの生活をこなすことで精一杯で、「何のために生きているのか」「なぜ生きているのか」を問わず、感情にふたをして思考停止状態で生きるようになってしまった一部の(あるいは多数の)人々に、再び「自ら考える」「人生を味わう」機会をもたらしたといえるでしょう。
コーチングなど学ばずとも自然となさっている方々もいるのでしょうが、また、東洋や先住民の文化には何百年も、何千年も前からそうした智慧はあったのでしょうが、この時代にマッチする形で、誰もが身につけられるように体系化された、必然で生まれたものだと思います。
さて、また話を戻しますが、このCTIの10周年イベントは、CTIの卒業生のみに参加者を限定せず、どの養成機関で学んだコーチも、そしてコーチングに興味のある方はどなたでも参加できるものでした。
CTI創設者の一人であるキャレン・キムジーハウスさんは、長い長い沈黙を大切にしながら、言葉以外のものをつかって、私たちに教えてくれました。
「私たちは、始めた。
次に何をしたら良いのか分からない状態のまま。
そのときの私たちの夢は、小さかった。」
と。
それがいまや、北米では最も学ばれているコーチ養成機関であり、世界中にこの機関がひろがっている。
この、言葉少ない深い部分に届くメッセージを受け取ったとき、
ただ、自分の熱のあることを、どう行動して良いか分からなくとも、「する」と決めて、やっていくということの大切さを感じました。
10周年記念イベントは、コーチングらしく、何の方向性も示されず、自分たちの熱を感じたところに向かって、それぞれが進んでいくための種をもたらしてくれました。
その自律した関係性を世界は求めていると思います。
「私たちは何に呼ばれているんだろう?」
「私たちはその呼びかけにどう応えるんだろう?」
これからの10年に向かって、種は蒔かれた。とてもいい機会だったと思います。
その場に参加しなかった人にも、参加した人が持っている種とともに、また拡がっていく。
感情として、さまざまな種ではあるけれど、感情が動けばそれでいい。
そこにはエネルギーや自律した行動がでてくる。そうした方向に蒔かれた種でした。
一人ひとりが、自ら考え、行動していく。そしてこれから先は、更に深い目覚めへと活用されていくものであると思います。
わたしは、その方向性に、コーチングを初め、NLPも、そのほかの学んだすべてのものを融合させて、発展させていくことを考えています。人と地球が進化するって、どういうことだろう?そんな問いを持ちながら。
このCTI10周年イベントに対しては、批判の声も、いろいろとあったようです。
それがオープンに語られているところに、場への信頼感を感じました。
イベントで行われたことは、細かいことはどうだっていいんだと思います。
そうせざるを得なかったほどの、世界に対するうずきや、思いや、エネルギーは、意識しようとしなかろうとも、既に受け取っているんですから。
どこにいようとも、なにをしていようとも、
”これから、自分がどうするか。”
”なんのために生きているのか”
常に人生から問われていることはそれ。
ただ、内なる指針に従って、やりつづける。それだけなんだろうなあ。と思います。
批判するということも、一つの行動だと思います。
ただ批判する自分自身にどれだけ気付いていられるか?
なんじゃないかな。と思います。
目の前に起こることすべてが、自らが学び成長するために存在しているとしたら、そこから今日、何に気付いてどんな方向へ前進するのか。
もっと、更に、成長したいと思います。
この3日間で出会った皆さん、新しいうねりを起こし始めたみなさん、イベントに心血を注いで創り上げてくれた方々、
どうもありがとうございました。
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2010.
07.
18
5年前に学んだセドナ・メソッドを、再び紐解いています。
NLPを学んで実践している今だからこそ、ものすごく深く開放をすることができます。
以前体験したものとは、全く異なるものであるのでは、と思えるほど、さまざまな気付きが噴出してきます。
私は1対1のコーチング・セッションで、これまで学んだすべてのものを投入しています。
NLPはかなりアレンジして導入していますが、更に最近は、この「セドナ・メソッド」も導入し始めました。
今この時代に必要なこと。
それは、自分の内側を自分で責任を持ってきれいにすることでもあるように思っています。
きれいにするとは、
内側に何を思っているのか?
