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2006. 03. 31  

 自分に対するイメージというのは、自分の心の持ちようにより、絶えず変化しています。

 わたしが元気いっぱいの時と、何となくふさぎがちの気持ちの時。
 やれば何でもできると思える時もあれば、すごく小さな自分しか見えないときもあります。

 そんなことって、ありませんか?

 NLPを学んでいる山崎啓支さんから以前、このようなことを言われました。

 「どうか皆さん、自分の中の一番大きなものと繋がっていてください。」

 それは、自己イメージのことについて、冒頭のようなお話をされていたときに出てきた言葉です。


 ある方から、今日嬉しい言葉をいただき、私の中にあるコンセントかチャンネルか、そんなものが、銀河と繋がる感覚をとりもどしました。

 銀河と繋がる感覚?!

 変なこと言わないでよ、

と思われましたでしょうか。

 私、時々、人が引いてしまうような突拍子もない発言をするらしいのですが、、、

 NLPの願望実現コースで、ちょっとしたワークをしたときに自分のアイデンティティが「アンドロメダ星雲(銀河)」になってしまった時があり、

「自分の中の一番大きいものに繋がる」、ということが、私の中では、「アンドロメダ星雲に繋がる」、ということになるのです。


 あなたが、自分のことを最も素晴らしい存在として見られるのは、どんなときですか?
 そして、それは、どのようなイメージを伴っていますか?
 例えると、どんなものになるのでしょうか?

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2006. 03. 30  

 桜が咲いて、雪が降る。同時に起こった今日でした。

 桜と雪。舞い方がちょっと似ています。はかなさがちょっと似ています。
 可憐さ、奥ゆかしさ、一心なさまも似ていると思います。

 私の中の源にまた焦点があたります。

 コーチングの基本前提として

 「人は誰もが無限の可能性を持っている」

 と言いますね。 ということは、私は無限の可能性を持っているのです

 ∞の可能性。


 楽しみです。私がこれからどのような無限の可能性を開いていくのか。
 私が私になっていく過程。
 

 あなたの中にある無限の可能性、どのように開いていきますか?



 

 
2006. 03. 29  

 嬉しい出会いをしました。その女性は可憐ですが真実に焦点をあてていてくれます。

 「自分が自分だなあと思うときって、どんなときですか?」

 という質問を受けました。

 
 ・短歌を詠んでいるとき、歌会のとき。
 ・コーチングをしているとき。(相手の方の本質に触れているときは、その美しさや力強さに感動して、自分だなあなんて思うことを忘れていますが)
 ・旅をしているとき。特に一人旅。
 ・書きものをしているとき。
 ・子ども心になっているとき。
 ・好奇心いっぱいに行動しているとき。
 ・自然の中にいるとき。
 ・人前で、本当に伝えたいことを語っているとき。
 ・アートに触れているとき
 ・表現活動をしているとき。
 ・場の一体感、信頼感を感じているとき(ワークショップアシスタント、進行などで)

 etc.etc...

 
 最近、私の中の一貫性のなさが気になっていましたが、逆に、一貫して好きなことをしている自分というものに気付きました。

 「ソース」の考え方でいくと、その車輪をしっかり回していることになるのですね。
冒頭の方とはまた別の尊敬する方からこのことを伝えていただいて、「あ、そうか!」と思いました。

 まさに

 できごとそのものは無色透明です。
 それに色をつけているのは私です。
 
 一貫性が無い、という色をつけていました。
 このことは見方を変えると、
 どれかひとつに偏らないで、ソースの車輪全てをきちんと手がけている。要は、大切なことをすべて大切にできている。

 ということになるのですね。



 あなたがあなた自身だなあと感じられるのは、どんなときですか?
2006. 03. 28  
 桜が咲きはじめましたね。おだやかな風とあたたかな陽射しの中で見上げる桜は、まるでずっと前からそこに咲いていたかのようです。

 中原中也。今から99年前の1907年に山口県で生まれました。わずか30歳の若さで結核性脳膜炎で亡くなるまで、ユニークな詩を多く残しています。

なぜだか彼の詩には心惹かれます。
私の大好きな詩をご紹介します。


「春宵感懐」 中原中也

雨が、あがって、風が吹く。
 雲が、流れる、月かくす。
みなさん、今夜は、春の宵。
 なまあったかい、風が吹く。

なんだか、深い、溜息が、
 なんだかはるかな、幻想が、
沸くけど、それは(つか)めない。
 誰にも、それは、語れない。

誰にも、それは、語れない
 ことだけれども、それこそが、
いのちだらうぢゃないですか、
 けれども、それは、示(あ)かせない・・・

かくて、人間、ひとりびとり、
 こころで感じて、顔見合わせれば
にっこり笑ふというほどの
 ことして、一生、過ぎるんですねえ

雨が、あがって、風が吹く。
 雲が、流れる、月かくす。
みなさん、今夜は、春の宵。
 なまあったかい、風が吹く。

2006. 03. 27  

 友人が亡くなりました。

 4年ほど前に、よく会っていました。

 2児の母にして独身。美しく、溌剌として、社交的で、行動的で、衝動的で、無鉄砲。

 とても苦労した人生とは思えないほど、人を元気にさせる太陽のような明るさのある人でした。

 しばらく会っていませんでしたが、

 きっと彼女のことだから、また猛スピードでさまざまなことにチャレンジして、そして夢を実現させているんだろうな、と思っていました。

 最期の様子を聞いて、
 なんだか、彼女らしい人生をまっとうしたように思えました。


 2人のお子さんは、これからどうするのでしょうか。



 今私は、ただ祈るしかできません。


 祈るしかできない、


 いのるしかできない。


 
 はるのわかれは、こんなかたちで押し寄せるものもあるのですね



 
2006. 03. 25  
NLP東京プラクティショナー第3講。

今回のリソースパーソンを含めてプラクティショナーコースは3回目の受講なので、3度目のタイムラインの変更でした。

タイムラインのシフトとは、自分が時間について把握している空間配置を変更することです。私の場合、時間は私の左側から右側へ流れている、という把握でした。これを今後の生きたい生き方に合わせて変更しました。

