2008.
08.
30

奥にある民宿「海山木」(みやぎ)のオーナーは、志ある人です。
中学を卒業して、建設業に勤めていましたが、あるとき勤めを辞めて自らの手で、実家のすぐそばに民宿を建設しました。
旅が好きで、たくさんの旅を経験し、そして、読書をし、多くのことを知っています。
海山木に宿泊すると、上半身はだかで、半ズボンかパンツかわからないのですが、それをはいた姿で現れて、宿泊者たちが一つのテーブルで夕食を食べているときに同席して、お酒を飲みながら、語ってくれます。
1人で語るのではなくて、宿泊者に話しかけて、そこから繋がる体験談を語ったり、又話しかけたりしています。
わあー、面白い。と思いながらその話題に入っていきます。
哲学は、ソクラテスやカントが学問としたが、もともとは民衆の間で、答えがないことを語り合うということから発祥したものだ。
だから、みんなも議論してほしい。
そういう場をつくりたくて、おじさんはここで民宿を始めたんだ。
ということを酔っ払いながら語ります。
そして、民宿で得たお金を持ってまた旅に出ます。
旅に出て、旅先でも語り合い、民宿に戻って、宿泊者たちが語り合う場を提供する。
こうした語り合いから世界は変わると信じていて、
熱心に私たちに、もっと語り合え!と言ってきます。
わあー面白い。と思いました。
どこからでも、こうして、世界を変えていくための活動ができるものだなあと思いました。
一期一会の出会いの中で、くつろいで語り合うことができることもあるでしょう。
日常から離れた環境だからこそ、人生全体を振り返っていえることもあるでしょう。
朝、ゆっくりできませんでしたが、おじさんにお別れを告げて、また一路ドライブです。車に一台も会いません。
ヤンバルクイナのような鳥が車を横切るのを見ました。
神秘的な岩があるところも通り過ぎ、ガイドさんと待ち合わせして、やんばるの森をトレッキングです。
本州では見かけない生態系。南国らしい森です。
蛇に出くわしました。
蛇は驚いて、フリーズしています。
うねうねとうねった形のまま、つついても動きません。
私たち人間と、同じように、びっくりして固まってしまっているだけのようです。
やがて、動き始めて、横の土手をあがって去って行きました。
その去り際の、体を左右にくねらせながら進むさまは、なんとも美しいものでした。
まるで龍の後姿のように、誇り高く、背中を光らせながら、自然な姿を見せてくれました。

見晴らしのいいところで昼食です。
濃い森の木々の向こうに、太平洋が見えます。
ガイドの上野さんは、25年前に沖縄に移住した方でした。
詳しく森の動物に付いて教えてくれます。
尻尾のうつくしいとかげや、留まると木の葉のように羽が見える蝶など、珍しい動物を紹介してくれます。
沖縄独特の木の生え方、ともに協力しあいながら命を保つ植物の群生。
やんばるの森は、豊かに生きるということのメタファーの宝庫として、私の前に現れていました。
トレッキング後は、古宇利島へドライブです。
だあれもいないサトウキビ畑と真っ青な海。海へと続く道。

たった2日間でよくもまあこれほどたくさんの体験ができるものだと思うほどのたくさんの自然との出会いがありました。
途中で、もう満足。こんなにたくさんありがとう。という気持ちになって、那覇へと戻りました。
沖縄に来るのはこれで6回目でしたが、これほど私が望んでいた自然たちに出会えた事ははじめてでした。
西表島を訪れた3年前に匹敵するか、それ以上の、ほんとうにいいエネルギーをもらった旅でした。
短時間のひとりリトリート、最高の旅でした。
今も久高島の海が、辺戸岬の岩山が、エネルギーをくれているように思います。
自分の中心を改めて確かめることができました。
こんな機会をくれたなにものかに、ありがとうございました。
そして、全てはつながっているということを改めて思い出させてくれたリチャードボルスタット博士に、ありがとうございました。
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2008.
08.
29
昨年、リチャードボルスタット博士が訪れて、そのエネルギーの高さに驚いたという久高島へ、急遽予定を変更して、訪れました。