何を信じて、それを行っているのか?
つまり、Being、在り方ということもできるでしょう。
さらに、どんな感情を抱いているのか?
そのことが、現実を作り出す。
コーチング、NLPを学び、実践すればするほど、そのことを実感します。
それは、目標達成や、願望実現といった自分自身の人生における現実のみならず、世界全体に影響を及ぼしているといっても過言ではないと思います。
微笑んでいる人がいるときと、不機嫌な人がいるとき、その場の空気感が違うのを感じられたことがあると思います。
この空気感。それは、周りにも影響を及ぼします。
「1974年に4つのアメリカの都市で行なわれた研究では、都市の1.1%の人口が超越瞑想のプログラムに参加したときに、都市部の犯罪率が最低になることが発見されました。
瞑想によって作り出された「フィールド」が、その都市の全生活に秩序と調和をもたらしたのです。」
上記は、超越瞑想と言うものに関する調査結果です。
この結果を信じようとも信じなかろうとも、通勤電車の中にいるときの気分と、沈んだ空気の職場と、一方、感動するコンサートの最中や、小さな子供が無邪気に笑っているときの場、職場が一体感を感じているときのことなどを思い出していただいても、その場の雰囲気に応じて自分自身の感じ方や、気分が変わったと言う経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
一歩入った職場が沈んだ空気になっていたら、それまではそうでもなかったのに、急に自分も沈痛な気分になってきた、と言う経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ということで、一人ひとりが、自分の内側を心地よいものにしていく、内側に平和をもたらすことに注力することは、その場の空気をいきいきとしたものにしていき、それを世界に拡大して考えると、そのことが紛争の解決にもつながる、この時代に必要なことのように思うのです。
内なる平和を手に入れるために、コーチングを受けたり学んだり、NLPを学んだりすることは有効です。
NLPは、目標達成のみならず、真に自分としてあるために、活かしていただきたい智慧だと思います。
内なる平和をもたらすための智慧は、世界にはたくさんあります。
ホ・オポノポノもそうだと思います。
茶道もそうだと思います。
座禅や、瞑想もそうでしょう。
そしてそうしたもののひとつに、セドナメソッドもあります。
シンプルで、パワフルです。
NLPは、自分=人間が、どんな構造で気持ちが変化するのか、どんな構造で行動が止まってしまうのか、を科学したものですから、納得感をもって、自らの内側を耕すことができるでしょう。
2010.
07.
17
CTI10周年記念イベントに行きました。
初日は、これまでを振り返る、そんなテーマでした。
そして、私自身が9年前にコーチングに出会った頃のことを思い出しました。
「何が自分をコーチングに連れてきたんだろう?」
「コーチングはあなたに何をもたらしましたか?」
今日はこれまでの10年を振り返る日でした。
「自分の中にすべてある」
コーチングに出会ったときの衝撃は、今も鮮明に思い出します。
2001年春、2年間学んだカウンセリングから、カウンセリングはこの時代のスピードに合うものではないと感じ、そして、より現代社会にマッチするもので、具体的に前に進むための、背中を押すものはないのだろうか?と探していた頃、なければ自分で創り出そうとしていた頃にコーチングの存在を知りました。
それまでの学校教育や育った課程で、答えや指針は自分の外に絶対的なものとして存在し、それにあわせていくことが生きることだ、という考えがあるように思ってきました。