すると、何故か緑溢れるところへ飛び込んで、柔らかな少し丈の長い草原の上をクロールで泳いで行くイメージが湧きました。

とてもさわやかでのびのびした気持ちになりました。

だから暫くは、このタイムラインで行こうと思います。

タイムラインを変えるだけで、人生が変わると言います。何だか楽しみです。
2006. 03. 24  

 小石川植物園。

 映画「外科室」で、つつじが満開の頃ロケ地となったところとして、印象に残っています。


 そこへ、今日でかけました。NPOファミリーツリーのお母さん向けワークショップの打ち合わせ会場だったのです。芽吹き始めた大地に腰を下ろして、打ち合わせをしました。

 広い敷地に、樹齢の高い大きな木々がありました。楠、けやき、杉。木々のひとつひとつに名前のプレートがかかっていました。

 まっすぐ空に向って伸びている太い幹。樹齢の高い樹は、そこに生えているだけで大きな生命エネルギーをもらえるような気持ちがします。

 そのうちの二本に抱きついてみました。耳をつけて、音を聴いてみました。・・・私の感覚ではキャッチできなかったけれど、その幹の奥には何らかの音がするようです。

 なんだかお父さんのようでした。無心に自分を委ねられるような安心感がありました。

 久しぶりに、こころが無心に放たれるひとときを過ごしました。
 春の萌えはじめた空気を体中に感じて、体じゅうの器官が緩んだように思いました。


 自然に接すること、そういえば私の中でとても大切なことだったということを思い出しました。


 一緒に過ごすことができた皆様方、ありがとうございました。

 

 あなたの周りの春。あなたはどんなところから春を実感しますか? 
 
2006. 03. 22  

 必要なときに必要なことが起こる

 と言われます。

 今日いただいたギフトは、ほんとうに在り難いものでした。

 
 真剣に私に関わってくださった方がいらっしゃいます。
 耳のいたい言葉を頂きながら、大きな愛情を受け取っているようでした。

 身近にこうした方の存在を求めていた私には、かけがえのない機会でした。

 求めたから与えられたのだと思います。

 私自身の中での一致感を大切にしたいと思います。

 まず、その方に問われたことを脳にできた大きな空白としておいて置き、自分の中から出てくる答えを待とうと思いました。
 
 ありがとうございました。
2006. 03. 21  
シンプルだけれどパワフルなワーク、と聴きました。

やってみて、うん、確かに単純なのに、体が熱くなり、テンションが高くなるなあ、と思いました。

その後何名かコーチングのクライアントさんにも体験していただいています。

「チェイン・プロセス」。立ち位置を変えて、動作を付けながら
、目標達成に対する不要なビリーフ(思いこみ)をどこかへ追いやってしまいます。

昨日のセッションでは、クライアントさんが動機付けとなるパワフルなビリーフを宣言されているとき、私自身も全身が熱くなるのを感じていました。

ぜひ、そうなってもらいたい。いえ、もうそれはその人の中で既に手に入っていることだ。

そう思う事柄でした。


目の前でみるみるパワフルになっていくクライアントさんを感じていました。
遠方の方なので、今回初めて対面セッションとなりました。

○さん、今回はわざわざお越しいただきましてありがとうございました。

これを書きながら、
あ、そうだ。自分にも変化を起こそう。
自分自身にこのワークを投入しよう、と、思い至りました。

ちょっと今から、やって見ます。

またご報告しますね。



あなたには、手に負えないような困った思い込み、ありますか?
目標達成を邪魔するような考え方の癖は、ありますか?



2006. 03. 20  
今夜は、遊びました
踊って歌って、飛びはねました。

3時間もの長いLIVEを、やってくれました。

佐野元春。20年前からファンとしてツアーのたびに毎回LIVEに出かけています。

この人の心の温度が好きで、このひとの言葉遣いがすきで
このひとの生き方が好きで、そして音楽が、ビートが好きです。

今回のLIVEは、客席にもライトがあたっていたこと、
元春さんが落ち着いていて、いつもより言葉数多く話してくれたことから、

ほんとうに一緒の空間にいて場を共有している身近な感じがしました。

中学生のころ、世の中は暗い話題もあるけれど、辛いこともあるけれど、それでもポジティブに生きるんだ、ということを教えてくれたのが佐野元春でした。

世界で起こっている戦争や貧困へと視野を広げてくれたり、アメリカの文学や音楽を教えてくれたのが佐野元春でした。

今日のLIVEでは、「NEW AGE」という曲が、最も印象的でした。大好きな曲です。
神聖に、新しい年の幕が上がる瞬間を祝っている曲。


佐野元春が初めにステージに登場したときに
「ああ、やっぱり人が人と出会うっていいな」
と思いました。

テレビ、ラジオやインターネットの普及で、バーチャルにその人と接しているような疑似体験はできます。

しかし、生身のその人と同じ場を共有するということから伝わるものほど豊かな交流はないように思います。


3月6日にファミリーツリー代表理事の山田博さんに、そして昨日須子はるかさんにお越し頂いた事を思い出しながら、生身の佐野元春の、あたたかくてチャーミングで思いやりとビート感いっぱいの体温を感じた3時間でした。