那覇からドライブしていくと、眼前にひときわ緑の濃い丘が現れてきます。
なんてエネルギーの強い土地なんだろう。。。と思って、うきうきしながら走ります。
後で知ったのですが、知念といわれるこの地域は、波動が高くて、気孔をしている人などが、
勝手に小学校の校庭に入って瞑想をしていたりするのだそうです。
声を掛けると、いい波動が出ているので、瞑想しています。という答えが返って来るということが一度ならず、二度、三度とあったそうです。
ビーチの隣にあるちいさな港から船に乗り、15分で久高島へ到着です。
琉球王朝の時代から、5000年にわたって、祈りの島として久高島が存在してきたそうです。
現在でもお祈りをしているという60歳くらいの女性に島を案内してもらいました。
島はのどかです。静かで、誰もが案内をしてくれる女性に挨拶をします。
ここでは誰もが知り合いなのですね。
島にはたくさんの、お祈りの場がありました。
つまり、島全体が神社のようなものと捉えるのがいいように思います。
そして、狭い路地が入り組んでいて、石垣が組まれています。
この島の人たちは、1,000年先の未来を考えて、何かを建設したり、考案したりするのだそうです。
石垣もしかり。角を丸く作ってあるので、狭い路地でも車が通りやすくなっています。
1,000年先のことを考えて行動するということに、とても共感を覚えました。
島には、見たこともないような大きな蝶が舞っていました。
まるで楽園のようです。
そして、あるお祈りの場に案内されました。
そこは、浜辺に近い林の中にありました。
毎月10日間、ここでお祈りをするそうです。
お祈りの日は、島に誰も入ってはいけない日、そして、朝から禊をして、身を清めるそうです。
島の方々も一緒になって、
沖縄本島と、日本列島、そして、7つの海と、7つの陸に向かって平和と幸せを祈るそうです。
7つの海と、7つの陸があるところとは、どこですか?
と尋ねられました。
そうです。地球に対して祈っているそうです。
祈ってもらっている事を知っていましたか?
と、尋ねられました。
知りませんでした。
私たちは毎月10日間も、会った事のない、久高島の方々に、祈ってもらっているのです。
しかも、5,000年も前から。
もちろん、5,000年前に地球という概念があったかどうかは分かりませんが、少なくとも世界全体に対して祈りを上げていたということだと思います。

その後もいくつかの祈りの場を案内してもらいました。
島から見る海は青く広くどこまでもうつくしく平和でした。
案内してくださった女性が呼ぶと、燕も、魚たちも、かもめも、蝶も近づいてきます。

祈りが何千年という時をかけて蓄積されている場所は、これほど穏やかで澄んだエネルギーを持つのだということを感じさせられました。
案内をしてもらい終わり、船で島を去るとき、その女性は、私たちの船が見えなくなるまで、手を振るような動作をしながら、お祈りをしてくれているようでした。

その後は一路沖縄本島北部へ。
約3時間ほどで、辺戸岬に到着です。
夕暮れが近づく頃、広い広い辺戸岬から見える海と、与論島と、海から顔を出す海亀と、
背後に見える大きな岩山。
この岩山には、思わず合掌したくなり、車を止めて手を合わせました。
この岩山も聖地、パワースポットと呼ばれるところだということを後で知りました。
夜には、奥という地にある民宿「海山木」に宿泊しました。
ボルスタット博士からの学びが終わった後も、リトリートは続いていきます。
ヤモリの鳴き声が美しく、ヤンバルクイナの鳴き声も遠くの山から聞こえてきます。
波が岸辺に打ち寄せる音も聞きながら、夜の民宿のお庭にあるテーブルを囲んで、宿泊した人たちと食事をしました。
ほの暗い灯りのもとで、おいしい料理をいただきながら、涼しくなった夜風に身をさらして、
なんとも濃い体験をし続けている今回の沖縄滞在を思うのでした。
2008.
08.
28

リチャードボルスタッド博士のワークショップ「Form The Earth To The Sky」
伝えたい事を伝える方法として、このような方法があるのだということを学びました。
体験を通して、そしてミルトンモデルを活用して、看護師であった経験をもとに、気孔を教える立場として、「慈愛」の存在であることを伝える。
実に深い愛で、慈愛と普遍性を、私たちの中によみがえらせる。
目を閉じていたので、その声の様子から、本気で真剣に、この瞬間にもたらしたい目覚めを強く願うことが、より伝わりました。
この4日間は、沖縄という土地の持つエネルギーと、参加されている沖縄の方々のあたたかさと、主催されている沖縄TAセンターの野原先生のお人柄と、そして、リチャードボルスタット博士の、ほんとうにもたらしたい世界への深い愛情と、通訳のユール洋子さんと、参加者全員とのエネルギーが掛け合わされて、素晴らしい場となりました。
言葉にはできないたくさんの豊かなものがそこにありました。
たくさんの叡智と力を呼び覚ましてもらったように思いました。
ここで共に時間を過ごした皆様、ありがとうございました。