しかし、それは何かおかしい、と思春期の頃から疑い始め、しまいにはわたしはアウトローなんではないか?とさえ思っていました。
学校の言うとおりに生きること、社会や体制に迎合することは本当に生きていることなのか?私には私の考えがあり、それぞれがそれぞれの考えがあるはず。本当に純粋に、自分の星を求めて生きることは、可能だし、そうして生きたい。
とはおもっちたものの、いざ実行しようと思うと、まずは自分自身への信頼が得られなかったのです。
そんなときに出会ったコーチングで「人の可能性は無限大である」「答えはその人の中にある」という前提に出会い、
そこから、本当に大きく人生が変化したのだと言うことを、改めて思い出させてくれました。
やっぱり、そうだよね!!と、日ごろ漠然と思っていたことに言葉を与えられて、大いに腑に落ち、そして、この考え方「人の可能性は無限大である」「答えはその人の中にある」を、世の中中の人が知ったら、それだけでどれほど一人ひとりがいきいきと輝き、社会が明るく力強くなることだろうか、と思い、この考えを一刻も早く知らせなくては!と言う気持ちになったことを思い出しました。
(つづく)
初日は、これまでを振り返る、そんなテーマでした。
そして、私自身が9年前にコーチングに出会った頃のことを思い出しました。
「何が自分をコーチングに連れてきたんだろう?」
「コーチングはあなたに何をもたらしましたか?」
今日はこれまでの10年を振り返る日でした。
「自分の中にすべてある」
コーチングに出会ったときの衝撃は、今も鮮明に思い出します。
2001年春、2年間学んだカウンセリングから、カウンセリングはこの時代のスピードに合うものではないと感じ、そして、より現代社会にマッチするもので、具体的に前に進むための、背中を押すものはないのだろうか?と探していた頃、なければ自分で創り出そうとしていた頃にコーチングの存在を知りました。
それまでの学校教育や育った課程で、答えや指針は自分の外に絶対的なものとして存在し、それにあわせていくことが生きることだ、という考えがあるように思ってきました。
しかし、それは何かおかしい、と思春期の頃から疑い始め、しまいにはわたしはアウトローなんではないか?とさえ思っていました。
学校の言うとおりに生きること、社会や体制に迎合することは本当に生きていることなのか?私には私の考えがあり、それぞれがそれぞれの考えがあるはず。本当に純粋に、自分の星を求めて生きることは、可能だし、そうして生きたい。
とはおもっちたものの、いざ実行しようと思うと、まずは自分自身への信頼が得られなかったのです。
そんなときに出会ったコーチングで「人の可能性は無限大である」「答えはその人の中にある」という前提に出会い、
そこから、本当に大きく人生が変化したのだと言うことを、改めて思い出させてくれました。
やっぱり、そうだよね!!と、日ごろ漠然と思っていたことに言葉を与えられて、大いに腑に落ち、そして、この考え方「人の可能性は無限大である」「答えはその人の中にある」を、世の中中の人が知ったら、それだけでどれほど一人ひとりがいきいきと輝き、社会が明るく力強くなることだろうか、と思い、この考えを一刻も早く知らせなくては!と言う気持ちになったことを思い出しました。
(つづく)
2010.
07.
15
今日は世界に向かって動いている方々と出会いました。
真剣に、命を掛けてやっておられます。
ああ、ここにもそうした方々がいらっしゃるんだなあ。
つながりあいながら、何かできそうです。
つながりの中から生み出すことが、今求められているように思えてなりません。
自律した人たちで手を携えて、自分にできることをそれぞれがしていくとき、それは単なる小さな動きではなくなるのでしょう。
この出会いに心から感謝です。
2010.
07.