2006. 03. 19  

 今日は、ジャストレード株式会社社長の須子はるかさんをお迎えして、今話題の「コミュニケーション集中治療室」を名古屋で開催していただきました。

 はるかさんとは、昨年9月にある学びの場で出会い、お友達としてつきあわせていただいています。今年1月には同じくはるかさんが開催された講師力養成講座を受講するなど、ご縁つづきでした。

 名古屋という土地は、ここ最近、経済的には日本をリードしている地域ですが、いかんせん学びの機会が少ないのです。

 名古屋で何かを学びたい!と思った場合、東京へ出向くことが多くなりますし、そういう方を多く知っています。

 せっかくですから、経済規模に見合った学びの機会がもっと名古屋に増えてもいいのではないか、学びの機会に欠乏感を持っている東海地区の皆さんに、はるかさんのワークショップを受けてもらいたい!ということで、大人気の講座を、ぜひ名古屋でも開催していただけないかなあ、と思い、今回の運びとなりました。

 楽しかったです!

 「神は細部に宿る」といいますが、実に実に細やかなところまで配慮の行き届いたプログラムで、飽きさせないどころか、皆さん初めからものすごく引き込まれていました。

 エンターテイメントあり、ユーモアあり、ゲームありで進められる「コミュニケーション集中治療室」は、楽しく、深く、あたたかい♪そんな場でした。

 はるかさんの心の大きさ豊かさ、遠い先まで見据えたミッションが、その微笑みににじみでていて、そうした在り方そのものが場に広がって、あたたかい、そして親しみのある空間ができていました。

 はるかさんに来ていただいてほんとうによかったなあ。と、講座が始まった直後に思い、そして最後までそう思っていました。
 私は嬉しくて終始にこにこしていたようで、前で進行されていたはるかさん、ひろみさんそして、ご参加された方からも、そのように言われてしまいました。

 心地のいい空気感って、あるのですよね。
 体の感覚は正直です。
 この感覚、大切にしたいです。


 昨日の日経新聞にも記事が載っていましたが、この「コミュニケーション集中治療室」今回名古屋でも、すぐに満席になり、キャンセル待ちされた方や、ご参加できない方が続出してしまいました

 そこで!

 ぜひ第2弾も!
 
 と、熱いラブコールをお送りしております。
 またご案内できると思いますので、楽しみにお待ちくださいませ!

 ジャストレードのはるかさん、ひろみさん、ありがとうございました。
 
2006. 03. 18  
家の中で、ほっとくつろげる空間がありますか?

家に帰ったとき、心が開放されますか?


身近な人と快適に過ごしたり、更に関係を深めたりするヒントは、実はとってもシンプルです。それはもう既にあなたの中にあるのです。

 シンプルで効果的な、どこでも役立つコミュニケーション体験をしていただきながら、身近な人を大切にするヒントをあなたの中から見つけ出してみませんか?
今ある関係がもっとよくなったら、更に快適な空間が広がるかもしれません。

 毎日いい関係のために工夫しているけれど、更にいい関係づくりのためのコツがあるとしたら、活用してみたいという方。

せっかくだから自分の日ごろのコミュニケーションの見直しをしてみたい方。

ぜひお越し下さい。お待ちしております。


日常が楽しくなるような小さなヒントをたくさんお持ち帰りください!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

日時:4月1日(土)13:30~16:30
場所:クレディ・スイス生命保険(株)名古屋支社レクチャールーム
   名古屋市中区錦2-18-19 三井住友銀行名古屋ビル5F
   地下鉄東山線・伏見駅3番出口より東に徒歩3分
会費:2,000円(特別割引価格)
定員:30名
主催:異業種交流会「エンジョイ」樫塚一喜
講師:私、葉月こと大江亞紀香
申込み:お名前・メールアドレス・連絡のつきやすい電話番号を明記の上、以下へお申込み下さい。FAX:052-220-0706
 E-mail:kazuki.kashizuka@cslife.co.jp
 TEL:090-9338-4127