2008.
08.
27

後半2日間の始まりです。
2日ごとに完結する内容のワークショップを2つ受講しています。
いずれもボルスタッド博士が一番好きな内容のものを紹介してくれているのですが、「地球から空へ」というタイトル、何が始まるのか興味津々でした。
今日は、ボルスタッド博士が中国で学び、現在中国で教えているという気孔と、パートナーのユリヤさんがアメリカのホピ族から学んだ儀式とハワイアン、フナを学びました。それぞれ興味深くはありますが、これが明日どのように統合されるのでしょうか?
楽しみです。
夜は、一日の学びを振り返りながら、沖縄の受講者の方の素敵なお店で、沖縄の受講されている方々、本州からの受講者の方々と懇親を深めました。
写真は、仏陀が悟りを開いたとされる菩提樹の苗木を移植した木です。
いい気が溢れていました。
2008.
08.
26
リチャードボルスタッド博士NLPワークショップ沖縄。
さりげなく流れるようなエレガントかつ裏づけのある流れでありながら、扱う内容は感動的であったり、強烈なインパクトであったり、自分を超えた世界へつながっていきます。
私自身が何のために今この世に存在し、活動しているのかを改めて確認することができました。
そして、そのためにさらに動き出そうとしている自分がいます。
自分を超えて、宇宙のために、あなたはどんな存在として在るのか?
というテーマの2日間ワークショップでしたが、
驚くようなワークを経験して、涙ぐむ方々、深いところでの変化を感じる方々、さまざまに感動の時間となりました。
誰もが私自身のストーリーを持っていて、誰もが自分のストーリーを聴く。
美しく創り出された場であり時間でした。
波の音を聴きながら、お昼に起こったことを思い出していると、なんととてつもない一日だったことだろうかと、学びを越えた体験を思い出し、
来るべくしてここ沖縄に訪れたことへの感謝が沸いてきます。
明日からの2日間は、ますますどのようになっていってしまうのか?
しっかり眠って、明日に備えたいと思います。
2008.
08.
25
昨日のスクールコーチ協会ワークショップの後に、羽田から飛んで、沖縄です。
火曜日まではインターネットが接続できる環境である予定でしたが、大変申し訳ありませんが、
セキュリティソフトを導入したところ、インターネット接続ができない状況となっています。。
お急ぎの方は、大変申し訳ありませんが、31日までメール環境が整わない恐れがありますので、携帯へご連絡いただきますようお願い申し上げます。
沖縄では、リチャード・ボルスタット博士のNLPワークショップを受講しています。
わたしがライフワークとしている内容と一致していて、大変興味深く、そして初日の午前中からもう感動の時間となっています。
私の存在意義を出すワーク。そして、大いなる自分自身、あるいはWholeの感覚につながるワーク。
すべては全体性の中の一部であり、そしてすべてはつながっている。
これらすばらしいことを短期間で体験できてしまう、ボルスタット博士オリジナルのワークです。
まだ一日目なのに、こんなにすごい体験ができていいのでしょうか。
いいようです。これからの創造のために、しっかり体験していきたいと思います。
2008.
08.
24
日本スクールコーチ協会さんで、「教師向けワークショップ」を行いました。
コーチ、NLPトレーナーとして先輩の福住昌子さんと2名でコーリードです。
コーリードは、関係性を作って、その場でしっかりとひとつの存在として同じ方向を目指しながらも、二人がいることの可能性を開き、リソースを活用して、立体的な場を作り出すことができます。
意欲的に学ぶ方々にお集まりいただきました。
お一人お一人から知恵を引き出す形を大切にしました。
初めて福住昌子さん(まこさん)とコーリードをしましたが、教育現場にいる先生方が元気になるような何かができれば、という思いが一致して、何度もこのことについて語り合ったりしてきました。
最後のワークでは、感涙される方々の姿を見て、ご参加された方々のもっていらっしゃる愛情、あたたかさ、信じる力を感じさせられました。
ご参加いただいた方々にとって、これからの自分自身を励ましていけるような、何らかのものであったらと願います。
ご参加いただいた皆様、そして、日本スクールコーチ協会の皆様、まこさん、お花をお送りくださったK紳士、ありがとうございました。
2008.
08.
23
私たちが受け取った豊かなものを次の世代に伝えたい、ほんとうに意味のある情報を人が育つ過程に届けたい。
という思いから、私なりの方法で、教育に関わる活動をしています。
9月19日に次世代リーダー養成プログラムPX2世界展開代表のモニカさんと、
プログラム作成者ルー・タイス氏が来日し、講演会を開催します。
ルー・タイス氏は、元高校教師、フットボールコーチでした。冷蔵庫もない貧しい家に育ちましたが、高校教師をしているときに、どうしたら子どもたちのフットボールの力が伸びるか?を同じく教師だった奥さんとディスカッションを重ねていました。