14
「自分とは一体何者か?」
このことを考える時間が今の人はものすごく少ない。
過去と未来ばかりに気持ちが向いている。
・・・Sun’sアカデミー クリエイティブ・シンキング学科 最終日。木戸寛孝さんより。
ワールドシフト・フォーラムでパンフレットを見かけ、ご縁を感じて受講してみたこのコース。木戸さんがなぜこうした活動をされているのか?を知る、興味深い日でした。
日ごろ私がNLPのコースを通じてお伝えしていることを、システムシンキングで、ロジカルに説明をされていて、こんな角度から入っていく方もいらっしゃり、こうした角度から伝えている方もいらっしゃるんだなあ。と感じました。
と同時に私がうまく言語化して伝えられていない部分に適切な言葉を当てはめていただいて、そうだ!と納得する点もあり、木戸さんの情熱と思いのこもった一日でした。
「外の世界は克服、支配するものではない。外の世界と和解していく時代。」
「人が進化するために社会がある。社会があって人がいるのではない」
「答えはなくていい。答えが簡単にあってはいけない。
答えをすぐに求めると、自分のクリエイティビティーを発揮されない。するとどんどんバカになる。」
20歳代前半の銀行員時代、写真を習いに行って知り合った経営者の方に、「どうしてこれってこうなんでしょうね?」と好奇心に任せて何度か目に付いたことへの疑問を投げかけたことがありました。
その方は、そのたびにちょっと沈黙して、
「それはあんたが調べて、考えたらいい」
と答えられたのでした。
そのときには奇妙に感じていたことですが、
今ではそのことの意味が以前より分かります。
銀行に勤めて10年も経つ頃には、恐ろしく危機感を感じていました。
このまま思考停止になってしまって、腐った井戸のように、生きる化石のようになっていったらどうしよう?と。
もちろん日々考えて仕事をする必要があり、銀行法のもと、複雑な業務が多くありました。
それでも、考える範囲が限られているのです。
20歳の頃から短歌を詠み始め、文学に、自分に向かうたびに、「人はなぜ生きているのか?」「何のために生きているのか」という問いがつきつけられました。
問い続けること、問われていること。
それを繰り返して、歌いつづけていました。
そんなことが日常の思考の中にあり、職場でのロジカルで正確さとスピードを要求される業務との乖離に悩んでいたときもありました。
組織の中で期待、要求されることさえしていれば生きていける。
そうなったとき、わたしたちは顔のない存在、色のない存在、自分の声を持たない存在になるのではないでしょうか。
「例え未熟でも良いから、自分の言葉と自分の行動を大切にしてほしい」
「外側のものさしに自分を当てはめていたら、苦痛以外の何ものもない。」
日々のルーチンの中に埋没していくことへの危機を、木戸さんは語られていました。
「今最も求められているもの=クリエイティビティ。変化を楽しむこと。」
このあたりのくだりになると、NLPの師匠でもあり、現在NLPラーニングのパートナーでもある山崎啓支の言葉とも重なって、二重に響いてきます。
コアから人生をクリエイトする、このことを支援する活動をしています。
人は想像し、創造することによって、進化発展してきたともいえると思っています。
そして、それは決して外部のものさしで評価されるものを基準にクリエイトするものではなく、
自分自身の中心にあるものから、創りだすもの。
生きることそのものが創造であり、日常生活の中にも、例えば料理を作るというところにも創造はあります。
自分自身にうそがない、その状態から創造する。
そんなことを、日々実践しつづけたいですし、
改めて、日々の面白楽しくも忙しい毎日に、このブログを書かずにいたことに対して、そもそも書きたいのに書けていない現状を変えることを、まずは指定校と思いました。
そして、クリエイティビティ。まだまだ発揮していく余地がある。と思っています。
わくわくしながら、想像を膨らませ始めています。

Photo:Akiko Ohe
2010.
07.
13
今年10月9日(土)~11日(祝)、伊勢神宮内宮の別宮、瀧原宮を中心に、「感じる力」を高めるワークショップを開催します。
そのための打ち合わせをしていました。
思考が優位な現代ですが、すでに、感覚で感じることの大切さをご存知の方や、感じ始めている方も多いと思います。
どれほど思考=頭でキャッチしていることが多いことか。
そして、どれほど感覚でキャッチすることで分かる世界が広いことでしょうか。
既に感覚で世界を捉えて、たくさんの情報を得ている方がおっしゃるには、1,000倍くらい世界を認識できるようになるそうです。
