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2008. 09. 28  


 静岡県富士宮市にある、「木の花ファミリー」という共同体に体験に行ってきました。

 最近話題になっている「エコビレッジ」を15年前から実際に実践されているところです。

 国連「持続可能な教育のための10年」の重要な位置を占める、国際的な教育カリキュラムである「エコビレッジ・デザイン・エデュケーション」の日本での第一回目の開催に関連して、また、自然の中で共同体として暮らそうとする動きの中で出会いました。


 木の花ファミリーの体験は、驚く事の連続でした。
 食料自給率100%の農業を主体とした共同生活をしている場、という前知識のみで行ったのですが、そこには数々ののカルチャーショックがありました。

私の観点からの報告ですから
上手く伝えられるかどうか分かりませんが、記してみます。

○初めは20人が、今は50人以上が血のつながりを越えて、ファミリーとして共同生活をしている。
○農業が目的ではない。第一の目的は、「こころを耕す事」。
○特定の宗教ではない。大いなる存在の、大いなる目的のために自分を使ってもらう。
○役割分担をしている。農業の中でも、何を収穫する人、何を育てる人、肥料の担当、脱穀の担当、料理、洗濯、子育て担当など。これは「自分がしたい」、という意思からではなく、配置が決まる。
○子どもは、個人のものではなく、みんなのもの。生後半年までは、実の母が育てるが、それ以降は、全員で子育てをする
○子どもたちには「おかあさん」という概念がない。ファミリー全員に育てられているため。見学者のお子さんが、母親を呼ぶときに「おかあさん」というのを聞いて、おかあさんという名前の人だと思っていたそうです。
○おさいふは全員でひとつ。具体的な仕組みがわかりませんが、たくさんお金のある人がたくさん出資して、あまりない人は、少し出す。
○ひとりひとりが個人事業主として申請している
○しょうゆ、味噌、おやつまで自分たちでつくり、食べる。
○禁止ではないので、たまに、アイスクリームを買ったり、ジャンクフードを食べる。そして、やっぱり自分たちで作ったもののおいしさやありがたみを感じる。
○食事は全員でそろって行う。「いただきます」「ごちそうさま」の号令は、3~4歳の3人の女の子が担当。
○小さい子どもにも対等に役割を持たせる事により、周りの空気をつかむことや自立を覚えていく。
○食べるものは、野菜、鶏の卵、ヤギの乳。肉、魚は食べない。
○料理が凝っていて、お肉のように調理したり、魚のように調理している。おいしい。
○農業は、はじめにかなり研究したそうですが、一般に害虫を呼ばれるものを除くために、その虫を食べる虫がくるような生態系を田んぼや畑に作り出す工夫をする。具体的には、畑の畝に、クローバーなど作物とは関係のないものを植えることにより別の虫やカエルなどもやってくるようにする。
○お米の保管庫にはねずみを食べるように数匹のねこが飼われていた
○政府との研究や地域への還元、有機農法の伝達、有機作物をつかったお弁当屋をするなど、外部にオープンに開かれている
○EM菌を使うなど、工夫を凝らすことにより、ヤギやにわとりからは、いわゆる家畜の臭いがしない。
○人間が使うトイレも、ある菌を混ぜた土をかけると、全くにおわず、消滅していく方向に発酵するというものがありました。
○外部に住んで、仕事をし、時々通っているファミリーもいる。
○企業研修にも活用されている。鬱の人がここで共同生活、農業をすることにより、回復していくプログラム。
○毎晩、大人ミーティングと子どもミーティングがそれぞれ開かれている。
大人ミーティングに参加しましたが、全員が今日したことなどを報告した後は、こころを耕すために、その日に起こった心の引っかかりはそこで出していくということをしています。毎晩12時過ぎまで話している様子。
○夜、コンサートを開いてくれました。ここに住んでいる女性があるとき湧いてきた、あるいは降ってきたものを再現している歌詞つきの曲です。それを皆で歌ってくれるのですが、ここにものすごいインパクトを受けました。
エゴのないところから発せられる声、伝えられる歌は、宇宙の生まれた根源にいるような、おおきなものに包まれているような、
忘れていた何億年も前の事を思い出させるような、神秘的でダイナミックな体験でした。