そして、自分の中の対話を変えて、セルフイメージ(自己肯定感)を高め、そして目標を持つことが大切だと言う事に思い至り、教師を辞めて、PX2の前身であるIIEというプログラムを作成しました。
ルー・タイス氏は現在、能力開発の世界的権威となっていますが、70歳代中盤にさしかかり、世界の人々とよりよく生きることについて分かち合いたいということで、世界を変えるにあたり、日本に期待するところは大きいという思いで日本での講演会を開催します。
「日本が変わる~世界が変わる 夢を育む教育プログラム PX2グローバル・レポート」
というタイトルで、ルー・タイス氏が次世代リーダー育成プログラムPX2を始めた理由や、いかに生きるのか?何のために生きるのか?の思いを熱く語ってくれます。
新しいPX2プログラムの日本への紹介でもあり、
子どもたちや教育現場に届けたいという思いから安価で開催します。
サイトにこの講演会にかける、ルー・タイスの熱い思いが書かれています。
:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*
「日本が変わる~世界が変わる 夢を育む教育プログラム
PX2グローバル・レポート」
:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*
日時:9月19日(金) 19:00~21:00
場所:ヤクルトホール
料金:3,000円(教職員、小・中・高校生、大学生、専門学校生)
5,000円(一般)
お申し込み:BWFジャパンサイトよりお願いいたします。
:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*
ぴんと来た方も、まだ良くわからないという方も、
別に興味ないなあと思う方も、どうぞぜひお越し下さい。
すぐに予約が埋まる恐れがありますので、早めにお申し込みをされる事をお勧めいたします。
ほんとうに意味のある活動を、今こそ始めていくときだと思います。
という思いから、私なりの方法で、教育に関わる活動をしています。
9月19日に次世代リーダー養成プログラムPX2世界展開代表のモニカさんと、
プログラム作成者ルー・タイス氏が来日し、講演会を開催します。
ルー・タイス氏は、元高校教師、フットボールコーチでした。冷蔵庫もない貧しい家に育ちましたが、高校教師をしているときに、どうしたら子どもたちのフットボールの力が伸びるか?を同じく教師だった奥さんとディスカッションを重ねていました。
そして、自分の中の対話を変えて、セルフイメージ(自己肯定感)を高め、そして目標を持つことが大切だと言う事に思い至り、教師を辞めて、PX2の前身であるIIEというプログラムを作成しました。
ルー・タイス氏は現在、能力開発の世界的権威となっていますが、70歳代中盤にさしかかり、世界の人々とよりよく生きることについて分かち合いたいということで、世界を変えるにあたり、日本に期待するところは大きいという思いで日本での講演会を開催します。
「日本が変わる~世界が変わる 夢を育む教育プログラム PX2グローバル・レポート」
というタイトルで、ルー・タイス氏が次世代リーダー育成プログラムPX2を始めた理由や、いかに生きるのか?何のために生きるのか?の思いを熱く語ってくれます。
新しいPX2プログラムの日本への紹介でもあり、
子どもたちや教育現場に届けたいという思いから安価で開催します。
サイトにこの講演会にかける、ルー・タイスの熱い思いが書かれています。
:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*
「日本が変わる~世界が変わる 夢を育む教育プログラム
PX2グローバル・レポート」
:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*
日時:9月19日(金) 19:00~21:00
場所:ヤクルトホール
料金:3,000円(教職員、小・中・高校生、大学生、専門学校生)
5,000円(一般)
お申し込み:BWFジャパンサイトよりお願いいたします。
:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*~。:*
ぴんと来た方も、まだ良くわからないという方も、
別に興味ないなあと思う方も、どうぞぜひお越し下さい。
すぐに予約が埋まる恐れがありますので、早めにお申し込みをされる事をお勧めいたします。
ほんとうに意味のある活動を、今こそ始めていくときだと思います。
2008.
08.
18
米国NLP協会認定証。ご受講いただいた方々のものに、トレーナーとしてサインをしていました。
お一人お一人のことを思い出すと感慨深くて、あのシーンこのシーンがよみがえります。
サインをしながら、ますます受講していただく方々にとって、ほんとうに意義のあるものとしていきたいという思いが新たになっていきます。
わたしが育てていただいているんだなあと、つくづく感謝の気持ちも沸いてきます。
襟を正す気持ちがしました。