私は、まだまだ頭でキャッチしていることが多いように思うので、日々、感覚で感じることの訓練を始めています。
NLPのコースや、セミナーを通してお伝えしたいことのひとつも、「感覚を感じる」こと、感覚を磨くことの大切さです。
かつての人は、もっと見えていて、聞こえないと思える範囲まで聞こえていて、もっと嗅覚を感じていて、触覚も、触れる前から何かを感じたりしていたのではないでしょうか。
『ミュータント・メッセージ』には、オーストラリアのアボリジニの人たちが、姿が見えないところにいる仲間から、「獲物が取れた」という情報を得て、その人のいるところがどちらの方角なのかを知り、そこまで向かった、ということが書かれています。
日本にはたくさんの神社がありますが、神社はその土地にある山や海など、神がそこに宿るとされて建てられたわけですが、現代ではパワースポット、などと呼ばれているところが多いですね。
かつての人は、どこが氣がいいのか、分かっていたということなのでしょう。
それに対して現代のわたしたちは、高度に文明化した社会にいるために、五感を駆使しなくても生きることが容易になっているともいえます。
スイッチ一つで夜が明るくなり、スイッチ一つで暖をとることができ、涼を得られ、食事も獲物をとるために感覚を鋭敏にしておく必要がなく、簡単に手に入れることができる。自分の身を別の生き物から守るために、全身の感覚を開いて森で過ごすということはなく、安全の守られる「家」という空間がある。
そんな中で暮らすうちに、かつてはもっと鋭敏だったはずの感覚が失われている、あるいは使われなくなっている、ということがあるのではないでしょうか。
そこで、この忘れてしまった感覚をもう一度取り戻していくことを、このワークショップでは行っていきます。
もっともっとわたしたちは見ることができるし、聞こえないと思っているものも聞けるし、感覚として分かることがもっとある。
これが分かったらどうなるのか?というと、自分にとって何が重要で何が重要でないのか、世の中にある多くの情報やサービスや機会の、どれが真実でどれがそうでないのか、自分にとって、あるいは自分が成長するにあたって、必要なものがわかるようになるのだと思います。
頭や論理、つまりこれまでの通説や学んできた社会のルールや常識ではなく、
訪れる未来から、そして今この瞬間から、必要なものをキャッチしていける。
変化の速度が速い今、そしてこれからの生き方として、あるいは真実の生き方として、自分の中にある感覚を磨いていくこと、受信機能を磨いていくことは、本当に大切になってくると思います。
ということで、今日も打ち合わせは、これから行うことの大切さを互いに確認しあうひとときでした。

ザリッチひろえさん撮影
うつくしい伊勢の氣に触れて、安心して五感を開放し、そして美しい気を自分に取り入れてみませんか?
ワークショップ詳細が決まりましたら、こちらでまたご案内いたします!
2010.
07.
11
場から学ぶ。共に学びあう。
そんな素敵な場になって、心を打つ場面がたくさんありました。
NLPラーニング 米国NLP協会認定プラクティショナーコース。
東京第14期の第3講でした。
自ら学びを取りに行く。自ら学びを生み出す。
そんな姿勢がこの場にはあって、出会いの必然を感じたり、勇気を出して自分を出したり、
刺激を受けあい、真剣でもあり、親しさもあり、
相手を信頼し、相手を全身で思い
驚くような展開になっていきます。
コースの進行をしながら、心を打たれることばかりで
言葉がうまく出てきませんでした。
まだコースの中盤です。
これから、さらにどんなところへと進んでいかれるのでしょう。
楽しみです。
そして、今日参加されたみなさん、おひとりおひとりのその真剣な、100%の関わりに、取り組みに、心からの拍手を。
ありがとうございました。
2010.
07.
09
一日中雨。
傘を差して、歩きます。
初めて降りる駅。
住宅街で、車通りも少なめです。
どこまで行くんだろう。
地図を見ながら、ただまっすぐに行く道でした。
郵便局の向こう側。
雨脚はほそく静かにはじまって、次第に存在感を増していきます。
そこにある方々との出会いはありました。
歓迎していただいて、私もこの出会いに喜びを感じました。
この時代に、本当に必要な、大切なことをされているお二人でした。
すっきりとした気持ちで、そこを去り、
更にしっかりと降る濃い雨脚のなかを、足を濡らしながら帰りました。
大切な出会いであったと思います。
更に自分が成長できるように、進んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
2010.
07.