受講料が特別割引となっており、既に半数は埋まっています。お申込みはお早めにどうぞ!
2006. 03. 17  
ちょっとゆっくりしました。
春の野原。

旅立ってゆくものと
見送るもの。

ちょっと可愛く描きました。
2006. 03. 16  
東京コミュニティスクールの卒業式参列してきました。
一年半前に開校して以来、初めての卒業生です。

残念ながら私は途中からの参加となってしまいましたが、
いつもは元気いっぱいに自由に動き回っている他の子どもたちも
静かに着席し、厳かな雰囲気が漂っていました。

卒業生はたった一人でしたが、その一人の卒業生へ、そしてこの新しい試みのスクールへ、限りない慈しみと祝福の空気が流れていました。

あたたかくてアットホーム。
スクールの代表の久保さん、校長の市川先生はじめスタッフの皆さん
こどもたち
こどもたちの保護者の方々
来賓の皆様


全員が顔と名前が分かって、どう言う人か分かり合っていて

直接、間接的にこどもたちが育まれていく現場に関わっている。

どこの誰だか分からない役割だけの来賓は一人もなく、
そこにいる大人たち全員がこのスクールを心から応援し、子どもたちの成長を心から願う空気がありました。

来賓の方々の言葉も、とても重みがありました。こどもたちも、たいくつにしているのではなく、集中して聞き入っていました。

形式ではない式って、いいですね。

式後、スクールへ移って、全員で懇親会をしました。
保護者の方々や、ボランティアでスクールに関わっている方と、会話する機会を持つことが出来ました。

スクールを設立、運営する側も世の中を切り拓いていくパイオニアですが、こうした新しい試みの学校に、少数派であっても勇気を持って自分の信じる価値を大切にして決断され、お子さんを通わせている親御さんたちも、パイオニアですね。今日お話を伺うことを通じて、つくづくそう思いました。

懇親会後、市川先生を囲んで、最近のスクールの写真上映を通じていろいろなお話を交わす場となりました。

その中で一番印象に残った事。

この学校は「コミュニティスクール」という名前の通り、地域で子どもを育むという現実を作り出している!ということです。

子どもは、親だけが育てるものでもなければ、学校だけが育てるものでもなく、地域や社会全体で育てるものだ

とは思ってきましたが、

これを実に地道にかつ着実に実行され、実現されているのだ!という数々のエピソードに出会って行ったのでした。

スクール運営に協力する方の多さ。それを喜んで受け入れていく柔軟なスクールのあり方。

だからこそこれほどオープンに見学を受け入れているのだし、久保さん、市川先生、ナビゲーター、スタッフの皆さんがオープンな朗らかなあたたかい人たちばかりであるのだなあ。とつくづく、ここのスクールの「あり方」の希少さに眼が行ったのでした。

人はつい自分のしていることに対して、自分の正当性を知らず知らずのうちに主張していたり、自分のやり方が一番だとかたくなになってしまったりしがちですが、そうした固さはここには微塵もないのです。

ほんとにそれが素晴らしいことだと思います。

個人として、そのように生きている方を尊敬していますが、
ここは、組織体として、それを実現しているのでした。

関わらせていただいて、学ばせていただいている事のありがたみをつくづく感じるのです。

こうした学校が広がることを願っていましたが、まずはこの学校の素晴らしさを、もっと多くの方に知ってもらいたいと強く思った一日でもありました。


卒業生の女の子に小さな花束をプレゼントして、そのことが私自身の心の中へ、花束をプレゼントしたことにもなりました。


東京コミュニティスクールのみなさま
卒業式に参列された、スクールに関わっているみなさま
参列されなかったけれども、スクール運営に関わっている方々
在校生卒業生のみなさん

そしてこうした場にめぐりあわせてくれた不思議な力に

心からお礼申し上げます。ありがとうございました。





2006. 03. 15  

 満月。

 半年間かけて行ってきた、私を自由に解き放つ旅が終焉を迎えています。

 驚くほど急速に成長できたのが6ヶ月前の満月の日。

 その日、見えるものすべてが新鮮で、まるで新しい世界に眼を開いたようでした。

 月の光に照らされた東京の街を、その中心で、ひとり窓辺に座っていつまでも流れる車の明かりと、電車の明かりを見下ろしていました。そのときのひんやりとした窓辺の空気と、思いがけずラジオから流れてきた大好きな曲を、今でもはっきりと思い出すことが出来ます。


 その日から、満月の日が区切の日となりました。

 10月の満月の日、小淵沢で
 11月の満月の日、ベトナム、ホーチミンで
 12月の満月の日、沖縄で
  1月の満月の日、ようやく名古屋で、NLPの学びの帰り道に
  2月の満月の日、名古屋で。NLPマスタープラクティショナー受講終了日翌日に、
夜空を見上げていました。

  そして今日の満月。ふたつのプロジェクト完了の日。
 
 今日という日は、長い間私が温めていた構想や、私が関わりたいと思っていた分野での活動を形にすることができた、完了の日でもありました。

 3月15日。今日、卒業式のような気持ちです。

 「自分発見・わたしが変わる?!」ワークショップ4回シリーズ終了。何年も前から温めていたものでした。多くの方に体験していただくことが出来、そして今日の最終回は、更に深く自分を探り、それを絵にして頂きました。

 お母さん向けワークショップ「育自のための素敵な魔法♪」2回シリーズ終了。今回もあたたかいよろこびのさざなみが広がるのを感じることができました。

 どちらも私なりの体験を踏まえ、強く関わりたいと望んでいた分野だけに、感慨もひとしおでした。


 そして、ある手紙が舞い込みます。

 
 ひとつ手放すと、つぎのものが手に入ります。

 
 区切をつける時がきました。
 やってみて、完了感に満たされています。

 そして
 つぎのものが押し寄せてきているのを感じることが出来ます。

 よろこんでそれらを受け取って行きたいと思います。

 変化の潮に乗って行きます。

 成長するための新しい旅が始まります。


2006. 03. 14  
 寒の戻りですね。
 昨夜名古屋は雪が降りました。

 3日ぶりに名古屋の地上に出ると、東京よりやはり(毎回戻ってくる度に名古屋の方が寒い!と感じます)ずっと寒い、つんとする空気に包まれました。街灯の明かりを見るともなしに見上げると、ちらちらと雪が舞う姿が。「あ、雪だ」という自分のつぶやきを耳にしながら、足早に自宅へ向ったのでした。