この歌には、1人でも多くの人たちに出会ってもらいたい、と思いました。日本全国、世界の人たちにも届くといいなと思いました。


という、書ききれないたくさんの工夫、知恵、信条、調和、つながり、切磋琢磨がそこにはありました。
すべてはひとつである。すべてはおおいなるものの一部であることを、実感しながら生きている人、場所、エネルギー。

私にとってベストなタイミングの出会いでした。


見学は、今年の4月か7月から毎月開催になったそうで、ここのところ数年で、ファミリーの数も増加していることから、近年の持続可能社会への関心の高まりを感じさせました。

見学に来る方も最近は、具体的にエコビレッジを創ることを想定した人も増えているそうです。

今回の参加者11名は、関西から、北海道から、そして東京からというメンバーで、具体的にアクションを起こしている人、何らかの動きをしている人が多かったです。この出会いからも面白いつながりができそうです。

私の感想としては、持続可能社会を既に実現している農法や知恵、精神性をたくさん教えていただいた上で、自然の豊かな地に、一人ひとりの社会に還元できるものとのつながりも大切にした共同体、拡大家族ができたらいいなと思いました。

ともあれ、木の花ファミリーの方々に大変興味を持ったので、また滞在しに行こうと思います。
見学の2日間のみならず、5日でも1週間でも、もっと長くても、自由に希望者を受け入れているようなので、興味のある方はぜひ体験されてみてはと思います。


実際にご興味のある方は訪れて見られることで、多角的に受け取っていただければと思いますが、まずは私を通した木の花ファミリーの体験談でした。

木の花ファミリーのブログにも当日の様子が載っています。


5日日曜日に、カフェ・スローで木の花ファミリーの紹介、歌のコンサートがあるそうです。

立ち見席もいっぱいのようですが、ご興味のある方はどうぞ。
上記サイトの下のほうにスクロールすると、案内が載っています。

また、更に、当日うたってくださった、感動の一曲をダウンロードして聴くことができます。


木の花ファミリーの皆様、ありがとうございました。


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2008. 09. 26  

 魚沼の森を案内してもらってきました。

 ぶなが多く、さまざまな植物、動物が共存する豊かな森でした。

 現地の方々との出会いも豊かでした。

 共に訪れた仲間たちとの時間も、ともに生み出す体験も

 たくさんの気付きをくれました。

 
 焚き火の炎は見えているけれど固形ではなく、

 生きているように、表情を変えながら燃えていました。


 熾(おき)が点滅するように燃えるさまは呼吸か瞬きのようでもあり

 はるか長い長い過去や未来の時間を思わせる

 ただ、シンプルに焚き火をする、それだけで、たくさんの知恵を伝えることができる

 ということを思いました。
2008. 09. 23  

 もうすぐ、本が出るそうです。

 今日はNPO法人 東京コミュニティスクールの総会に出かけました。

 設立されて4年になる小学校です。

 子どもたちは一人ひとりを尊重されていて、誰も他の子どもの事をばかにしたりしないのです。それは、自己尊重感が高い子どもであるように、スクールの方々が関わっているからでもあります。

 自己尊重感、自己効力感さえ高く持つ事ができたら、他の周りの人のことも大切にすることができますよね。

 
 設立されてから4年間、さまざまな試行錯誤をへて、真に子どもたちが学習する意味でも、こころの面でも育っていく現状を、包み隠さずご報告いただきました。

 そして、思いが先行して、経営面で行き詰まる学校がある中で、ここ東京コミュニティスクールは、こちらの面でも軌道に乗り始めているということです。


 そして、書籍。これは、校長先生の市川力さんが書かれるものです。

 お話を伺っていると、短期的なものではなく、長期的に、真に必要な教育のあり方について
探求型学習の実践体験例を踏まえて語られ、さらに学術的な面でも完成度の高いものになるそうです。


 こうして地道に、しっかりと成果を出しながら、本質的に人を育むということについて、研究し言及されている市川先生と、代表の久保一之さん、そしてスクールの皆さんには、頭が下がる思いがしますし、私にできる応援をしたいと思います。

 ここに一つのゆるぎないリーダーシップがあるように思います。

 そして、理念に賛同してお子さんを通わされている保護者の方々、それに賛同して支援する方々、みなさんとともに午後の時間を楽しく懇談させていただきました。

 東京コミュニティスクールは、国際教育学会賞をことし受賞されたほど、素晴らしい教育を実践されています。


 オープンな学校ですから、見学も随時受け付けてくださっています。

 子どもたちの自主性、ちからづよい元気な姿、ほんとうに自分でいる子どもたちの姿はほんとうに輝いています。

 ご興味をお持ちの方は、ぜひお子さんを通わされてみてはいかがでしょうか?

