2009.
07.
07
今日午前中は、NPO法人ファミリーツリーのお母さん向けワークショップでした。
5月から隔月1回火曜日の午前中に、自由が丘の美容室の休日のスペースをお借りして開催しています。
今日も素敵なママさんたちがいらっしゃって、心地の良い、そしてあたたかい時間となりました。
誰かにほめられる、認められることって、大人になっても大切なことですよね。
心の栄養になるように思います。
いつもと同じことをしていても、そうした目でみてもらったという経験があるのとないのとでは、その人の心のありようが違ってきますね。
そして、どんな思いでそれをするか?
が、同じ行動をしていたとしても、
全く異なったものを生み出す。
そう思います。
世界中、古今東西、母という存在は偉大な存在。
母がいなければ、誰も生まれず、誰も育たなかったかもしれない。
母からの無償の愛で、わたしたちは命を授かり、人として育ってきた。
だからこそ、お母さんという存在に、感謝し、敬意を払い、そして、いつも元気でいてもらいたいと願います。
お母さんが元気で、自己尊重感が高いと、子供をはじめ、家族中が元気になり、自分を愛するようになり、ひいては、長い長い目で見て、何世代もの人々が、自分を愛する人として生きていける流れを生み出すのだと思っています。
次回のお母さん向けワークショップは、9月8日火曜日10:00~の予定です。
お申し込みフォームができましたら、またこちらでご案内いたします。
そして、満月。梅雨の晴れ間に美しく、見上げることができました。
織姫と彦星も、出会うことができたでしょうか。
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2009.
06.
17
5月に開催して、好評だったNPO法人ファミリーツリー主催、お母さん向けワークショップ「育自のためのすてきな魔法」の続編を、7月7日火曜日に開催します。
今回からのご参加も可能です。今後も継続的に2ヶ月に一回ずつ開催していきたいと思っています。
託児つきの自由が丘の美容室HAIR STREAMさん(クリックすると音楽が流れますのでご注意ください)で、ご縁あってカットしてもらっているうちに、開催するはこびとなりました。
家族とは、切っても切れない縁がありますが、だからこそ最大の学びがそこにあります。
その家族のつながりに着目しているのがNPO法人ファミリーツリーです。
今日は年一回の総会で、集まった会員でワールドカフェをしたのですが、「家庭力」「結婚」「思春期の子を持つ親のかかわり」「親との関係」について、
たくさんの示唆に富む、さまざまな視点、言葉が交わされ、深まりました。
家族や家庭というのは、人間形成の土台でもあり、人間の作り出すコミュニティや集団のもっとも小さな形であり、実はとても要になるものなのですが、おろそかにしがちなものでもあります。
そんな家族という組織、小集団に意識を向けていくという視点も、ほんとうに自らの学び、成長のためにも、そして社会や世界全体、地球にとってより佳いあり方を模索する上でも、大切だなと改めて思いました。
そして、今回のお母さん向けワークショップです。
家庭の中で、お母さんが元気でいきいきしていたら、次世代が育っていくためにも、ほんとうに意義の在ることだと思います。
自己尊重感の高い人として子供が育つためには、お母さんが満たされて幸せで、自己尊重感が高い状態であるということが大切のようにも思います。
育自の魔法ワークショップでは、お母さんが、しばし役割を離れて、自分を元気にする時間です。
定員まであと2名分お席があります。
お時間のある方は、どうぞお越しください。休日の美容室を借用しています。美容室には日光がさんさんと降り注ぎ、白い壁であかるくて、窓の外には向かい側の白い素敵な建物が見える、環境もいい場所です。
日時:7月7日火曜日10:00~12:00
場所:自由が丘美容室 HAIR ATREAM
参加費:ファミリーツリー会員 1,500円、非会員 2,000円
託児:あり。1,000円。事前にお知らせください。
詳細、お申し込みはこちらのPDFか、NPO法人ファミリーツリーサイト(サイトでは育自のための小さな魔法となっていますが、正式には育自のためのすてきな魔法です)をご覧ください。

2009.
05.