 先週土日は、NLPラーニング主催、プラクティショナーコースの第2講でした。

 今回も素晴らしい学びの場でした。

 受講されている方々の学びの深さ、日常へのつなげ方の深さに感服していました。日ごろから持っていらっしゃる脳の空白へ、新たに学ぶことがらが深く沁み込んでいくということなのでしょうか。

 シェアを聴くにつけ、それらが相乗効果になって、また深く理解を促す。
私は山崎さんからプラクティショナーコースを受けるのが3回目になるのですが、まるで初めて受講するかのような新たな学びに出会い続けています。

 それは、リソースパーソンという立場であるから、と言うことも在るかもしれません。しかし、受講生の方々のあり方、シェア、学ぶ姿勢からも大いに刺激をうけています。

 スポンサーシップ、このことを更に大切にして、残り3講を200%の力で場に関わり続けて行きたいと思います。

 すばらしい学びの場にいられることに感謝するばかりです。
2006. 03. 09  
 
 昨日夜、第3回目を開催しました。今回は「絵から自分を知る」というテーマです。

 まずは、「今の気持ちを絵で表現すると?」から始まりました。

 皆さんそれぞれにお楽しみいただけました。2回目にも参加してくださったnasu_eggplantさんのサイトにも、昨日2回目の感想が載っていますのでご覧下さい。

 毎回やって見るたびに皆さんの反応や手ごたえから、ますます「自分を知る」ことへのワークショップアイデアが沸いてきます。

 参加者の皆さんのパワーが開始時間から徐々に高まって、熱を帯びてくることを感じることや、参加者の方同志の生き生き感の交換を目の当たりにすることが、またわたしのエネルギーの源になっています。

何より誰より、私自身が楽しんで取り組んでいるかもしれません。

ご参加頂きました皆様、ありがとうございます。

 4回シリーズの「自分発見・わたしが変わる?!」ワークショップもいよいよ来週水曜日15日が最終回となりました。

 時間は18:30~21:00、場所はウィルあいちセミナールーム3です。一回のみのご参加もOKです。更に、これまでご参加いただきました皆様は、これまでの資料をお持ちくださいませ

 どうぞ楽しい自己発見のひとときを過ごしにお越し下さいね。

 皆様のお越しを楽しみにお待ちしております♪
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これまでご参加頂いた方々の感想をご紹介致します。
【1回目】
・目からウロコが落ちました。勉強になりました。
・とても話しやすくて楽しかったです。分かりやすかったです。
・なりたい動物の理由が、尊敬している人=なりたい自分になっていることが印象に残りました。
・なりたい動物と好きな人が自分の中に既にある事が印象に残りました。
・自分を改めて発見できました。きっかけを作って下さり、ありがとうございました。
・相手を主体にして話を聴くことを早速実践してみたいです。
・自身の思いや気持ちを引き出すきっかけとなりました。他の人以上に、コーチングをつづける事で自分を知ることができるかもしれない。
・自分の再確認ができてよかった。

【2回目】
・最初の自己紹介ゲームは、いろんな形があって面白いです。いろんな発見があります。
・ゲーム楽しかったです。私は表現するのが好きなんだと思いました。
・「私は○○です」の未来のところでは、本当になりたい自分がいっぱい出てきたのでびっくりしました。
・何にでも恐れず挑戦していきたいです。今ある自分を最大限に活かして魅力的になります。とても楽しかったです。ありがとうございました。
・やっぱり束縛がキライと気づいた。
・未来の私を考えると楽しくなりました。素直な笑顔が出せました。楽しかったです♪
・ゲームでビビる私だけど、やったら案外楽しかった。えー?!と思うことでもやってみると楽しいかもと思った。(喰わず嫌いをなくすことができるかも)
・仕事の疲労感があったけど、楽しかったです。
・コミュニケーションゲームが印象にのこった。自分のリアクションにビックリ!
・久しぶりに葉月のワークショップを受けられて嬉しかった。
・幸せ、充実した人生を求めている、ということが印象に残った。
・時間がとても早く感じました。
・やはり1回では物足りないですね。次回もきます。4回出るとよいのだろうと思います。
・内容的にはだいたいやったことのある感じのワークが多かったので、私としては少し物足りないけれど、元気な女性と関われたことが嬉しかったです。
【3回目】
・直感やひらめきは大事だと思いました。そこからわかる自分を知るということは面白いです。
・最初の自己紹介で絵を描くってのはおもしろかった。絵をフィードバックすることによって意外なことがたくさん分かるんだなあと思った。絵によってのワークは右脳を使えて、女性にはよいなあと思った。(なすさん)
・友人を2人呼んで、二人ともキャラを活かして存在してくれたのでとてもよかったです。またこのようなワークショップを改めて開いて欲しいです。もっとたくさん案内したい人がいたので。たくさんの人に受けてもらえるとよいですね。(なすさん)
・思わぬ発見があり驚きました。自宅でもう一度振り返って見たいと思います。
・お誘い頂きありがとうございました。とても楽しく学ぶことができました。
・自己紹介では「~です」というより「こうなりたい、こうでありたい」みたいなのが後で考えて見ると強かったです。(イソちゃん)
・今進んでいる方向がより分かって安心しました。楽しかったです。ありがとうございます。
・もっと自分を理解して表現できるようになれればいいなと思った。今日は頭で深く考えずにふっと思ったことを絵にしたので、自分のこともっと知らなければと思った。とてもとても、楽しかったです。