 長い目で見て、人生が大きく開かれていくことと私は思っています。

 本日お会いした皆様、ありがとうございました。
2008. 09. 22  

 24日水曜日から、26日金曜日までと、27日土曜日から28日日曜日まで、それぞれ自然の中へ出かけておりますので、連絡がつかない状況となります。

 26日夜、28日夜にはメールを確認できます。

 今後の活動に向けて、自然とともに過ごして参ります。

 その時の体験をまた追ってご紹介できればと思っています。

 勝手を申しますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 
 写真は、話題とは関係がないのですが、太宰府天満宮にて。
 
大宰府

 大宰府1

 
2008. 09. 21  

 今日は朝から夕方まで、ルー・タイス氏のライブが一ツ橋記念ホールで開催されました。

 定員の200名を超える方々にお越しいただいて、ルータイス氏の体系化した、脳の機能を知り、頭の働き方を変えるだけで、未来が全く変わってくるという話を、していただきました。

 ルータイス氏は、1970年代35歳のときに高校教師をやめて、自分が研究したプログラムを人に伝える事を始めました。

 11人の養子の子どもたちを抱えながら当時の月給は110ドルだったそうです。
 そして、35歳になるまで、200キロ以上はなれた土地を訪れた事も、飛行機に乗ったこともなかったそうです。

 しかしこのプログラムを自ら実践し始める事によって、現在では能力開発の世界的な存在となりました。

 「コーチング」という概念をつくった人ともいわれ、現在では絶版となっている「望めば叶う」という本は実に良書で、コーチングをする方々に愛読されています。

 そんなルータイス氏のプログラムをこれまで、ビデオでルーさんの姿を見てもらいながら、セミナーでご紹介してきましたが、実際のルー氏の生の声、姿で語ってもらうことは、実にライブ感ある、情熱的な、パワフルな、ダイレクトに届く時間でもありました。

 これまでプログラムを受けてきた方々にとっては、生(なま)でルータイスを見られた!という感激もあったようです。

 72歳という高齢にもかかわらず、来日前には中南米を歴訪し、日本訪問の後んは、中国、シンガポールを周って帰国されるそうです。

 壇上で、力強く身振り手振りを交えて、熱く語るルー氏の情熱には、ほんとうに驚きました。

 多くの方々にルータイス氏と出会っていただけてよかったなあと思いました。

 ルータイスプログラムは今後年末年始を境に、日本でも紹介していきます。

 PX2という次世代リーダー育成プログラムはBWFジャパンにて、

 ビジネス、大人向けプログラムはTPIインターナショナルにて提供していく予定です。


 内容としては、やはり人間の脳機能の研究からきていますから、NLPラーニングでご紹介している3つの原則とほぼ同じで、異なる側面からの説明と理解をする事ができます。

 ありがとうございました。

お花
2008. 09. 20  

 昨年あたりから具体的に湧いてきていた構想を、そろそろ実行しようと思っています。

 自然の中で、NLPを取り入れたワークショップを開催します。

 寺山修司は「書を捨てよ、町に出よう」といいましたが、

 わたしは頭で考える事はそろそろ一旦休憩して、思い切り自然の中で体で感じよう、という提案をします。

 