08
純粋な気持ちで、本気で世の中に向かっている人と出会いました。
以前お会いしたけれど、改めてその方を知る機会でもありました。社会起業家を支援している団体の方です。
時代背景、これまでの歴史、今の時代だからこその、お金の流れのパラダイムシフト。
智慧を集める。潜在ニーズを見つける。
信頼する。実践する。ともかくただ、行動する。
その方の原点となる思いを聴き、対話し、これまでCTIリーダーシッププログラムで学んできたことを、別の観点から説明されていると感じました。
自分が「おかしい」「こうなったらいいな」と思うことは、たいてい他の人も同感する。だから、自分のニーズからはじめたらいい。
すると、自分のニーズだけではなく、他の人たちのニーズも満たすことになる。
そんな風にして、自分のニーズから、社会を少しでもよくすることをしたらいい。
社会や政治に依存するのではなく、
自分の不足感から、エゴの満足を満たすための動きではなく、
純粋に、活動している人。
こうした方とつながりながら、思いの方向が一緒の方々と、ともに何かを生み出して行きたいと思いました。
出会いに感謝です!
2010.
07.
07
スタッフとして参加しながら、毎瞬感動の涙を流しているかもしれない。
創りだしたい世界が、目の前に現れるのを見ることになるから。。
今月末から開催される、キッズリーダーシップ・キャンプのご紹介です。
NPO法人ファミリーツリーの中でも最も人気のイベント、キッズリーダーシップキャンプが今年も開催されます。
5年前から会員として活動をしてきましたが、私もようやく、日程が合って、スタッフとして参加できることになりました!
このキャンプは本当に子供たちにとってかけがえのない体験ができるので、一回参加した子はリピート参加が多いのです。
4年間開催して、参加者が増え続けたため、昨年から開催を2回に分けることになりしました。
このキャンプの、前半の日程が、まだ数名開きがあるので、ぜひ一人でも多くの子供にこのゆたかな体験をしてもらいたい、と思い、あなたのお子さんや甥ごさんや姪御さんにも、ぜひ。と思ってご案内しています。
まずは、映像と写真を見てみてください。
2007年の映像
写真スライドショー
ほとんどがコーアクティブ・コーチングを学んだ大人たちがスタッフをします。
大人が指示を出したり、命令したりはしませんし、命の危険がない限り「だめ」
も言われません。
終わった後、子供たちに何が残るかと言うと、最大のものは、「自分に対する自
信」。
ぼくにも、わたしにもできるんだ!という自分への信頼感を得たときに、その子
の一生を支えるかけがえのない力に育っていく、そんな種となるのだと思います。
小学校1年生から中学3年生までが対象です。
後半は定員に達しましたが、前半の7月30日~8月2日までの日程の方は、まだ空きがあります。
よかったら、ぜひあなたのお子さんもいかがですか?
子供だけのキャンプです。
大人はあとでDVDや写真で子供たちの様子を見ることができます。
詳細はファミリーツリー・サイトをご覧ください。
私は大人になってからカウンセリングや、コーチング、NLPに出会って、
たくさんのお金と時間をかけて、かけがえのないものを思い出したり、得ること
ができました。
コーチングに出会ったときも、カウンセリングやNLPに出会ったときも、
「ああ、子供のうちからこんな風に大人に関わってもらっていたら」、とか、「小さい
ときから自分は完全な存在で、答えを見つける力を持っていると知っていたら」
とつくづく思いました。
固定観念に縛られない柔軟な子供の頃にこそ、大自然の中で自分の力を信じられる体験を一度でもできたら、その後の人生にどれほどの力となっていくことか計り知れません。
参加費がちょっと高いと、はじめ思ったのですが、昨年より5,000円、ぎりぎりの線で値下げしたのだそうです。
森のガイドの方や、キャンプで使う備品、3泊4日と長目の期間でもあること、安全対策のためにかかる費用に対し、その効果を考えると、むしろとってもお得です。
どうか一人でも多くの子供たちが、富士山の大自然のもと、ありのままであるというリーダーシップを発揮して、このままでいいのだと自分に自信とOKを持っていられますように。
創りだしたい世界が、目の前に現れるのを見ることになるから。。
今月末から開催される、キッズリーダーシップ・キャンプのご紹介です。
NPO法人ファミリーツリーの中でも最も人気のイベント、キッズリーダーシップキャンプが今年も開催されます。
5年前から会員として活動をしてきましたが、私もようやく、日程が合って、スタッフとして参加できることになりました!