2006. 03. 08  
NPOファミリーツリーの活動のひとつ、お母さん向けワークショップを、名古屋で開催しました。名古屋でのファミリーツリーの活動は初めてのこととなります。

 関東を中心に活動しているファミリーツリーですが、せっかくこのような素敵な取り組みがあるのなら、全国に広めたいなあと思い、まずはわたしのホームグランドである名古屋で開催したという次第です。

 私には子どもがいませんが、様々なニュースを聴くにつけ、子どもも、子育てしているお母さんも苦しかったんだろうなあ、と想像することがよくあります。

 そして、昨年9月まで勤めていた職場で、ワーキングマザーの悩みを聴くこともよくありました。高校や大学時代の友人の子育ての悩みを聴くこともよくあります。

 「どれが普通なの?」「普段皆どうしているの?」「そういうことを聴くと焦ってしまう」「ほかのお母さんたちはこうなの」など、他の誰かと比較したり、なぜか「ふつう」であることに拘っていたり、はみ出したり遅れをとったりしないようにに気を遣っていることが分かります。

 私自身、結婚していたとき、もし子どもが出来たら、ちゃんと子育てできるんだろうか?と、き憂(きゆう・「き」が漢字変換できません・・)に過ぎないことを悩んでいたことがありました。

 自分自身が子どもだった体験も含めて、お母さん自身が自分のことを大切にして、元気でいきいきしていることが実はとっても子育てのためにいいのではないかと思いました。

 ファミリーツリーの「育自のための素敵な魔法」は、そうした趣旨にのっとって、子育てに奮闘しているお母さん、お父さん自身が元気になるようなプログラムになっています。関東で何回も開催され、練り上げられたものだけに、シンプルなのに内容が濃いものになっていると思います。

 今日のワークショップは、あたたかな場となりました。たった2時間でしたが、参加者お一人お一人が心をあたたかくしてお帰り頂いたように思います。

 このワークショップは、15日水曜日に続編があります
10:00~12:00、ウィルあいちセミナールーム3にて開催します。
 2回目のみの参加も十分にお楽しみいただけます。

 ご興味のある方は、当ブログの「メールを送る」欄から、もしくは
hazukicoach@yahoo.co.jpまでご連絡ください。

 なお、次回は絵を描きますので、色鉛筆、クーピーペンシル、クレヨンなどを各自お持ちくださいませ。

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【参加された方の感想】

・承認されることの大切さを学びました。家へ帰って、家族それぞれにお互いを承認しあう機会を持ちたいです。

・とってもあたたかい場を提供してくださってありがとうございました。自然体でいられました。

・一人一人の素晴らしさをみつける喜び。自分のすばらしさを聴かせていただく喜びに感謝。「人との出会い」は宝物です。

・お二人の優しく穏やかなファシリテートありがとうございました。

・出会った人たちの思い。今の自分の状態(人がどう感じるか)を知ることが出来、いろんな事を感じられたことが嬉しかったというか、ここちよかった(はるちゃん)

・今までの自分の人生を聞いてもらい、辛かったことを「辛かったんだね」と認めてもらうことが、こんなにも自分にとって大きな事だったとは思いませんでした。たった3人の方に話を聞いてもらっただけなのに今までの苦労が報われるというか、吹き飛ぶというか、辛い過去を乗り越えてきて今の自分がいる。今、自分は幸せだなということを強く感じました。

・皆さんいろんな思い、苦労をかかえてそれでも頑張って生きてみえる。わたしも頑張ろうと思いました。たった2時間でも自然体の自分が出せた事に少しおどろきました。少し気持ちが楽になれました。

・有意義な時間をすごせました。ありがとうございました。自分の中で、少しマイナスモードがプラスになりました。

・人から承認されることが大変嬉しかった。人生のグラフを書いた時に辛かったことも今となれば客観的に見る事ができました。(かずちゃん)

・時間が短い気がします。もう少し長くできたらいいと思いました。(かずちゃん) 

 
2006. 03. 07  
今日はあたたかな良いお天気でした。

相変わらず日曜日からの風邪のせいで、声ががらがらでしたが、空が広く感じられるところで日向ぼっこをしました。

雲ひとつ無い、晴れ渡った空を名古屋の町の真ん中の、とっても静かな場所で見ていました。

ここのところ毎日ばたばたしていたので、自分にご褒美な時間でした。


あなたは、どんなご褒美を自分にあげていますか?
2006. 03. 06  

 小さな炎が、お越し頂いた一人一人の胸に灯ったように感じました。

 浜松や岐阜、津からお越しの方を含め、15人の皆さんにお集まり頂き、NPOファミリーツリーの名古屋第1回勉強会を開催しました。

 日ごろから家族や夫婦の関係改善について活動を行っている方や、何かしたいと思っていながら、まだ動いていない方、家族のあり方について思うことがあり意見交換をしたいと思う方、ほか、ただ山田博さんに会いたいと思う方まで、さまざまな思いの方がいらっしゃいました。