 四角くコンクリートで固められたセミナールームから、自然の中に溶け込んでいく。人はもともと、自然の中ではぐくまれてきた存在ですものね。

 予定している日程は、11月8日(土)9日(日)の1泊2日です。


 詳細は後日追ってお知らせいたします!
2008. 09. 19  

 ついに、The Pacific Insitute創始者のルータイス氏が来日し、講演会を開きました。

 約360名の方々にお越しいただきました。

 ルータイス氏は、PX2プログラム普及のため、ペルー、中国など、各国を周ってこられた後でしたので、

 とても疲れておられたようでしたが、壇上に上がると、パワフルに体全体を使って、次世代に、ほんとうに意味あるものを残したいという熱い思いを語りました。

 PX2プログラムは現在世界10カ国に広がっています。

 このプログラムの前身で、大人向けに展開されたものは、世界56カ国に展開して、毎年200万人以上の方々が受講されています。

 よく体系化されたプログラムであるだけに、良い形で人々の間に広がっていくといいなと心から願っています。

2008. 09. 17  

 12日から大阪で受講していた、エリクソニアン・ヒプノーティスの前半の受講が終わりました。

 世界トップレベルのトレーナーの方々は、人格が素晴らしくそして、深い人間理解にもとづいて、そのあり方から、言葉の端々から、多くの豊かなものを、もたらしてくれます。

 真実の声を出す、そのことだけに専念していけたら、どれほどすばらしいことだろうかと、前半6日間の受講を終えて、思いました。

 11月の振り返りセッションまでに、しっかりと復習をしておきたいものです。

 ギリガン博士
2008. 09. 16  

 スティーブン・ギリガン博士認定エリクソニアン・ヒプノーティスコース。

 14日間のうち前半6日間の5日目に入りました。


 ギリガンさんは、ミルトン・エリクソンに19歳のときに師事し、以来35年間、臨床催眠の分野でセッションやセラピーを実践し、そして伝授してきた方ですが、


 特に有名な逸話として、ミルトン・エリクソンに深いレベルでモデリングしたところ、

 ミルトン・エリクソンともう1人の人にしか知りようのないことまで、モデリング中には知っていた、ということがあったそうです。



 今日は、ギリガン博士から直接催眠を受ける機会がありました。


 それはとても不思議な、驚くような体験でした。


 ギリガン博士は、私の目を見ながら目よりも奥に話しかけていました。


 私ではない、何者かに対して話しているようでもありました。



 世界でも最高といわれるエリクソン催眠のトレーナーから、直接セッションしていただける

 機会に恵まれ、貴重な体験をすることができました。


 催眠にもさまざまなパターンがありますが


 わたしとしては、普通に会話しているだけのようでありながら、相手の人が望ましく変容できるような関わりをしていくことができたらと願っています。



 ギリガン博士のメッセージは深くそしてシンプルです。

 
 ミルトン・エリクソンんから言われたことば


 「あなた自身でありなさい」



 そのことを大切にされながら、人が人として生きるために必要なことをあり方を通して、体験を通して教えてくれていると思いました。





2008. 09. 12  

 NLPを学んでいるうちに、大きな可能性を感じ更に学んで極めたいと思った分野があります。

 NLPではミルトン・モデルとして学ぶ、エリクソニアン催眠。


 今日から、この道で世界でトップトレーナーと呼ばれている、スティーブン・ギリガン博士の認定コースを受講しています。


 会場は大阪、大江ビルです。


 (注:私のビルではありません。)


 オープニングは、さすが、エリクソン催眠の専門家!と思わせる、すばらしいミルトンモデルで、たくさんのループが開き、メタファーである状態になっていきます。


 1時間30分のこのオープニングを聴くだけで、「きてよかった!!!」と歓喜するほどのすばらしい者を見せて聞かせて、感じさせてくれました。



 ただ耳を傾けていると、それだけでトランスに入っていることに気付きます。


 ぼーっとしているうちに無意識の中にある情報が入っていく、


 まだ、受講の距離感として、どのようなスタンスでいるのがいいのか、図りかねています。



 意識的に学ぼうとすると、無意識の深いところにしまうことができないかもしれません。


 無意識を開いていると、意識的に学びを活用することができないかもしれません。


 そんな事を考えている間は、まだまだですね。


 ただ、このトランスの学びと、スティーブン・ギリガン氏のあたたかい落ち着いたあり方は

 私にとって多くの気付きと成長をもたらしてくれることだろうと思っています。
2008. 09. 07  

 
 いきいきとした自然の姿に出会うと、緑はより緑濃く、木々の枝は輪郭濃く、木、草花、昆虫、鳥、落ちた枯葉、コケ類、菌類、どれもが、自然でありながらもくっきりと存在を際立たせていることに気付きます。