この写真はわたしのトレーナー認定書ですが、プラクティショナー、マスタープラクティショナーとも、これと同じ書式のものです。
お一人お一人のことを思い出すと感慨深くて、あのシーンこのシーンがよみがえります。
サインをしながら、ますます受講していただく方々にとって、ほんとうに意義のあるものとしていきたいという思いが新たになっていきます。
わたしが育てていただいているんだなあと、つくづく感謝の気持ちも沸いてきます。
襟を正す気持ちがしました。

この写真はわたしのトレーナー認定書ですが、プラクティショナー、マスタープラクティショナーとも、これと同じ書式のものです。
2008.
08.
17
名嘉睦稔(なかぼくねん)さんのアート展が、明治神宮宝物殿で開催されています。

今日は、作品展を見るのと同時に、地球交響曲(ガイアシンフォニー)の監督、龍村仁さんとジャーナリスト高瀬毅さんの3名でのトークライブに行きました。
自然豊かな沖縄県伊是名島に育ったぼくねんさんと、ぼくねんさんを映画「地球交響曲」に撮影した龍村監督がそろって登場したときに、
野生の風が吹いて、野生、自然に沿った生き方をする=地球と一体となって今を生きるということの、美しい旋律を聴いたように思いました。

ああ、こんなふうに「在る」ということを、目の前に見せてくれる人がいる。
色濃く、それでいて、自分がなく、押し付けないのに、迫り来る迫力と存在感。
ぼくねんさんの目は温かくて力強くて、信頼に満ちていて、握手した手のひらは厚くて熱さとあたたかさが伝わりました。
龍村監督は、シンプルに気さくでした。
出会った初対面で、「この人に映画に出てもらおう」という直感的なひらめきがあり、これまでの第6番までの6編の映画も、そのようにして登場する人を決めてこられたのだそうです。
高いところへ引き上げてもらったような、志を高いところへ明確に持てた、そんな時間でした。
東京は雨が降って、暑さが和らぎました。まるで秋のような涼しさが訪れていました。
明治神宮の砂利道を、雨がはねてしまわないように気をつけながら、傘を差して歩いていくと、外国の旅行者たちに幾人も出会いました。頼まれてシャッターを切ってあげながら、
静かに穏やかな気持ちが広がるのを感じました。
明治神宮の杜は、植樹されて88年経ち、38年前の調査で、人工林が自然林となったとして、世界的に注目を浴びたのだそうです。
ぼくねんさんは「生きものには森が必要なのだ」というコンセプトを持って、展覧会をされています。
何かが発酵していく過程のような、まだこれからのような、それでいてゆるやかにそして大きなインパクトをもらったような、そんな雨の午後でした。

龍村監督との1枚です。

今日は、作品展を見るのと同時に、地球交響曲(ガイアシンフォニー)の監督、龍村仁さんとジャーナリスト高瀬毅さんの3名でのトークライブに行きました。
自然豊かな沖縄県伊是名島に育ったぼくねんさんと、ぼくねんさんを映画「地球交響曲」に撮影した龍村監督がそろって登場したときに、
野生の風が吹いて、野生、自然に沿った生き方をする=地球と一体となって今を生きるということの、美しい旋律を聴いたように思いました。

ああ、こんなふうに「在る」ということを、目の前に見せてくれる人がいる。
色濃く、それでいて、自分がなく、押し付けないのに、迫り来る迫力と存在感。
ぼくねんさんの目は温かくて力強くて、信頼に満ちていて、握手した手のひらは厚くて熱さとあたたかさが伝わりました。
龍村監督は、シンプルに気さくでした。
出会った初対面で、「この人に映画に出てもらおう」という直感的なひらめきがあり、これまでの第6番までの6編の映画も、そのようにして登場する人を決めてこられたのだそうです。
高いところへ引き上げてもらったような、志を高いところへ明確に持てた、そんな時間でした。
東京は雨が降って、暑さが和らぎました。まるで秋のような涼しさが訪れていました。
明治神宮の砂利道を、雨がはねてしまわないように気をつけながら、傘を差して歩いていくと、外国の旅行者たちに幾人も出会いました。頼まれてシャッターを切ってあげながら、
静かに穏やかな気持ちが広がるのを感じました。
明治神宮の杜は、植樹されて88年経ち、38年前の調査で、人工林が自然林となったとして、世界的に注目を浴びたのだそうです。
ぼくねんさんは「生きものには森が必要なのだ」というコンセプトを持って、展覧会をされています。
何かが発酵していく過程のような、まだこれからのような、それでいてゆるやかにそして大きなインパクトをもらったような、そんな雨の午後でした。