 そして横浜から、代表理事の山田博さん(ここからは、ひろしさんとお呼びします)にお越し頂き、これまでの活動報告を写真を交えてしていただきました。

 この活動報告がとても暖かで興味深いものでした。

 お母さん向けワークショップ、自然体験ワークショップ、キッズキャンプ、ファミリーキャンプの様子。

 写真を見ながら、どのようなことをやったのか聞きます。写真の参加者の方々の表情や姿から、どれほど楽しんでいるのかが伝わってきます。

 それを話してくださるひろしさん自身が本当に楽しく、また嬉しそうです。心からこの取り組みを喜びと感じて取り組んでおられることが伝わります。

 話の内容から、人に関わるあたたかい姿勢が伝わります。大人の中に眠る子どもの要素を呼び覚ましたり、五感をいっぱいに開いたり、子どもどうし、母親同志、父親同志が交流したり、そして子どもたちのしたいように放って置いたり。

 お母さん向けの自然体験では、お母さんたちが本当に子どものように楽しんでくれて、「子どもが公園から帰りたがらないわけが分かりました。」というお母さんからの感想をもらったりしたそうです。

 一番印象的だったのは、キッズキャンプの報告です。大人の側から何かプログラムを用意するのではなく、子どもたちだけで遊ぶ時間を多く設けてあります。そしてそこから一人一人がどう動いていくのかをよーく観察しています。何の手出しも口出しもせず、子どもたちだけで学び、成長するものもあるという姿勢。ああーこれが今の日本の子どもが育つ過程には少ないかもしれないなあと思いました。


 そして、勉強会参加者の方々から一言ずつ感想をいただきました。

 それを聴いて、冒頭のとおり、ひとりひとりの心に小さな炎が灯ったように思ったのでした。

 まずはほんの小さな一歩から。家族が暖かくなれる場、きっかけができるといいですね。

 世の中の財産である次世代の人たち(子どもたち)に、せっかくある知恵や豊かな愛情や、そして自ら考えて行動する力を、押し付けるのではなく体の感覚として得てもらえたらいいなあと思いました。

そしてそういう子どもたちから大人がまた学ぶ。そんな風にして、教えあって、どんな年齢の人たちも更に育まれる、そうした豊かな繋がりが広がるといいと思いました。

 ひろしさん、そして勉強会にご参加くださいました皆様、まことにありがとうございました。

 心から感謝申し上げます。
2006. 03. 05  
  
 人それぞれに、憑き動かされるもの、というのがあると思うのです。

 なぜだか分からないけれど、そのことになるとすごく熱く語ってしまう、とか、無償に心惹かれてしまうものがあるとか、そのことを考えると涙が出てしまう、とか。

 今日はある方と、それぞれに自分の源となっている部分、本質について、図らずも語り合ったのでした。

 熱い思い。涙が出るくらいの、大切なもの。とにかくそれがやりたいんだという気持ち。

 相手の方の気持ちを聴いていると、涙が出そうになりました。
 私の話は、泣きながらしました。哀しいとか嬉しいとかではなくて、もうただ泣けて来るくらい大切な願いがそこにあるのです。


 仕事を辞めて、自分を自由に解放させてあげてから、もうすぐ半年になります。

 この半年で、自分が本当にしたいこと、向いたい方向を大体定めることができたらと思ってきました。

 そして、もうだいたい決まりました。

 人を育む、人が成長する、ということに関わるのが私の生きていく場所(使命・ミッション・道)のようです。

 特にキーとなるのは「子ども」です。「次世代」というのかもしれません。「子ども心」とも言うかもしれません。

 次の世代がより良く生きられるために。子どもといるとき私はとっても嬉しいです。頭で嬉しいと思うのではなく、心で嬉しく感じるのでもなく、細胞や遺伝子のひとつひとつが、お米がふっくら炊けたみたいにつやつやと立っているような感覚を私の体の中に感じることができます。

 子どものような自由な発想、子どものような囚われの無い心。ここにもとても居心地の良さを感じます。

 野原をぴょんぴょんとびはねている子どもが、私の心のなかにいるようです。
2006. 03. 04  
 コーチングコミュニケーション講座の補講をしました。

 更に学びたい方、もっと知りたい方のうち、都合のつく方だけが集まりました。

 少人数だったので、コーチングにおける関わり同様、参加者の方から今日一日で学びたいことや、何を得て帰りたいかを出していただき、それについて学ぶ、という形で進めました。

 実例に即したコミュニケーションのあり方などを全員で意見を出し合ったり、30分間の実際のコーチングをデモンストレーションして、受講生さんたちに見ていただいたりしました。

 そして改めて、相手にペースを合わせることや、さえぎらずに最後まで話を聴く事、自分が知りたいことを聴くのではなくて、相手の人が自分に気づけるようなことを質問するということを押さえていきました。

 限られた時間の中で、どれだけ自分のものとしていただくか。

 講師として工夫することは大いにあると思いました。

 それにしても、人の本質から沸き出る願いは力強く、また、真の輝きをもっていますね。


 今日もそうした美しさに触れることが出来て、心が震える体験がありました。

 人ってほんとうに大きいですね、深いですね、大自然を目の前にしたときのように、畏敬の念を抱く瞬間でした。 
2006. 03. 03  

 仲間たちの情熱たるや、すごいです。


 名古屋でNLPを学んだ仲間たちと、教育機関にNLPを活用、導入するNPOを創ろう、ということになり、現在設立に向けて動いています。

 本当に日中勤めているの?と思うほどのパワーとスピードで進んで行きます。

 わたしのようなのんびり者はすっかり遅れをとってしまうほどです。

 
 一日のうちに飛び交うメールの数の多いこと!