11
2週間前に引き続き、都立高校にて、進路を自立して考え、計画を立てていく授業の2時間を進行させていただきました。
NPO法人日本スクールコーチ協会の活動の一環です。
私が高校時代には、どのように人生や世界を捉えたらいいのか分からず混沌としていた時期でしたし、学ぶ目的が分からず、受験が終わって入学した直後から、また試験づけの毎日に嫌気が差し、赤点ばかりとる生徒になっていました。
そして、成績がいいことや、勤勉に勉強をこつこつすることに価値を置かれている高校生活でしたから、生きている価値を見出しにくく、本当に辛い毎日でした。
だいたいわたしは、こつこつ何かをするというよりも、一夜漬け方式で勉強する方でしたから、3年生になってから、本格的に受験勉強を始めたのです。
こういうタイプもいてもいいと思うのですが、当時通っていた高校では、価値を置かれていない行動でした。
何のためにそれをするのか?理由を見出した人は自ら行動を起こしていきます。外的な要望があろうとなかろうと、内側の欲求から動いていきます。
進学して学生時代には、大好きな国文学を専攻しました。周りには読書好きな友達ばかり。読んだ小説の内容について語り合うことができます。うれしくてうれしくて、こんな話を友達としたかったんだなあと、つくづく感じたのを覚えています。
すると努力しているという気持ちがなくても、いい成績になるもので、高校時代に赤点だらけだった同じ人とは思えないほどトップの成績となりました。
高校生の方々に、どうしても伝えたいと思うことだけを伝えたら、静かに耳を傾けてくれました。
体験談を話すとき、もっとも耳を傾けてくれる、もっとも届いていると感じました。
後半になってくると、一人ひとりと個別に対話したいなあという欲求が出てきました。
何らかの取り組みをやってもらうとか、何かを伝えるというよりも、対話したい。という欲求です。
対話の中でこそ、その人の個別の独自の本質的なものに触れられる。そして、こちらの評価判断のない接し方を体験してもらいやすいかな、と、コーチとしては感じるのでした。
1年生6クラスに向けて同時開催しましたので、ほかのクラスのコーチの方々からも同様の意見が聞かれました。
それにしても、15歳の生徒さんたちに出逢わせてくれたさまざまな計らいに感謝でいっぱいです。
とんがっている子も、かっこつけてる子も、折り紙している子も、一心に話を聞いている子も、さりげなく聞き耳を立てている子も、どんな状態も最高に自分自身であろうとする、その過程を、十分に生きている。
かけなくても、今は言葉にならなくても構いません。「あなたはそのままでOKです」、と、なんどもなんども言いたくなるのでした。
そして、高校の先生たちに、改めて尊敬の念も沸きました。これだけの大人数の生徒さんたちをまとめて、成長を促していくのですから、相当のパワーと愛情なくしては、できないだろうなあと思いました。
私が通っていた高校は、管理教育の見本のようなところでしたので、人間として接してもらっているというよりも、何らかの欠陥の在る存在として見られている感覚があり、愛情を感じることはなかったのですが、ここの高校でであった先生方は、生徒さんたちのことを思っている、教育という血の通ったかかわりを大切にされている、ということが感じられる方々でした。
慣れない進行にもかかわらず今日も2時間付き合ってくれた1年生のみなさん、ほんとうにありがとうございました。
そして、自分の人生を生きて行っていただきたいと願っています。
2009.
04.
27
日本スクールコーチ協会のコーチとして、都内の公立高校にて授業をさせていただきました。
高校一年生が、これからの進路を考えるために、3年間をかけて続く授業の1コマです。
この間中学校を卒業したばかりの生徒さんたちは、本当にかわいくていとおしかったです。
話を聞いている子も、話を聞かない子も、はすに構えている子も、ふざけてくる子も恥ずかしそうにしている子も、どんな子も、そういう時、そういう気持ちになるときってあるよね。。と、いたく共感します。
特に私にとって高校生時代というのは、とてもつらい時期で、大人というものを信頼できないときであっただけに、高校生に直接会ってメッセージを伝えられるというのは、またとない機会で、本当にうれしいことです。
今日はわずか50分でしたが、ともに時間を過ごす機会をくださった高校の先生方と、そしてスクールコーチ協会の方々に心からの感謝の気持ちでいっぱいです。
また2週間後に、同じクラスにうかがうことができますので、今日伝え切れなかったことを、次回に伝えられたらと思っています。
多感な時期を過ごしている高校1年生の方々に、生きるために本当に大事だなと思うことを、伝えることができたらいいなと思います。
ありがとうございました。
2009.
03.
15
あなたは、自分自身を「本物」だと思いますか?
持っているものではないですよ。
社会的な肩書きでもないです。「プロ」としてどれほど活躍されているかでも、ありません。
NLPラーニング東京第11期プラクティショナーコース2日目。
今日はコミュニケーションの本質。信頼関係を無意識レベルで築くこと。自分自身の無意識の優秀さに触れるワーク。
「自分の本物になる。」
そんなこと言われなくても、私は私です。
という方もいらっしゃることでしょう。
偽者のあなたって、どんなあなたですか?
どんなときに自分自身からすこし外れたと思いますか?
わたしたちは生まれてからこの方、知らないうちに偶発的に身に付けたたくさんのプログラムに支配されて生きています。
たとえば、問題を見つけて改善しようとする。
「わが社の問題点はどこですか?教えてください。」と、研修先の企業で尋ねられたことがあります。
私はどこを直したらいいですか?どこがいけないのでしょう?とコーチングで聞かれたこともあります。
実はこの視点、欠点や問題を見つけて、それを直そうとすることも、知らないうちに身についたプログラムです。
よりよく成長するためには、うまくできていないところを見つけて、あるいは指摘してあげて、そこを修正するもの、という考えを持つにいたった、何らかの経験があるのです。
実際は、うまくできていることに焦点をあてていく方が、脳の仕組みから考えても有効ですし、感情としても不快を避けながらいるよりも、快を感じている方がスムーズに行動が出るものです。
2日間でご受講生の方々は、楽しみながら、汗もかき(?!)親しくなり始めていらっしゃいました。
この11期のチームがどんなふうにこれから学びをさらに深め進めていくのか?その潜在力を思うと、なんだかわくわくがとまらなくなってしまいます。
NLPを身に付けることは、心の豊かさを手に入れていくこと。心の自由を手にすること。
広がっていく未来に、
最高にわくわくしています。
ご受講のみなさん、7月までの4ヶ月間、わくわくの深い楽しい旅を、これからも楽しんでまいりましょう。2日間お疲れ様でした!