龍村監督との1枚です。
2008.
08.
16
京都の大文字送り火の日でした。
子どもの頃は毎年、祖父母の家に行き、そこで誕生日を祝ってもらい、大文字焼きを見るまで滞在していたものです。
北大路通りにかかる鴨川の橋のたもとで、祖父に手を繋がれながら見た送り火を思い出します。
夜の空に幻想的に浮かび上がる大文字、左大文字、妙法、鳥居、舟形。
人々の頭の隙間から、人ごみの中を祖父に手を引かれながら、浴衣の人たちもたくさんいました。
ご先祖様の魂を送るためのものですから、静かな、幽玄さのある行事ではありましたが、何か嬉しい華やいだものを感じていました。
大人になり、見に行かなくなって久しくなりました。
今日は、意味のある一日でした。
きっと理解するまでに、少し時間がかかると思います。
それほど深い何かが届けられたように思いました。
大事なメッセージを少しずつ理解したいと思います。
2008.
08.
15
柔道の石井慧選手が、北京五輪で金メダルを取りました。
石井選手にメンタルコーチングをしていたのが、ピークパフォーマンスの平本相武さんです。
もともとたくさんの臨床経験を持っておられて、たくさんの方々のコーチングをされてこられた方ではありますが、
NLPを活用したメンタルコーチングで、金メダリストが出たということは、金メダリストがまた1人増えたことに加えて、ほんとうに嬉しい事です。
精神的な強さもさることながら、自分のベストの状態を引き出す、まさに社名のとおり「ピークパフォーマンス」を出すということですね。
最近はスポーツ選手もメンタル面でのコーチングを受けることが普及して来ていますが、
やっぱり単にコーチングというよりも、NLPコーチングであることのパワフルさを感じます。
ともあれ、石井選手、平本さん、おめでとうございます!!!
2008.
08.
13
フリーで活動するようになってから、3回目の夏。はじめての予定のない誕生日でした。
退職後過去2回の夏は、米国NLP協会代表のクリスティーナ・ホール博士のトレーナーズトレーニングを受けていました。
今年もNLPの学びを受講するチャンスはあったのですが、「自分」の芯を大事にしたらどうなるか、と考えて受講をやめました。
昨年の誕生日から今日までの一年を振り返ると、ほんとうに色々な学びと成長がありました。
たくさんのチャレンジと、たくさんの出会いと、たくさんの挫折と、たくさんの感動、そして多くの気付きがありました。そして、随分遠くまできたのだなあと振り返ることができます。
これからの一年は、どんな一年になっていくのでしょうか。
更にシンプルに、自分の芯にあるものを見出し、磨き、そこから動いていければと思います。
具体的に今の私に必要なのは、事務をこなしてくれる人だなあ。とつくづく思いつつ、日々色々な事を思いついては、これを具現化したいなあ。と思ったりしています。
そして、更に伝える力を磨きたい。
伝えたいなにものかが、伝えられる形を持つのを待っている、と思うときがあります。
伝えたい事を伝えられずにもどかしい思いをする事があります。
更に精進したいと思います。
そして、忙しくしすぎるのを辞めて、本当に大切な事だけに行動を絞り、思索する時間を持ちたいと思います。
昨夜から今朝にかけて、たくさん降り注いだであろうペルセウス座流星群のもとで、昨夜はとても意義の在る対話の時間を持つ事ができました。
自分の今を整理して、これからに思いを馳せる。
自分自身を創造する、そんな道を更に極めて行きたいものです。
今日出会った言葉。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あなたは自分の内側にひとつの最高傑作を隠し持っている。
だが、あなた自身が道に立ちはだかっているのだ。
ちょっと脇によければ、その最高傑作が現れてくるだろう。
誰もが最高傑作だ。というのも、神はなにひとつ、それ以下では誕生させないからだ。
誰もが何生にもわたってその最高傑作を隠し持っている。
自分とはいったい誰なのかも知らずに、ただ表面で何者かになろうとしてーー。
何者かになるという考えを落とすがいい。
あなたはすでにひとつの最高傑作なのだ。
そのあなたをもっと良くすることなどできない。
あなたはただそれに気付き、それを知り、それを悟ればいいだけだ。
--Osho--
2008.
08.
12
とても素敵な旅へのお誘いです。
ホワイトパインジャーニーズ主催の「荷物のない旅2008」。
ほんとうに最小限の荷物だけで、アメリカミネソタ州をカヌーでめぐる旅です。
”自分を制限するこころの中の「荷物」を手放し、自分に取って本当に必要なものだけで生きていく人生、それが「荷物のない旅」。その「旅」をガイドするのがわたしたちのミッションです。”──「ホワイトパインジャーニーズ」サイトより転載
今年のルートは、ほぼ全行程、カナダとアメリカの国境上に位置する湖を渡るそうです。
コーチのザリッチひろえさんご夫妻が主催されていますので、旅の前後には、きちんと質問を受けて自分を振り返り、見つめる時間があります。そして大自然。
ああ日程が合えば、ぜひ伺いたい。そう思います。
参加できない残念さが募りますが、
なんと、現在まだツアー参加者を募集中とのことです!
想像するだけでも、本当に豊かな時間であろうと思われますし、ザリッチひろえさんは、尊敬する、とても素敵な女性です。
芯があって、可憐で、落ち着きがあって、直感や感覚を大切にして、本当に大切なものを知っている人です。
ぜひ、日程の調整をつけてご参加になってみてはいかがでしょうか?
「荷物のない旅」
日程は9月11日(木)~ 9月17日(水)です。
(この日程に参加の場合、日本発9月10日(水)、日本着9月18日(金)となります)
ホワイトパインジャーニーズ主催の「荷物のない旅2008」。
ほんとうに最小限の荷物だけで、アメリカミネソタ州をカヌーでめぐる旅です。
”自分を制限するこころの中の「荷物」を手放し、自分に取って本当に必要なものだけで生きていく人生、それが「荷物のない旅」。その「旅」をガイドするのがわたしたちのミッションです。”──「ホワイトパインジャーニーズ」サイトより転載
今年のルートは、ほぼ全行程、カナダとアメリカの国境上に位置する湖を渡るそうです。
コーチのザリッチひろえさんご夫妻が主催されていますので、旅の前後には、きちんと質問を受けて自分を振り返り、見つめる時間があります。そして大自然。