このキャンプは本当に子供たちにとってかけがえのない体験ができるので、一回参加した子はリピート参加が多いのです。
4年間開催して、参加者が増え続けたため、昨年から開催を2回に分けることになりしました。
このキャンプの、前半の日程が、まだ数名開きがあるので、ぜひ一人でも多くの子供にこのゆたかな体験をしてもらいたい、と思い、あなたのお子さんや甥ごさんや姪御さんにも、ぜひ。と思ってご案内しています。
まずは、映像と写真を見てみてください。
2007年の映像
写真スライドショー
ほとんどがコーアクティブ・コーチングを学んだ大人たちがスタッフをします。
大人が指示を出したり、命令したりはしませんし、命の危険がない限り「だめ」
も言われません。
終わった後、子供たちに何が残るかと言うと、最大のものは、「自分に対する自
信」。
ぼくにも、わたしにもできるんだ!という自分への信頼感を得たときに、その子
の一生を支えるかけがえのない力に育っていく、そんな種となるのだと思います。
小学校1年生から中学3年生までが対象です。
後半は定員に達しましたが、前半の7月30日~8月2日までの日程の方は、まだ空きがあります。
よかったら、ぜひあなたのお子さんもいかがですか?
子供だけのキャンプです。
大人はあとでDVDや写真で子供たちの様子を見ることができます。
詳細はファミリーツリー・サイトをご覧ください。
私は大人になってからカウンセリングや、コーチング、NLPに出会って、
たくさんのお金と時間をかけて、かけがえのないものを思い出したり、得ること
ができました。
コーチングに出会ったときも、カウンセリングやNLPに出会ったときも、
「ああ、子供のうちからこんな風に大人に関わってもらっていたら」、とか、「小さい
ときから自分は完全な存在で、答えを見つける力を持っていると知っていたら」
とつくづく思いました。
固定観念に縛られない柔軟な子供の頃にこそ、大自然の中で自分の力を信じられる体験を一度でもできたら、その後の人生にどれほどの力となっていくことか計り知れません。
参加費がちょっと高いと、はじめ思ったのですが、昨年より5,000円、ぎりぎりの線で値下げしたのだそうです。
森のガイドの方や、キャンプで使う備品、3泊4日と長目の期間でもあること、安全対策のためにかかる費用に対し、その効果を考えると、むしろとってもお得です。
どうか一人でも多くの子供たちが、富士山の大自然のもと、ありのままであるというリーダーシップを発揮して、このままでいいのだと自分に自信とOKを持っていられますように。
2010.
07.
06
名古屋にて、お母さんを支援する活動をされたい、とおっしゃる方がいて、それなら、一度。という流れになり、NPO法人ファミリーツリーのお母さん向けワークショップ「育自の魔法」を開催しました。
このワークショップは、自分育てのワークショップです。
子供を良い子に育てるハウツーではありません。
自分のBeing,あり方。気持ち、内面に関わる部分を扱うものです。
お母さんが満たされた気持ちでいること、そのことが、一番子供がのびのび育つ鍵になるように思います。
そして、この活動は私がやり続けたいのではなく、これを受けた方で、ファミリーツリーの会員になった方は、どなたでも開催することができるので、ぜひともこの活動をしていくお母さんが増えてくれたら、と思っています。
ですから、自分でも開催してみたい、と言う方がいらっしゃると開催しています。
7年前に川越で山口ひとみさんが始められてから、現在まで北九州、大阪、名古屋、横浜、東京、千葉、北海道など、全国で開催されています。
すべての人はお母さんから生まれたのですから、この世には本当にたくさんのお母さんが存在しています。
そのお母さんが元気にいきいき、自分を大事に生きていたら、世の中はとても変わるんではないかと思うのです。
そのためには、子育て中のお母さんにも体験してもらいやすい環境で開催するなどの草の根での活動も大切だと思います。
このワークショップは、少人数4~10人くらいにも対応可能ですから、「やってみたい」と思った方は、一度ワークショップを受けて、NPOの正会員になっていただければ、いつでも始めることができます。
ぜひ、それぞれの地元で、開催する人が増えていくと良いなと願っています。