 NLPラーニング東京第4期マスタープラクティショナー


 プレゼンテーションの場、それはそれは、本当に素晴らしくて、

 お一人お一人が、真実の姿で、その場に立っていました。



 ただ、自分であるこ、自分だからこそ語れる何かを、

 頭からではなく、その人そのものの、存在から発している場



 途中、雷が鳴り、稲光がして、


 
 すさまじく深く、あたたかく、生きている実感と重み、


 手触り、信頼、ただ受け止める、ただ自分であろうとする、ただ、心で聴く、



 生きることのリアルな実感が溢れるほどにそこにありました。



 1人の人が生きるということの実感は、ほんとうに尊くて、


 尊い場、自分に帰るということへの、

 
 勇気と、友情と、確かに自分であった事への実感と承認と、許しと開放と、


 懐かしさ。



 この場を作り出した、一人ひとりの方々の、勇気に対して、こころから敬意と、感謝が、後から後から、深いところからどーんと響くように訪れました。


 トレーナ=として関わらせていただいていながらも、わたしがたくさんのものをいただいている事に気付きます。


 共にこの場を作り出した皆様


 ありがとうございました。


 この経験が、何ヵ月後も、何年後も、何十年後も何百年後も、何かを変えるきっかけとなり、

 大きな変化の兆しであった事に気づく、そんな機会となることを想像するだけで、

 こころが震えます。




 ありがとうございました。


2008. 09. 06  

 NLPラーニング、東京第4期マスタープラクティショナーコース。

 いよいよ、10日間コースのうち、7日目、8日目。第4講の2日間に突入しました。

 マスタープラクティショナーコースも佳境に入ってきました。

 今日明日の2日間で、受講生の方々はNLPを活用したプレゼンテーションを学び、実践されます。

 NLPラーニングで最も大切にしている、2つの柱。基本の徹底とともにあるもの。「自分自身であること」大切にしながら、表現をしていく機会です。


 今日は、NLPの観点から、効果的な伝え方に関するワークをいくつか行いました。

 さて、いよいよ明日は、10分間のプレゼンテーションの時間です。

 
 お一人お一人が、真実の自分を表現する時間。


 楽しみです。
2008. 09. 03  
 茨木のりこさんの詩に、有名な「自分の感受性くらい」があります。

 ときどき、忙しくて、振り回されそうになっているときに、この詩を思い出して、

 自分を立て直します。

 そう、自分の感受性くらい、自分で守る。

 自分をまず守ることが、何よりも、大切なのだと、コーチやトレーナーをしながら、援助職の方々に接しながら、感じます。

 自分の状態管理さえできずに、誰の未来をサポートできるというのでしょうか。

 
 自分を大切にする。自分の状態をニュートラルに保つ。

 そのための知恵を持っている人たちはたくさんいると思いますし、そのことをほんのちょっと、忙しさのために忘れている人もいるかもしれません。また、自信をなくしてしまって、そのことを忘れているひともいるかもしれません。



  「自分の感受性くらい」     茨木のりこ

        ぱさぱさに乾いてゆく心を
        ひとのせいにはするな
        みずから水やりを怠っておいて

        気難しくなってきたのを
        友人のせいにはするな
        しなやかさを失ったのはどちらなのか

        苛立つのを
        近親のせいにするな
        なにもかも下手だったのはわたくし

        初心消えかかるのを
        暮らしのせいにはするな
        そもそもが ひよわな志にすぎなかった

        駄目なことの一切を
        時代のせいにはするな
        わずかに光る尊厳の放棄

        自分の感受性ぐらい
        自分で守れ
        ばかものよ



 そして、また自分を立て直して、前に進みたいと思います。

 芸術作品に対して敬意を払いつつ、

 私は言葉の効力を考慮して、最後の一言だけは削除しながら、口ずさみたいと思います。



 あなたが、自分の感受性を守ると、どんな素敵なことが起こってくるのでしょうか?