ああ日程が合えば、ぜひ伺いたい。そう思います。
参加できない残念さが募りますが、
なんと、現在まだツアー参加者を募集中とのことです!
想像するだけでも、本当に豊かな時間であろうと思われますし、ザリッチひろえさんは、尊敬する、とても素敵な女性です。
芯があって、可憐で、落ち着きがあって、直感や感覚を大切にして、本当に大切なものを知っている人です。
ぜひ、日程の調整をつけてご参加になってみてはいかがでしょうか?
「荷物のない旅」
日程は9月11日(木)~ 9月17日(水)です。
(この日程に参加の場合、日本発9月10日(水)、日本着9月18日(金)となります)
2008.
08.
11
あるメーリングリストで知った言葉です。
心に響いたので、転載させていただきました。
○○●●○○●●○○●●○○●●○○●●○○●●○○
北米のブラックスプール族、五部族の代表の声明です。
私たちは長い間、大地に眠るものを決して取り出してはいけない、と 言い伝えられていました。私達は聖なる大地の守り人でした。しかし、合衆国政府の前に私達は無力で、ついに、大地から 取り出してはいけない、と言い伝えられてきたものが 取り出され そして、命を守る火が 命を奪う火として 使われてしまいました。 私達は日本の皆さんに 守り切れなかった事を 大変申し訳なく思います。それは ウランであり、それから 原子爆弾が造られました。
文明国の皆さんに言います。母なる大地は 資源ではなく、命の源です。 経済やお金と引き替えに 命の源を削るのを やめてください。 お金と引き替えに、ほかの生物を殺すのをやめてください。
●●○○●●○○●●○○●●○○●●○○●●○○
自分の心や、体の声を聴くということと同じように、大地の声を聴き、大地のこころを聴いて生きる。
母なる大地を、命の源として
わたしたちは、切り離された1人1人の人間ではなくて、たった一つの地球という、母なる大地にともに生かされている存在のうちのひとつ
自分の体をいたわるのと同じように、大地を労わり、大切にする。
そんなことを、切実に思い出させてくれました。
2008.
08.
10
昨日に引き続き、マスタープラクティショナーコース。
今日はリーダーシップ、ディズニープランニングストラテジー、そしてニューロロジカルレベルの統一でした。
ここまでで15日間の学びを経ている受講生の方々のワーク進行は、さすがで、深い体験の場を作り出しています。
一貫性。
ほんとうの自分自身と繋がって
その状態から選択し、行動することで
どれほど豊かな世界が更に広がるのか、想像もつかないほどです。
来月にお会いするまでに、どんな変化や体験をされてこられるのでしょうか。
そして、この体験が半年後、1年後、5年後、10年後の未来にどんな素敵な影響を及ぼすのでしょうか。
自分を超えた大いなるものとつながっているんだということを
意識のレベルでも体験し、気付く事ができる
そんなワークだなあとつくづく思いました。
2008.
08.
09
NLPマスタープラクティショナーコース、第3講。いよいよ折り返し地点です。
朝から驚くほどの暑さの中、有明TFTビルでの開催です。
一ヶ月ぶりに集う受講生の皆さんは、笑顔がぴかぴかになっていたり
すっとした立ち姿が人目を引くようになっていたり、美しくなっていたり、
存在感を増していたり、瞳がきらきらになっていたり
それはそれは、始めてお会いしたときとは全然違います。
プラクティショナーコースを受講し終わってから、何らかの環境の変化が起こっている方も多く、更にその地点から、自分自身を掘り下げて、自分を知ること、一貫性を持つことで、他者への影響力を増していく学びの段階に進んでいます。
今日は、ビリーフチェンジの3つのワークを行いました。
ビリーフとは、思い込みのことです。
生まれた後に経験、体験することを私たちは、シンプルに○=△、という形にして覚えます。
ディズニーランド=楽しい。
暗闇=怖い。
夏休み=懐かしい。
映画=アドベンチャー
などなど、人によってさまざまな○=△というものを持っているものです。
これをNLPでは「プログラミングされたもの」という言い方で呼ぶこともあります。
人は、プログラムされたものや、ビリーフに従って、物事を決定したり、行動を起こしたりします。
望ましいことに活用されたり、自分が目標や夢を実現する際に有効であるものは歓迎ですが、
自分が望みを実現したいときに妨げになるビリーフがあったとしたら、
それを書き換えることができるといいですね。
ビリーフは自ら体験によってつくったものですから、それを望ましいものに作り変えることは可能です。
ということで、望ましくないビリーフを書き換えるためのワークを3つも連続して行いました。
人によって、どの書き換えのワークがヒットするのかは違います。
けれども、最後に行った「ダンシング・スコア」のワークは、見ていて圧巻でした!
一人ひとりが、それぞれの思いを形にして、まるでダンスを踊るように、移動しながら自らのビリーフを望ましいものに変えて行きます。
パワフルな方あり、森の中で深呼吸をしているかのような方もあり、こころから楽しんでいる方、瞑想のような状態の方、力いっぱいの方、どの方も、ほんとうに素敵です。
自分だけの体の動かし方があり、自分だけのダンスがある。素敵なことですね。
そして、ダンスを踊る事で、行き詰まった状態から、望ましい状態に変わる。
古来から人類の祖先が行っていることの、意味を改めて教えられる気持ちにもなりますし、
集団で同じ踊りを踊る事も、団結力を高めたり一体感を高めたりするのに有効ですが、
一人ひとりのダンスを見出すのも、ほんとうに美しいものですね。
マスタープラクティショナー第3講は、明日もつづきます。
2008.
08.
07
10日間のリチャード・ボルスタット博士のプラクティショナーコース。今年東京でのコースが終わりました。
今年の東京では、「Mind Your Language」という、言語に関する4日間のものと、「脳のユーザーマニュアル」という、脳の仕組みを知って、脳を活用する6日間のものを受けました。
リチャード・ボルスタット博士は、愛情が広く深く、繊細に見事に、私たちの中から慈愛や、自発性や、望ましい方向へ進んでいくという方向性を埋め込んでくださり、
4日間のコースも、6日間のコースも、見事に着地するべきところへ、ひとつステージを上げて着地させてくださいました。