今日参加された方々は、みなさんとても素敵にオープンで、自分に向き合ってくださっていました。
一人ひとり参加された方々の色が輝いて、とても良い時間でした
参加された皆さん、ありがとうございました。
自分を大切に、過ごしていきましょう。

参加された方のうち最後に残られた方々と。
このワークショップは、自分育てのワークショップです。
子供を良い子に育てるハウツーではありません。
自分のBeing,あり方。気持ち、内面に関わる部分を扱うものです。
お母さんが満たされた気持ちでいること、そのことが、一番子供がのびのび育つ鍵になるように思います。
そして、この活動は私がやり続けたいのではなく、これを受けた方で、ファミリーツリーの会員になった方は、どなたでも開催することができるので、ぜひともこの活動をしていくお母さんが増えてくれたら、と思っています。
ですから、自分でも開催してみたい、と言う方がいらっしゃると開催しています。
7年前に川越で山口ひとみさんが始められてから、現在まで北九州、大阪、名古屋、横浜、東京、千葉、北海道など、全国で開催されています。
すべての人はお母さんから生まれたのですから、この世には本当にたくさんのお母さんが存在しています。
そのお母さんが元気にいきいき、自分を大事に生きていたら、世の中はとても変わるんではないかと思うのです。
そのためには、子育て中のお母さんにも体験してもらいやすい環境で開催するなどの草の根での活動も大切だと思います。
このワークショップは、少人数4~10人くらいにも対応可能ですから、「やってみたい」と思った方は、一度ワークショップを受けて、NPOの正会員になっていただければ、いつでも始めることができます。
ぜひ、それぞれの地元で、開催する人が増えていくと良いなと願っています。
今日参加された方々は、みなさんとても素敵にオープンで、自分に向き合ってくださっていました。
一人ひとり参加された方々の色が輝いて、とても良い時間でした
参加された皆さん、ありがとうございました。
自分を大切に、過ごしていきましょう。

参加された方のうち最後に残られた方々と。
2010.
07.
04
生まれて初めてしました。伊勢神宮の朝の参拝。
昨日から、伊勢在住のコーチ、ザリッチひろえさんとお会いして、秋に開催するワークショップの打ち合わせをしています。
ザリッチひろえさんは、国際経験豊富な志摩出身の、心の澄んだ芯の通った美しい方です。
今日は朝5時におきて、外宮と内宮を参拝しました。

朝靄の中を、一人、ふたりとまばらに参拝の人がいます。
大きな木々と、砂利の敷き詰められた参道。
広い空間。行く手の向こうの方に鎮座するようにある靄(もや)。
静かで、澄んでいて、静粛な、それでいて迎え入れてもらえているような、内側を洗ってもらっているような、そんな心地がします。
朝のすがすがしくも美しい空気に頬や腕を禊いでもらっているような、内も外もきれいに流されていくような、そんな時間です。

五十鈴川を渡り内宮を参拝し、駐車場に戻る頃には朝8時前になって、少しずつ人が増えてきました。
"感じる力”を高めるワークショップを、ここ伊勢の地で、10月9日~11日の3連休で開催することとして、ひろえさんと対話を深めながら、自然の中で過ごしました。
汲めども尽きぬ対話。
日本人はもともと、感じる力が強かったのではないか?
それは、言語の語彙の数を他の言語と比較してみても明らかで、そして言葉の中に以下に豊かな表現が多いのか?からの明らかで、そして更に、言葉以外のものを感じ取ることや、言葉にしない感覚の存在を共有できている文化、その土台や世代から世代へと連綿と受け継がれてきている何かを、忘れている何かを思い出して、更に磨きをかけていく。
自らのうちに、感じる力が高まると、外部の情報に振り回されることなく、何が本物か、何が自分にとって必要なものかが分かる。
その力が高まることで、自ら選択して、自ららしく生きることにつながる。
そんな気がしています。
伊勢神宮とその周辺の地の自然は、そんな連綿と続いた先人たちの持つ感性を、もう一度手繰り寄せてわたしたちを呼び覚ましてくれるのでしょう。
詳細が決まったら、またこちらでもご案内します。
今日出会った神宮の自然や、八百万の神たちに、そしてザリッチひろえさんに。
このブログを読んでくださったあなたに
ありがとうございました。