 
 
 気がつくと、浅いところで呼吸してしまっています。

 ゆったりと深い呼吸を意識して心がけようとしていますが、あんまりめまぐるしく毎日が過ぎるので、注意して自分を見るようにしています。

 
 


2006. 03. 02  

 ある会社社長さんとのコーチングの話です。

 彼は引越しが大好きなのです。

 頻繁に引越しをされています。そのことで得られているものは何かと伺うと、次のような答えが返ってきました。

 慣れてくると、ドアの位置、台所、光の差し込む窓の位置、トイレの位置などが無意識に分かってしまう。その「慣れ」が好きではないのだそうです。逆に、新しい環境、初めて出会うタイプの人に接すると、脳が刺激を受けて活性化され、新たなアイデアが沸いてくるというのです。


 TPI-JAPANのIIE研修ファシリテーターをしているのですが、この研修では、慣れた環境を「快適ゾーン」と呼びます。

 人の脳は基本的に変化を嫌うので、自分の慣れたところにいたがる傾向があります。また、自分と異なるタイプの人が来ると、無意識的に警戒をします。知った人、似ている人、慣れた環境のほうが、安心しますよね。

 しかし、世の中や人の気持ちは絶えず変化しているものです。快適だからといって慣れた環境にずっといるままでは、実は変化しないばかりか、世の中の変化についていけなくなってしまう恐れもあるのです。

 
 冒頭に紹介した社長さんは、住むところを変えることを「脱皮」とおっしゃいました。

 快適なところから絶えず脱皮して、新しい環境に身を置く。

 それは、自分に無意識のうちに設けてしまう「枠」(今の自分ならこのくらいのことができるかな?今の自分にふさわしいのはこのくらいのものかな?という思い込み)を打ち破りつづけるということなのでしょう。

 傍目から見て、この変化のスピードが速かったり、枠自体が大きかったり、驚くほど遠くまで快適ゾーンを破ったり、誰もまだしたことのないことをやっていく人・・・そういう人たちが世に言うパイオニアであったり、歴史を新たに塗り替えていく人たちといえるのではないでしょうか。

 
 そして、その力は誰の中にもあるのです。


 ほんのちょっと勇気を出して、自分の快適ゾーンから出てみる。
 はじめはどきどきするかもしれません。こわくてすぐに元に戻ってしまうかもしれません。

 それでも、一歩踏み出したことは事実です。

 こうして、少しずつ、自分の枠を広げてみませんか?

 きっと素敵な出会いがあります。新たな自分、新たな人、新たな環境、出来事との。

 
 こんなときに背中を押してくれるのがコーチであったり、TPIのIIE研修であると思います。

 気になる方は、サンプルセッションをお申し込みくださいね。


 あなたが今破ってみたい自分の「枠」は、何ですか?
 あなたは今、何から「脱皮」したいですか?

 
2006. 03. 01  

 今日で2回目のワークショップ。「今の気持ちを体で表現すると?」という自己紹介から始まりました。

 はじめから皆さんの気持ちがほぐれていきました。

 今日も新たな角度で自分を知る、自分の傾向に気づくことをしていただきました。

 お越しいただいた皆様、お仕事帰りで、雨も降り、お足元の悪い中をご参加いただきまして、ありがとうございました。

 2時間半はあっという間です。

 こうして週1回4回シリーズで開催していますが、まとめて土日に丸2日間くらいとってやってみたい気持ちも沸いてきます。

 そして、女性限定でやっていますが、男性で参加できない方からは、ちょっとがっかり、というフィードバックも頂いています。

 1,2回目の感想はまたアップしたいと思います。皆さん楽しんで参加していただいていていて、うれしい限りです。

 やればやるほど今度はこうしたい、という案が沸いてきて、尽きません・・・。


 「自分を知る」ことはいつまでも終わらないテーマですね。
 なぜなら自分というものは刻々と変化しているものだからです。人は何も力をかけなくても、日々成長していると思います。さらに成長意欲の高い方であれば、なおさら成長されていることでしょう。
 昨日までの自分はこうだったけれど、今日の自分はこんな風に変わった!ということもあるでしょう。新たに気づいた自分の傾向に注目していると、それに関連して更に自分を突き動かすものに気づくこともあるでしょう。

 そして、ワークショップでは、元気な女性が集まってくださっているので、相互に元気なエネルギーを交換し合っていらっしゃり、これもまたお楽しみのひとつでもあります。
 
 後2回の開催日時は、8日水曜日、15日水曜日の午後6時30分からです。場所は地下鉄市役所駅下車徒歩7分のウィルあいちです。

 1回ずつの参加も可能ですので、ご都合のつく方はぜひお越しください。お待ちしております。ご参加希望の方は「メールを送る」から、氏名、参加希望日、携帯電話番号をお知らせくださいませ。

 
プロフィール

株式会社ひらり 大江亞紀香

Author:株式会社ひらり 大江亞紀香
その方のコアからの人生の創造を支援するため、コーチング、NLPを軸に活動しています。

1.自分(存在)を掘り下げ
2.そこから未来を描き、目標を定め
3.人生をクリエイト(創造)する

この道程を通ることで、周囲に振り回されることなく、充実した、幸せな人生を手にすることができると信じ、この課程を支援しています。

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