教え方の見事さ。物語の活用。表現力の豊かさそして、細やかな感性、そしてユーモア。
意識的に学んでも大変に分かりやすく愛情溢れる大満足の時間でしたが、無意識的にもかなりいいものを埋め込んでくださったようで、
実にすっきりと、物事が望ましい方向へ進んでいることを感じました。
終わった後、テラス席で懇親会でした。
海と夕焼けがうつくしく、空が青く広く、
開放感いっぱいに、リチャードボルスタット博士のコースの打ち上げをしたのでした。
2008.
08.
01
八月葉月になりました。今日は対馬など日本の一部で皆既日食が見られる日でした。
そして新月。
月は1年に13回、地球の周りを回っているのだそうです。
地上にいると、毎日、上って、沈んでいく月ですから、13回しか回っていないんだ!
と、知ったときには驚きました。
月の満ち欠けは29.5日のサイクルで回っています。
皆既日食ということは、今日は、地球と太陽の間を、月が通る日。
つまり、太陽から言うと太陽、月、地球の順に一直線に並ぶ日です。
興味深い事に、太陽と月の実際の大きさは全く違うというのに、地球からの見かけ上の大きさはほぼ同じなのです。
今世紀は、皆既日食の起こる頻度が高いそうですね。
来年の夏も、屋久島や奄美大島あたりで見られるそうです。
日常のせわしさや、夏の暑さから少し離れて
こんな、わたしたちの住む、地球や宇宙の運行について考えを馳せることは
私にとって、好きなことのうちの一つです。
リチャード・ボルスタット博士のワークショップ会場で、
私と同じ「コズミックダイアリー」を使っている方が意外と多くいらっしゃいました。
宇宙のサイクルにあわせた手帳のことなのですが、
宇宙の刻む時間には一定の法則があり、その法則にしたがってカレンダーを刻むことで、自然時間に沿ったナチュラルな流れに乗ることを可能にしてくれます。
この手帳を使い始めてから、俄かに忙しくなって、こうなったらいいな、が実現してきているのが実感できます。