*8月末の沖縄の日記をアップしました。お時間ありましたらご覧下さい。
2008. 09. 02  
昨年12月に直接シアトルへ招待され、ルー・タイス氏から直接学んできたPX2プログラムを、この春から日本に紹介しています。

 そして、いよいよ、代表のルー・タイス氏が来日して、このプログラムを全世界に
一斉してリリースするに至った思いや、日本に掛ける期待などを熱く語ってくれる
講演会を9月19日に開催します。

 別途21日、日曜日には、フォレスト出版が主催するセミナーもありますが、
今回、次世代育成を真剣に考える場にしたいと思い、あえてこの場を設けました。


ぜひ、真剣に人を育成することを考える機会として、一人でも多くの方々に参加していただきたいですし、もちろん高校生や大学生の方々にも参加していただきたいと思っています。


ルータイス氏は、元高校の先生で、フットボールのコーチをしていました。
奥さんも高校の先生で、どうしたら子どもたちが自らの力を最大に発揮できるのか?

を繰り返しディスカッションするうちに生まれたのがPX2プログラムの前身となるものです。

ルー・タイス氏はコーチングという概念をはじめてスポーツ以外で人を育成する分野で用いた人とも言われます


そして、PX2推進代表のモニカ・アリオーラさんも講演されます。

モニカさんはグァテマラ国全ての先生たちにこのプログラムを導入し、現在は生徒にも導入しているところです。

大変情熱的に、世界をよりよくしたいと願っているラテン系のパワフルなリーダーです。


PX2プログラムは、分かりやすく効果的なパッケージだと思っています。


受講する人たちが自己尊重感、自己肯定感を高めることができ、自分の夢を、周りの意見に左右される事なく持つ事ができ、そしてそのための一歩を踏み出すことができる、哲学、人生観を新たに持つ事ができるプログラムだと思います。


 これからの生きる指針を持てていない人たちや、知らず知らずのうちに周りの意見に流されたり、従って生きることを受け入れてしまっている人たちに、本当の意味で自分らしく生きるということが可能だということを伝えられる内容だと思っています。


 ほんとうに人が育つ場で必要な関わりあいや情報が、現場に届けばと思います。
 それをほんとうに必要としている人たちに届けることができたらと思っています。

人は変われる。そのことを、教えてくれます。


子どもたちに接する人たちに多く出会っていただきたいですし、
直接子どもに接しなくても、自然とありようで次世代に生きるとは、社会とは、というイメージを伝えている全ての大人たちにも受けてもらいたいと思っています。


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   ◎○● 夢を育む教育プログラムPX2 ●○◎
       ルー・タイス来日記念講演会

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日時:2008年9月19日(金)19:00~21:00(18:00開場)
場所:ヤクルトホール
   東京都港区東新橋1-1-19ヤクルト本社ビル 
   参加料:A 3,000 円(教職員、小・中・高校生、大学生、専門学校生)
    B 5,000 円(一般)
お申し込み: こちらのサイトよりお願いします。

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2008. 09. 01  
 日本スクールコーチ協会にて、株式会社NLPラーニング山崎啓支代表の講演会が開催されます。

 内容は「人を育て、意欲と可能性を引き出すリーダーシップ」です。

 満席必至ですから、ご興味のある方は、お早めに申し込みをされる事をお勧めいたします

 お申し込みは こちらのサイトです。

 
 10月から開催されるプラクティショナーコースは、早くも満席となりました。山崎啓支氏の人気の程が伺われます。



 
 先月24日日曜日に開催しました、「教師向けスペシャルワークショップ」の様子が、日本スクールコーチ協会サイトに掲載されています。

 ありがとうございます。



 人は誰でも、自分を愛する権利がある。

 と思っています。それは、自分自身の力を信じるということでもあります。

 自分をそのままに認め受け止め愛するということが、自然にできるようになれたら、それだけで、あとは、おのおのの目的に沿って、よりよく、幸せに生きていけるのではないかと思っています。

 そのための活動を、今後も続けて行きたいと思います。


 
プロフィール

株式会社ひらり 大江亞紀香

Author:株式会社ひらり 大江亞紀香
その方のコアからの人生の創造を支援するため、コーチング、NLPを軸に活動しています。

1.自分(存在)を掘り下げ
2.そこから未来を描き、目標を定め
3.人生をクリエイト(創造)する

この道程を通ることで、周囲に振り回されることなく、充実した、幸せな人生を手にすることができると信じ、この課程を支援しています。

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